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ガゼル目線

ガゼル目線です!!

  △ガゼル・ジューク目線△


俺はガゼル・ジューク


年は28歳で最近親からは結婚をせかされている。

それでなくても俺はそれなりにモテると思うし(自分で言うのもなんだが)経験もそれなりにあるのでいらないお世話だと思ってる。


それに、誰と付き合っても本気になれなかった。次こそは次こそは!と思っても結局冷めてしまう。

だから今は仕事が恋人だ。その仕事というのは騎士団だ。その騎士団の第一団体副隊長という立場に立っている。


俺は上から俺をリーダーに何人かでウルヒゥという狼属の危険動物の群れを討伐(とうばつ)しろとの命令でウルヒゥの群れを探していた。


「そろそろ昼だから休憩するぞ」

と俺が呼びかけ、俺の事を慕ってくれてる部下たちは「では副隊長のお水をくんできます!」やら、「副団長!俺と手合わせたのんますっ!」やら言ってくれる

俺は思わずクスッと笑い


「おい、ちゃんと休んどけよ、水は俺が皆の分もってくから」


「え?!そんな!!大丈夫です!」や「ちぇ~」などの声が聞こえてきてまた笑ってしまう。本当に俺は恵まれてると思いながら川の方へ向かった。


ん?気配があるな?!だか危険な気配でもないからウルヒゥではなさそうだな、、

など思ってるうちに付いた。そこにはいたのは、動物でもウルヒゥでもなかった。


そこには、思わず見とれてしまう程のサラサラな珍しい黒髪、目は二重でパッチリしていて幼さと可愛さが混ざっている、少し潤んでるのがもっと泣かせたくなる程珍しい黒い綺麗な瞳、

これだけでも分かると思うが可愛すぎるその容姿。

こんなに可愛い子供は初めて見た。


そして細く白く綺麗で色っぽい体、そしてまるで誘ってるんじゃないか?と思えてくる胸元が見えそうな大きなYシャツが太陽の光ひがあたってるからよけいにYシャツが透けて卑猥になっている、このせいで大きなYシャツの下に隠されているボディーラインまで透けてしまうため大変卑猥になる。

意味があまりなさそうな大きなボクサーパンツが可愛さを倍増させていて余計に誘っているように感じる。


そんな事を真剣に分析していたらその黒髪の子供がこっちを怯えながら伺っているようだ。

そこで正気に戻る(はっ!子供相手に何をしていたんだ俺はっ!!変態じゃないか!!)など自分を保った所でその黒髪の子供に話かけた


俺がどこからきたと訪ねるとぎこちなく分からないと答えた。これは恐らく嘘だ。

俺は長年騎士団で人が嘘を言っているか本当の事を言っているかを鍛え上げられてきてそーゆー嘘を見抜く事は得意な方だ。


しかし、その少年の肌を見ると傷や小さなあざが所々にある。これは多分どこかから逃げてきたと推測できる。そしてその可愛すぎる容姿...考えたくは無いが恐らく奴隷的ななにか...。


俺はできるだけ子供が怯えないように名前を聞いた。

ぎこちなくではあったがハル・カイダと答えてくれた。恐らく名前はあまり呼ばれない所で育ったのだろう。


....実はさっきから脳内では隠しているが俺は今すんごくあらぶっている。とゆーのもハルが上目遣いをしながらこっちを見ている。しかも角度的にその...胸にある2つあるピンクの乳首も見えているっ...これは誘っているんじゃないか??やはり今までもこのように大人を...


「あの、ガゼルさん?...変な事を聞くようだがここはどこだ??」


はっ!ハルがしゃべり俺はまた正気に戻される(危ない危ない本当に俺は変態かっ!!)と心の中で思いながらとゆーかやはりどこかから逃げてきた子なのか....手荷物も見ると綺麗な花だけだ。やはりちゃんと子供らしい所もあるのか。思わずほっこりとして表情が緩む。


「『さん』なんていらないよガゼルって読んでくれ!

 ここはスエンの森、ここから四キロ先位でスエンの街があって、そこが俺達の故郷で家がある。皆良い奴ばっかだし、良い町だそぉ」


指を差しながら言って、ハルの方を見ると。なぜか悲しそうな表情で


「家か...。」


と一人ごとをポツリと呟いた。それがたまたま俺に聞こえてしまった。

奴隷は、幼い頃両親から引き剥がされて売られるか、親が売るかの二択だ多い例だ。恐らくハルもそんな悲しい思いをしたんだろう。

俺はいてもたってもいられずハルの頭をワシャワシャした


「よしっ!ハルッ!俺の家に来い!!記憶が戻るまでどこも行くあてなんてないだろ??」


ハルは子供だから行くあてが恐らくない。そしたらまた違う大人をたぶらかすかもしれない。それは危なすぎる!!それに、俺と暮らす中でその誘う癖が直るように正しい健全な教育をしてやる!!

俺は珍しく燃えていた。

そしたらハルが。


「いいのか?!」


と輝く可愛らしい喜びの顔を向けてきた....これは天然だろう。だがどうしても誘っているように見えてしまう。

天然タラシと言うのだろうか?

教育は長く続きそうだ。

和荘です!!


ここまで読んで下さってありがとうございます!!

今回は初のガゼル目線でした!

ついに同居がはじまります!ハル君の運命は....

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