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151. 王族会議1
「さて、誰がテジ村に行くかだが……」
あの後、レオ王子も執務室に呼び、誰が行くのか話し合うことになった。
「私は、過去見のオアシスで見た続きを確認する義務があると思う」
まず、レオ王子が発言する。
「「私は見聞を広げたい!」」
次に同時にファント王子、ファロー王子が同時に叫ぶ。さすがの双子。息がぴったりである。
「新婚旅行をして以来……、何処にもリカオンと一緒に行っていないわ……」
最後にチタ王妃が底冷えするのような声で話す。その声にリカオン様が震え上がる。さてリカオン様はどうなされるのか。
「皆の意見は、分かった。ただし、全員が行くのは無理だ。私を含め3人だ」
「あら?あなたは決まってらっしゃるのですね」
チタ様がリカオン様を睨み付けながら言う。その様は蛇に睨まれた蛙である。
「に、にじ、虹色の卵がこの国にどう影響があるのか、確認しなければな、な、ならないからな」
「そうですか、私よりも卵が大事だと?」
「そそ、それは卑怯じゃないか?私は君を愛している」
「言葉だけなら、誰でも言えますわ。行動で示してくださいまし」
リカオン様は唐突に立ち上がり、チタ様の手を取って立たせると、カバっと抱き締めた。
「あら!」
1分程抱き締めた後、チタ様の機嫌は良くなり、笑顔になっていた。




