エリーゼ嬢が来ました
離宮や寮を作った翌日は領都に住む予定の人達の仮住まい用の団地を作り、その後に領都をどの様にするかを話し合った。
北と南に行く人達は朝に出発をしていた。
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領都は一旦文官達とセレガに任せてから先に北街を作りに行き、仮住まいと役所を作ってから畑を魔法を使いまくって整備した。以前の王領の時よりも1軒あたりの農地は3倍位になっていた。
10日で終わらせてから南街の方に行き同じ様に10日で終わらせて領都に戻った。
南北の街はとりあえず様子見だな。
先ずは領都を囲む外壁を作って欲しいと言われ、領都の大きさを南北に10km、東西に8kmになった。
そして外壁は高さ12mで上を人が行き来出来る様に5mの道幅を取れる様にして東西南北に門を作り、門の上側は物見櫓を設置して外部の警戒を出来る様にした。
1日で外壁を2面作り、2日で終わらせてから領都内のメインの通りを南から北、東から西を離宮と役所を挟む様に石畳で各2本作った。後は皆にお任せにして住みやすい様にしてくれれば良い。
北側には軍部や警備の訓練場も作っておき、ついでに役所も建て替えて仕舞おう。
なんだかんでどうにか領都の整備が出来た。1ヶ月かかったよ。
これで領都民は生活出来る様になったよ。
執事、侍従やメイド達には希望すれば文官等に移動出来る様にした。
領地が広いから文官が足りないんだよね。
更に1ヶ月かかって此処の王領の行政が始められる様になった。
やり方は王都での改善したやり方を踏襲したよ。
やっぱり簡潔にわかり易い方がいいからね。
僕も外回りから役所にいることが多くなったよ。
それと子供達の魔法訓練が定期的にやる様になった。
どうせなら領民の子を含めて学校でも作ろうかな?
小学校程度の学力は必要だよね。
取り敢えず順調に経営が出来る様になって来たら、南隣の伯爵家一家が訪ねて来た。
此処の様子を見に来たのだろう。
「殿下、急に来て申し訳有りません」
「いや構わないよ。どうなったのか気になったのだろう?」
「まぁそうですが、娘のエリーゼが急かすので・・・」
「お父様何を言っているのですか? まぁ早く魔法を習いたいのは否定しませんけど」
「その事なのですが、領都の子供達に教え始めているのですよ。
ミラージュが魔法を使いたいと言ったので教えていたら集まって来て仕舞い、それで教える様になりました。この後も教える事になっています」
「どうして連絡をくれなかったのですか?」
エリーゼ嬢が物凄く怒っているぞ。なんでだ?
「領地中を行ったり来たりしていて、その間にやっていたので余裕がなかったのです。エリーゼ嬢には申し訳なかった」
「まぁそう言う理由ならしょうが有りませんわね。
この後の訓練には参加させてもらいますわよ」
「わかりました。それまでは自由にしていて下さい」
そう言ったら伯爵一家は退出して領都の中を見て回っていた。
◆
夕方になり、子供達が何時も訓練をする所に集まって来ていて、エリーゼ嬢もミラージュと一緒に手を繋いで来ていた。
「はい皆聞いて下さい。今日から一緒にやるエリーゼ嬢です。仲良くして下さいね」
「は〜い」
子供達は元気良く返事をした。
「皆は制御をやりましょう。今日から同じ大きさで3つにしましょう。それでは始めて下さい。
エリーゼ嬢はこちらにお願いしますね」
エリーゼ嬢が来たので椅子に座らせてから魔力をお腹に集める所からやってもらうと、直ぐに出来たので手足への移動をやってもらったのだが、瞬時にとはならなかった。
一旦止めてもらい、お互い両手を繋いだ。
エリーゼ嬢は何故か顔を赤くしていた。
「今から僕の魔力をお互いの手を通して循環して行きますが、スムーズにいけば魔法が早く発動させる事が出来ます。途中で引っかかるようなら手足への移動の訓練の時間が少し長くなります。
それでは流しますね」
そう言って魔力を流し、エリーゼさんの手から入った瞬間に「あ~ん」とか「ん~~」、「あん〜」とか言い出した。
どうしたんだろう?
段々と回す速度を速めると、腰をクネクネしたり背中がのけ反ったりしていた。
5分程やってから魔力の循環を止めてから、手を離しエリーゼさ嬢の顔を見ると蕩け切った顔になっていた。ちょっとエロいぞ。
「エリーゼ嬢もう良いですよ」と言ってもう返事が無く、「エリーゼ嬢、エリーゼ嬢」と軽く肩を揺すった」
何回か揺すると「はっ」と言って我に帰った様だ。
「あれ? 終わったのですか?」
「はい終わりましたよ。どうかなされたのですか」
「殿下の魔力が入って来ると、とても気持ちが良くなり、まるで天国に・・・んん何でもありませんわ。
それでどうでしたの?」
「少し引っかかりが有るので手足への移動と循環をやってスムーズに移動出来る様になったら次の段階に進みます。自分で手をを繋いで循環すればわかると思います」
そう言うと自分の手を繋いでから魔力流して引っかかりを確認していて、その時の百面相をしている顔が面白かった。
僕が笑いを堪えていたら「殿下どうかしましたか?」と聞かれ「いやいや特には」と答えておいたが不思議そうな顔をしていた。
◆
その日の夕食はBBQで今日もミラージュははしゃぎまくっていて楽しそうだ。
肉の串焼きを食べているとエリーゼ嬢がこちらに来た。
「殿下、今日はありがとうございました」
「いやかまわないよ、まだ始まったばかりだからね。
この魔法の使い方を覚えれば呪文や魔法陣よりも早く発動出来るからね。まだ基礎中の基礎だよ」
「まだまだ先は長いのですね」
「1ヶ月有れば簡単なのは出来ると思うけどね。
それと魔法やスキルの鑑定をしてもらった事は有るのかな?」
「小さい時に魔法の鑑定を教会でしてもらっています。それとスキルとは何ですか?」
「個人の能力と言うことかな。軍部だったら剣技とか作戦立案等でメイドだったら洗濯、清掃とかで料理人ならパン焼き、菓子作りの様な事だよ。特技に近いかな」
「私には何が有るのでしょうか?」
「じゃぁ明日にでも鑑定しようか?」
「お願いします」
話しをしているうちにBBQは終了して、伯爵一家は離宮に泊まって行き、朝には夫妻のみ領地に戻りエリーゼ嬢と侍女1人とメイド2人が離宮に残った。
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