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107. ウロ村長

 「ガッ」


 30分程コク達とボール遊びをしていたら、ライが軽く鳴き、外へ走って行った。それを見たコク達もそれに続いた。


 「帰ってきたみたいね」

 「ウロ村長ですか?」

 「そうよ。いつもライが気付いて出迎えに行くの。じゃあ、一緒に出迎えに行きましょうか?」

 「わかりました」


 スクさんの後ろについて外に出る。


 「よしよしよし。皆良い子にしてたか?」


 外に出ると、白い短髪で筋肉質な体の男の人が、ライに押し倒されて、舐められていた。コク達は、ライぐらいの大きさで、雷模様が紫色の虎にじゃれついていた。


 「兄さんおかえりなさい」

 「あぁ、ただいま。……その子は?」

 「初めまして、テジ村から使いで来たユウと言います」

 「さっきまで、この子達の食事の手伝いやボールで遊んでもらってたの」

 「そうかそうか、父さんの所の使いか。内容はなかで聞くよ。おいっ、ライそろそろ離れてくれ」

 「グゥー」

 

 ライがまだじゃれつきたいような鳴き声だったが、しぶしぶウロさんから離れて、一緒に家に入って行った。

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