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学園は助言者を求む。  作者: 男爵令嬢名無しさん
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3年後

いやはや、月日の経つのは早いね。

私が、副校長になって早3年です。


今日は卒業生に誘われて『飲み』です。

もう、彼らも成人したんだねって感無量!

そういう私も息子が昨年、成人して、大学卒業したら結婚するんですよ。

結婚するのは息子ね。

おばあちゃんになる日も近いやね。



「恵美ちゃん、ここ、ここ。」

「センセイをちゃん付けで呼ぶな!」


あら、相変わらず仲良し・・・

流血事件でひと悶着あったけど、幼馴染カプは平和に続いているようよ。

まあ、攻めの方が立場弱いっぽいけど。


ダイジョウブ、それも美味しい。


「元気そうね。うまく隠せてるの?同棲してるんでしょ?」

「ルームシェアブームありがとう!」

「なるほど。」


「いや、マジ、センセのおかげだから。」

見目の良い、若い男の子に両側からビールを注がれる幸せ。

しかも、こいつらマジカプなんだよ。

貴腐人でよかった。


「まあねえ、イキオイでヤッちゃった後の悲惨な状況を救ったのは私ですからね。」


カラオケで二次会をしようと誘われたのでキスみせてくれるならって言ってOKした。

まあ、恋人たちの邪魔をするつもりもないので早々に失礼するつもりですよ。


「うわああ」


そして見せてもらいましたよ。

がっつり!ディープ


「んん・・・んー ふっ」

あらら、見られて興奮って・・・成長したのねえ。

いいなあ・・・

私もなんか久しぶりにそういう相手欲しくなっちゃったなあ。

いや、キスを見せびらかすってことじゃなくて、キスをするってことだよ。

腐もいいんだけど3年もやってるとちょっと飽きてきちゃった。


「さんきゅ~。おなかいっぱい。帰るわ。」


聞こえてるかどうかわかんないカップルをおいて帰途についた。







「ずるいですよ。センセ。一人でそんな美味しい・・」

最近、オネエっぽくなってきた理科教師=腐仲間の言葉に苦笑する。

昨日のことを話したらこの発言。

「いやさ、腐としては美味しかったけど、個人的にはうらやましくなっちゃって、むなしくなったのよねえ。プライベートでも息子も婚約したし、なんか私だけ独りって感じでねえ。」


「は?何いってんの?センセなんか一回は結婚できてるじゃない。ボクなんかずう~っと独りですよ。」


しょぼーんってした年下の腐男子はもう、『男子』って年齢をとうに超えてるけど可愛かったんだよね。



それにちょっと・・・ちょっとだけ


   ちゅっ


ってしたくなった私を責められてもなあ・・・





「うわっ・・・ボクのファーストキス・・・」







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