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139. レオ・アフライ

 「すみません、こちらにレオ様はいらっしゃいませんか?」


 肖像画を見た後、アフライ王の像を左側の通路へ進み地下へと下りていく。通常の階段よりもかなり長く、少しずつひんやりしてきた。下りた先には広い食堂があり、リックさんが中の人に声をかけた所である。


 「こ、これはリック様。レ、レオ様は、こ、こ、こちらにはいらっしゃいまてん!」


 ドンッ!


 「うわっ」


 話していた人の作業台の足元から音がしたと思ったら、揺れて倒れそうになる。


 「そうですか、それは困りましたね。リカオン様からの指示でこちらのバダト様、ドラ君、カン君の付き添いを頼もうと思ったのですが……。何やら面白そうなことが起こったらしいのですが、それを確かめる為にあのオアシスで確認を取るということになったのですが……では他の王族の」

 「待て!」


 リックさんが話している途中で、いきなり大きな声で作業台の下から少年が出てきた。


 「おやっ?ここにいらしたのですか、レオ様。こちらの方が居ないと言われましたが?」


 今まで話していた人が絶望的な表情で項垂れている。


 「俺が居ないと言えと命令したんだ!俺の責任だ!」


 話していた人は、両手を組み、跪いた状態で尊敬の眼差しをレオ様に向けていた。


 「そうですか……。前にも伝えましたが、王族の命令は重いと話しましたね。覚えていますか?」

 「お、おう、覚えているぞ!」

 「では、未だ理解していない様なので、教養の課題を増やしましょう」


 リックさんからそう言われて、レオ様は膝から崩れ落ち、両手、両膝を地に着けた。

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