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127. テント前

 「何者だお前ら?」

 「見慣れない者だな?どこから来た?」


 テントの前に来ると、入り口の前には筋骨隆々の2人組が、凄みを効かせて聞いてきた。1度ドラの方を見ると、こめかみの血管が浮かんでいた。


 「あ~、私たちはテジ村からの使いで来ました。着地場の人から聞いたのですが、ここの商人をまとめているバダトさんに会いに来ました」

 「テジ村だぁー?」

 「あんな辺鄙な所から、何しに来やがった?」


 再度ドラの方を見ると、拳を握りプルプル震えている。限界が近いようだ。これ以上ドラを刺激しないで。


 「壺祭りを開催するのですが、今年は首都コドからも商人を呼ぼうと言うことになり、来ました」

 「辺鄙な村の壺祭りなんて、誰が行くか!」

 「一昨日来やがれ!坊主ども」


 向かずとも分かる。隣から歯軋りが聞こえている。唸り声も聞こえている。次の瞬間、目の前の2人は前のめりに倒れ込んだ。

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