140. 腕相撲
「お、お、お前らが悪いんだぞ!」
ガバッと立ち上がったと思ったら、僕達の方を指差して、僕たちが悪いと言ってきた。
「お前らが来るから、俺の時間がまた奪われた!決闘だ!お前達に勝ったら、リック!先程の話は無しだ」
「決闘ですか?またそんなことを……、負けた場合はさらに増やしますがやりますか?」
「うっ、じゃあ腕相撲だ!負けたらお前達は、俺と一緒に勉強しろ」
レオ王子が決闘をやると言ってきたが、リックさんの言葉で腕相撲をやることになった。一緒に勉強ってのは、王族の教育を受けさせてもらえることは、罰なのか?
「俺はいいぞ!」
「僕は力が無いから、ドラに任せるよ」
「よしっ、準備するぞ!」
そう言って、遠くから見ていた周りの人達が、机を準備する。その後も僕たちを取り囲むようにとどまり観戦するらしい。中には賭けが始まっている。
「レオ王子頑張ってください!私の明るい未来がかかってます」
「小僧、王子に負けるなよ!母ちゃんにどやされる」
「体格的には、どちらも負けてないな」
「どっちが勝つんだ?」
周りも時間が経つにしたがって、ヒートアップしているが、今からやる2人も闘志を燃やしてるみたいだ。
「「俺が勝つ!」」
「それでは、レオ様とドラ君の腕相撲を始めます。皆さん賭けは終わりましたか?カン君はどうしますか?」
「いえ、まだ子供なので賭け事は……」
「そうですか……大人になったらやってみてください。良いガス抜きになりますよ」
「は、はい」
リックさんは出来る人って感じだったが、今はすごい楽しみにしているのか、すごい笑顔だ。
リックが話す相手をドラとカンで間違えました




