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93. テジ村に到着
「やっと着いた。こんなに運転で疲れたのは、始めてだよ」
「「頑張ったぞ、カン」」
「ふぅー。やっと着いた」
「カン、運転ご苦労じゃった。キョウも頑張ったな」
「キョウ、お疲れ様」
砂地獄から脱出してからは、順調に進んだ。決して、クウ村長がスピードが遅すぎると言って、駄々をこねて転げ回ったとか、それであんなことに……。大変だった。
ドンドコマッスル号を村の入り口横に止めて、皆降りる。もう既にモンさんが出てきていた。そして、僕に声をかけてくる。
「おっ、キョウじゃねぇか。コイツで一緒に来たんだな」
「モンさん、大変だったよ。ここに来る道中で色々あって」
「ははっ、そりゃー大変だったな。しかし、始めて他の村に行けて良い経験になったんじゃないか?」
「確かに経験になったけど……」
「まぁ、とりあえず、カラ村長に戻ったことを伝えて来い」
「ちょっと待つのじゃ。今、カラのやつを呼び出す」
モンさんに返事を返す前に、クウ村長が話しかけ来た。
「クウさん、お久しぶりです」
「モンか、久しぶりじゃの。ちょっと皆少し離れるのじゃ」
そう言われたので、離れると。クウ村長は懐から手の平ぐらいの大きさの壺を取り出した。




