100. 過去の地球2
「その後、世界会議を開きました。とある学者が調査をした結果、隕石が原因だということにたどり着きました。そこで世界は、隕石を6つに分けることを決定しました」
『6つに分けたとしても、時間稼ぎにしかなりませんでした。生態系は崩れ、50年も経たない内に人類は滅亡するという予測が立てられました』
「そこで御先祖様達は地球を脱出することにしました。。しかし、当時の科学技術では、世界の全員を脱出させることは出来ませんでした……」
『世界会議は、誰を脱出させるかで数ヶ月難航しました。人では心が有る為、最終的にはコンピュータで計算をし、人類が存続できる者達を決定しました』
「その中の1人が、私の御先祖様です。」
『50年で滅亡すると言われていましたが、現在も人類は滅亡しておらず、人類も環境に適応できるように進化したと思われます』
「カラさんやクウさんの浮遊能力。そして、キョウの強大な力がそれだと思われます」
『地球を脱出した人類は、隕石の力を弱める為の研究を進め。やっと完成しました』
「それで、私達が現在の地球の調査も兼ねて派遣されましたが、父とは調査船で別れました。その後地球に着いてキョウ達に出会いました」
『隕石の力が無くなっていれば良かったのですが、まだサーチによるとエネルギーが感じられます。ここから近い順に西に1つ、北に1つ、微弱ですが残り4つも……』
「今後、生態系を調べつつ、エネルギーが発せられる場所に行って。力を弱めて行こうと考えてます。そこで皆さんの力を貸してもらいたいのです」
「うーむ、確かにわしが若い頃に比べ、徐々に力が強いものが出てきておるな。クウはどうじゃ?」
「そうじゃな。大蛇も一際でかいのがおったわ」
「僕は……リーンを手伝うよ。2人も良いよね」
「そんなの良いに決まってるじゃろ。なぁ、カラ」
「ここで断りゃ男が廃る!それに惚れた女房に良い所を見せる機会、協力するのじゃ」
『「ありがとうございます」』
ーーーーーピキ
孵卵器の方から、何か割れる音がした。




