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113. ライへの騎乗

 「さぁ、出発だ!」


 朝ごはんを食べて、ウロさんの準備が終わってから出発となった。


 「ライ、ユウを乗せるぞ」

 「ガッ」


 僕の脇を持って、持ち上げられ、ライの背中に乗せられる。目線はいつもの倍以上に高くなった。


 「よろしくね」

 「ガッ」

 「よっと」


 ウロさんは、僕の後ろに飛び乗った。


 「じゃあ、出発するぞ。ユウ、白い毛を掴んどけよ。雷模様の所は時々ビリッと来る時があるからな」

 「はい」


 ウロさんに言われたように白い毛を掴む。ウロさんは、ライを足で挟んで要るようだ。


 「ライ、ゴー」


 ウロさんの掛け声の後にライが急発進をする。白い毛を掴んでいたが、手が離れて、後ろにいるウロさんにぶつかった。


 「はははっ、まぁ初めてとなると、そうなるよな。まぁ最初だけだ。ライの動きに合わせて、自分自身を浮遊能力で移動されると、楽になるぞ!」

 「わ、わかりました。やってみます」


 物体の移動はやってるが、自分自身にやったことはあまりなかった。前にも空を飛んでみたいからという理由で、やったことはあるが、物と違ってかなり難しい。その時は、体のバランスが崩れ頭から盛大に落ちた。これも修行の一つとして、周囲の把握が大事になるのだろう。

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