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2日目 いなくなる。2

 俺がハッキリ眼を覚ます頃、美優ちゃんはもうリビングにいなかった。そういえば洗濯物を干してメイクもしてくるって言ってたっけ。

 ダイニングテーブルの方へ行くとまだアツアツなおにぎりとおかずが並べられている。ラップはしてあるがさっきまで調理していたからかいい匂いが漂っている。こういうのは温かい内に食べるのが一番おいしいんだ、俺は映画の見逃したシーンを見るべくモニターで映画を表示しながら朝食を食べ始めた。



 (いや美優ちゃん料理ウマイな!あのルックスで料理もうまくて彼氏いないのが不思議なレベルだぜ。それを言ったら明美ちゃんもだが。塩むすびも塩だけじゃないなコレ、あとで聞いてみよう。なんなら美優ちゃんを助けて恩を売って言い寄るという手も…いやいや何考えてるんだ、俺。)



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 『ねぇ、今からどう?』



 「そう言ってくるってことは、大丈夫そうだな。おっしゃ!」



 『バレないようにね…。』



-----



 おはよう、リビングから音がすると思ったら中田くんもう起きてたのね。それにいい匂い…美優ったら気合い入れて早起きしたのね。



 「美優ちゃんが全員分用意して、メイクするって部屋に戻っていったよ。今ならまだアツアツだから食べたら?味噌汁だけはセルフだけど。」



 そうするわ、冷めちゃったら温め直すのも面倒だし。他には誰か起きてきたの?



 「まだ7時前だぜ?明美ちゃんが3等賞ってとこかな。まぁそろそろみんな起き出すんじゃないか?おっウワサをすれば。」



 ガチャッと寝室側のドアを開けて入ってきたのは助野くんね。



 「明美さんと中田くんじゃないか、おはよう。わぁ~いい匂いだ!どれどれ…僕も熱い内に食べちゃおうかな。」



 ちょっと顔くらい洗ってきなさいよ、どうせお湯沸かすからお味噌汁は作っておいてあげるから。



 「そ、そうだね。一人暮らしで在宅ワーク歴が長いと、ついつい朝の身じたく習慣ってなくなっちゃうんだよね。じゃあちょっと行ってきまーす。」



 ところで中田くん、わたしも見たい映画があるんだけど後でモニター借りてもいいかしら?のぞみと美優も一緒に見たいっていうのよ。今日は天気も悪くて海に出られそうにないし、3人で一つのスマホを覗き込むっていうのも窮屈でしょう?



 「いいよ、やり方はBlueToothでスマホかパソコンとモニターを接続すればいいだけだから。ワイヤレスイヤホンなんかと一緒さ。ところで何の作品を見るんだい?」



 "愛と復讐の狭間で シーズン2"よ!



 「あぁ…随分ドロドロした作品を見るんだね。まぁ好きに使いなよ。」


 いつも閲覧・評価ありがとうございます。感想・誤字の指摘などありましたらよろしくお願いいたします。

 ※この話はすべてフィクションであり、実在の人物・地名・事件・建物その他とは一切関係ありません。


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