110. ハン村広場にて
「ガオーーーー。ガオーーーー。ガオーーーー」
ライに3回吠えてもらっている。村の皆を呼び集める為の合図だ。数十分程で皆集まるだろう。
「ウロさぁー、どうしただぁー?」
「ワンッ」
一番に来たのはごんさくをつれたベンだった。
「今、父さんの所から使いが来てるから、その連絡だな」
「あぁ、ユウだべか」
「知り合いか?」
「さっき、ウロさぁーに用事があるからって、つれてったべ」
「そうか、ありがとう。皆が集まるまで待っててくれ」
「あいさ~」
15分ぐらい経つと皆が集まってくれた。
「皆、集まってくれてありがとう。今、テジ村からの使いが来ている。話しは、フサワシのリーダーを狩った事と、フサワシの女王から尾羽と卵を貰った事で、テジ村の壺祭りに参加して欲しいと言う事だ。皆がいつ行けるか話をしたい」
「かぁー、あのフサワシのリーダーを倒すたぁー、すげーでねーか」
「女王から、尾羽だけでもすげーのに、卵なんて初めてじゃねーか?」
「そうだな。でも、オラはリーダーの肉食ってみたい。旨いと言う話しはよく聞くぞ」
「俺は、尾羽と卵を見てみたい」
話された内容で、皆が盛り上がっている。
「静かに、今はいつ行くかを話し合おう」
「そうだなぁ~。明日は支度にあてーて。明後日は予備日。明々後日でいいでねーか?」
「それなら良いぞ」
「オラんとこも大丈夫だ」
「俺も良いよ」
ベンが提案してくれて、皆が賛同してくれたようだ。
「じゃあ、ベンが提案してくれたように、明々後日の朝出発をすることにする。皆それまでに準備を進めておいてくれ」
「はいさ~」
「「「おう」」」
話し合いは終わったので、皆解散となった。




