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124. 騎乗

 「まぁ、落ち着けユウ。皆集まったようだし、そろそろテジ村に出発しよう」


 ウロさんにそう言われてあらためて周囲を見ると、村の人々と多くの動物達が集まっていた。


 「いつの間に……」

 「ユウとベンが言い合ってた途中から、皆来てたぞ。まぁベンのことは気にするな。ベンの容姿が変わるのもこの村の7不思議の1つだ。7つと言っても、全部ベンのことだがな」


 ウロさんはそう言うと、笑いだした。もうベンさんはそう言う人だと思うことにした。


 「じゃあ、集まってくれた皆、それぞれのアニマルズに乗ってくれ。足りない者は、うちのアニマルズに乗ってくれ」


 ウロさんの声と共に、皆それぞれのアニマルズに乗っていく。子供達はカッコいい動物に乗りたがっているみたいだ。しかし、親達がテキパキ動いて、適当にアニマルズに乗せている。


 「ユウはスクと一緒にシに乗ってくれ」

 「よろしくお願いします、スクさん」

 「こちらこそよろしくね」


 スクさんが手をこちらにかざすと体が宙に浮き、シの背中まで移動して、背にまたがる。後ろにスクさんが飛び乗った。


 「シもテジ村までよろしくね」


 背中をポンポンと叩きながら、シに言った。


 「ガッ」

 「皆乗ったようだし、出発するぞ」

 「「「おぉー」」」


 皆の声と共に、テジ村に向けて歩み始めた。

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