第202話 勇者1
「勇者様!どうか、この国をお救い下さい!」
夜道で刃物を持った男と格闘中だった…ハズの3人の前に、突然現れた必死な形相を見せた美女。
その美女が、自分達が助けようとした女性とは別人だと気づいて、全てを悟った。
「なぁ、タケル…どう思う?」
「どうって?」
「いかんヤツかどうか?って事だよ」
「ミコトはどうよ?」
「いかんヤツ」
「なんで、そう思う?」
「俺らは、美女に縁がない」
ヤマトとタケルは、ミコトを振り返った。
「せ、説得力ありすぎ」
3人ともその場にへたりこんでしまった。
「あ、あの…勇者様?」
「で、ここどこ?あんた、誰?」
ヤマトが美女に尋ねた。
「この国はシャーメン。私は、第一公主の艶と申します。そして…」
「私が、第一王子の芳だ。勇者殿、そなたらの力をお借りしたい」
「や、その前にさ。俺達、ホントに勇者なの?」
「転生者や転移者のみ、自分のステータスボードを開示できますので」
「ふ〜ん。ステータスオープン!」
3人のステータスボードが開示された。
『青葉ヤマト勇者Lv.1、赤城タケル聖騎士Lv.1、白石ミコト賢者Lv.1』
「ありゃ、本当だ」
王芳と王艶も、目を見張った。
「勇者とは、これ程のものなのか…!」
実践経験が無いから経験値が無く、レベルこそ『1』だが、全てにおいてケタ違いだった。
「で、俺らは何をすればいいの?」
「魔王に攻め込まれてるとか?」
ヤマトに続いてミコトがしゃべる。
「ま、まずはこの国を覆っている結界を壊して欲しいのです」
「結界?国ごと結界に封じられてるってこと?」
「えぇ、中から外に出ることも、外から中に入る事も出来ない有様でして…」
「ふ〜ん…凄い結界だね?誰がそんな事したの?」
「ディアナ・グラディウス…敵対する国のバケモノ…」
「ねぇ?」
「はい、何でしょうか?」
「なんか食べる物ある?お腹すいちゃってさ〜」
「すぐにご用意致します!」
王艶が女官達に部屋と食事を用意する様、言いつけた。
「バケモノ…ね?」
王艶が言い淀んだ様子を、ヤマトは見逃さなかった。
【名前】青葉ヤマト
【種族】人間
【年齢】17歳
【性別】男性
【職業】勇者Lv.1
【称号】勇者 転生者
【体力】100000
【魔力】∞
【攻撃力】10/1000
【防御力】10/1000
【体術】Lv.1/100
【剣術】Lv.1/100
【魔術】Lv.1/100
【魔法】
【スキル】鑑定 収納 剣技 探索 耐性
【名前】赤城タケル
【種族】人間
【年齢】17歳
【性別】男性
【職業】聖騎士Lv.1
【称号】聖騎士 転生者
【体力】50000
【魔力】∞
【攻撃力】10/1000
【防御力】10/1000
【体術】Lv.1/100
【剣術】Lv.1/100
【魔術】Lv.1/100
【魔法】聖Lv.1
【スキル】鑑定 収納 聖剣技 探索 耐性
【名前】白石ミコト
【種族】人間
【年齢】17歳
【性別】男性
【職業】賢者Lv.1
【称号】賢者 転生者
【体力】50000
【魔力】∞
【攻撃力】10 /500
【防御力】10/1000
【体術】Lv.1/100
【魔術】Lv.1/100
【魔法】炎Lv.1 水Lv.1 氷Lv.1 雷Lv.1
風Lv.1 緑Lv.1 土Lv.1 闇Lv.1 聖Lv.1
時空Lv.1 支援Lv.1 防御Lv.1
【スキル】鑑定 収納 錬金術 創造 探索 耐性




