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たすくは武闘会の会場に付いた。

受付と書かれている場所にたすくは向かった。


「武闘会の参加登録をしたいんですけど。」


「そしたらこちらに必要事項を記入してください。」

「あと、参加料は1万ギルです。」


「(意外とかかるな…。)」

「わかりました。」


「確認しました。」


「…。」

「お願いします。」

想定より書く事が多かったが、書き終わらせ提出した。


「…はい、登録は終わりです、当日は13時までには来てくださいね。」


「わかりました。」

たすくは受付を終わらせ、辺りを歩いた。



「(ここに来るのも久々だな…。)」

「(最近は挑んでくる人も居なくなってきてたし。)」

たすくは少し感傷に浸っていた。


「(誰か、居ないのかな…。)」

「(…でも俺だけなんて有り得ないよな。)」

「(めげるな、俺!)」

たすくは自分に喝を入れて、休息を取るためギルドホームへ帰った。




武闘会当日になり、アリスとギソクは会場へ向かっていた。


「ねぇ、優勝出来ると思う?」


「アイツより強い奴がいるなんて考えたくもねぇよ。」


「たしかに。」

「優勝賞金どのくらい貰えるのかな〜。」

アリスは目を輝かせて言った。


「俺達には関係ないだろ。」


「いっぱい貰えたらご飯奢ってもらうとかさ!」


「…いや俺たちが祝う側だろ。」

「それに金じゃないかもしれないだろ?」


「例えば?」


「アーティファクトとか、武器とか現物の可能性もあるし。」

「そもそもそう言うのじゃない可能性もあるしな。」


「称号とかってこと?それじゃつまらないよね。」


「お、付いたな。」


「うわー、人いっぱいいるね。」

「えーっと…たすくはCブロックみたい!」


「じゃあ向こうだな。」

ギソクはCブロック会場へと向かった。




「全ての参加者を確認しました。」

「トーナメントはこちらに記してあります。」

「確認が終わり次第、指定されている控え室に向かってください。」


「(思ったより少ないな…。)」

「、」

たすくの背中を誰かが叩いた。


「よっ。」

振り返るとシンクが居た。


「シンクさん。」


「ちゃんと来たか。」


「シンクさんも出るんですか?」

武装しているシンクを見て、たすくは質問した。


「いや、俺は運営側。」

「暴れた奴を止める仕事。」


「なるほど、大変ですね。」


「まぁ毎月の事だ、気にすんな。」

「お前は…Cの7だな。」

シンクは表を見て、たすくのブロックを確認した。


「今日はブロックでの優勝者を決めて、明日その優勝者同士で決勝、ですよね?」


「そうだ。」

「今回はDブロックまでか。」


「多いんですか?」


「いや、一番多かった時はGブロックまであったぞ。」


「今回の倍くらいありますねそれ。」


「でも結構顔なじみが多いんだよな。」


「それでは移動してください!」

運営の男が大きな声で移動を促した。


「お、それじゃまた後でな。」

「お前は向こうの通路にある7番の部屋に入れば大丈夫だ。」


「ありがとうございます。」


「頑張れよ!」

シンクはたすくに激励を飛ばし、去っていった。

それを見届け、たすくはCブロックの待機所へ向かった。

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