2章3話「天国塔の決戦」
塔に入ったが、誰もいない。恐らく、堕天使ルシファーには仲間がいないのだろう。塔の天辺まで登りきった。誰もいない。
と思った時、天井が急に開いて、堕天使ルシファーが飛び入ってきた。「やあ、待っていたよ。ジェスから話しは聞いている」ルシファーは言った。
「ジェスから話を...もしかして、俺の必殺技を食らって崖から落ちても喋る余裕が残っていたのか...?」ルーは考えると恐ろしい耐久をしていると思った。
「そういうことだ。あと、俺はお話が大嫌いだ。うんたら話してる隙に俺から行くぞ!ダークウェーブ!」ルシファーは技を出した。はず。「な、何も起こらないぞ?!」ルーは驚いた。
「違う、逃げれなくしたんだ」ルシファーは言った。「空を見てみろ。塔を囲む結界があるだろう?この結界はこの結界の中の誰かが死なないと出られないようになっている。
もちろんお前も、俺もだ」ルシファーはニヤけながら言った。「で、デスゲーム...ってわけだな」ルーは全てを察した。そして、同時にルシファーの恐ろしさも。
「豪快切り!」ルーは一発で勝負を決めようとルシファーに飛びかかった。バキン!直撃が入った。だが、ルシファーはびくともしない。
「おいおい、その程度かぁ?人間とは貧弱なものよ...」そう言ってルシファーはルーを軽々しく蹴り飛ばした。「ぐっまずい」ルーは察した。ルシファーは次の攻撃に必殺技を使ってくる、と。
______「ダークストライク!」放射線状のビームを放ってきた。
威力は比較的低いが範囲がでかすぎる。「ぐあぁぁあ!」ルーはそれに直撃してしまった。「勝負あったな」とルシファーが勝ちを確信したその時だった。結界が破れた。
「な、なんだ?!あいつもう死んだのか?!いや違う!どう考えても別の原因しかありえない!私でも破れないのだ!まさか、天界の神が来たのか?!」ルシファーは驚いたが、少しして正気を取り戻した。
「ふんっまあ神は基本的に天界から出ることはない。大丈夫だな」そう言ってルシファーは気絶しているルーを後に、結界が貼られてあった外を見渡した。




