126. コドの着地場
「あのでかいテントが、商人たちがいるキャラバンだと思う。端の方に壺が並んでるから、あそこが着地場だと思う」
「じゃあ、まずはあそこに向かおうか」
テントは多くあるが、その中でも一際大きなテントの方に向かうことにした。近くには100を越える大きな壺が多く並んでいた。
「ふぅー、やっと着いた」
「カン、よーやった」
着地して壺から出ると、ドラがそう言いながら背中を叩いてきた。
「ちょっと、強いよ!」
「あーすまんすまん。ちょっと無事に着いて、テンション上がってるみたいだ」
「僕も初めてのコドで、ドキドキしてるけど」
「まずは、ここを管理してる人の所に行くか」
「そうだね」
空から見てると、どうも着地場の管理してるテントがあるみたいで、多くの人がそのテントから出たり入ったりしているみたいだった。
「すみません、テジ村から来たんですけど、ここの着地場を管理してる所で合ってますか?」
「ああ、合ってるよ。テジ村とはかなり遠くから来たな」
中で出迎えてくれたのは、頭にターバンを巻いている10代後半ぐらいの青年だった。
「ええ、今年のテジ村の壺祭りは、商人を呼ぶことになったので、その使いです」
「そうか、商人を村に呼ぶなんて珍しいな。何かあったのか?」
「色々ありまして、商人達を取り仕切る人と話そうと思っています」
「まぁ、そりゃ~そうだな」
「それで、ここの着地場の管理について聞きたいんですが、どうなってますか?」
「あー、すまんすまん。テジ村からなんて、ちょっと珍しい客なんでな。ここの管理費用だが、1日、壺1つにつき500フリカ(=500円)だ。何日で幾つだ?」
「まだ、何日かは決めてないが数は1つだ。余分に払って、超過分は後で払い戻すことは出きるか?」
「ああ、出きるぞ」
「じゃあ取り敢えず、5日分の2500フリカ払う」
途中から交渉ごとになったので、お金を持っているドラが話しを進めた。ドラは2500フリカ払った。
「まいど~、この帳簿に村と名前を記入して、この木札の1つをを壺にくくりつけて、もう1つは持っていてくれ。出る時に木札を確認して、壺を渡すよ」
「わかった。あーそう言えば、商人をまとめてる人は、ここの近くにあった一際大きなテントでいいか?」
「ああ、そこで大丈夫だ。名前はバダトさんだ。やり手だから気を付けろよ」
「わかった。ありがとな。また帰る時に来る」
「ありがとうございました。行ってきます」
商人をまとめてる人はバダトと言うらしい。僕たちはまず大きなテントに向かった。




