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115. ライの一撃
「ライ、今だ!」
「ガァーーー!」
ブルカウをこちらに誘導させて、5メートル位まで近づいた時。ウロさんの指示でライが吠えると、ライから発せられた稲妻がブルカウに向けて流れた。
「ブモッ」
ブルカウの体が硬直した様に動かなくなった後、その場で倒れ込んだ。
「よしっ、2人とも良くやった」
ウロさんがそう言うと、僕とライの頭を撫でてくる。
「さぁ、このままじゃ持って帰れないから解体しよう。ライ、穴を掘ってくれ」
「ガッ」
ウロさんはそう言うと、ライが掘った穴の中でブルカウの血を抜き始める。近くで見るブルカウは、頭の所にネジ曲がっている大きな角があり、頬と思われる部分が大きく垂れ下がっていた。
「骨や血や内蔵は、穴に埋める。角は用途が多いから持って帰る。肉はライに乗せれるだけ乗せるぞ。頬肉は外せない」
ウロさんは、説明してくれながらテキパキとブルカウを解体していく。解体の様子を見ていると、いきなり日陰になった。後ろを振り向くと白と茶色の毛に覆われ、頭からは大きな角が1本生えている。とてつもなく大きなウサギがいた。




