表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/15

13話 突然の解雇

「アロンをクビって本気なの!?」

翌日、私はギルから急な知らせを受けた。


「どうして勝手に決めるのよ!」

「私達に不敬を働いた!」


「達って、シェリーね?」

「ああ」


「あなたが雇ったくせに」

「当然だ。

妻を誘惑した件でも屋敷に置いていたんだ。

感謝してほしいね」


「私が決める事よ!」

「思い上がるな!」

ギルは私の耳飾りを片方取り上げて、床に落とすとそれを踏みつけた。


床にデミトリアスがくれた紫の石が割れて粉々になってしまった。


「それがあなたの答えなのね」

私だって今すぐギルを耳飾りのように踏みつけたい。


壊れた部品と石をかき集め、彼を睨むと私は部屋に引き篭もった。




「奥様」

部屋の入り口をノックするメイドを私は無視する。

「奥様、何かお口に入れて下さい」


(なんて事をしてくれたのよ!!)

ベッドに座り、どうやっても直らない耳飾りを両手

に握りしめる。


(ううん。

今はそんな事はどうでもいい!)


ただ思う事は

どうして私を置いていくのよ!という事だ。


 

(もう一度会いたい!) 


「魔法使いなんでしょ」


(私を攫って行ってよ)


らしくないけど自分の気持ちに気づいてしまった。


私はまだ耳飾りを握りしめ、涙した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ