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兄上に辺境に追放されました〜行政が滞っているから戻って来いと、知らんがなー頑張ってね〜  作者: トシボー


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さあ始めよう

 今日は昨日決まった頭になるの人達を集めて、領都を含みどの様にするのかを話し合ったのだが、代官から地図を貰い、王領の大きさ見るとやはり広い。

 南北だと馬車で1週間位かかりそうで、東西で4日位だな。

 領都の北と南に王領からの移住者を移すせば両方共に川も近いから水は困らない、畑の整備も使い易い様に整備をすれば良いだろう。

 一旦は住む所を作ってから、各王領の役所を中心に領民達と話し合ってもらった方が上手く行きそうな感じだね

 領都は役所と離宮を中心にして碁盤の目の様にして、外側に外壁を建てる様にしよう。将来性を考え広めで行う事にした。

 まぁ壁は僕が魔法を使って作るけどね。

取り敢えずの方向性が出来たので、作る順番を決めた。

① 役所の横に離宮の基礎を作ってからマジックバッグから出して設置をする。

② 役所の裏に王城から来た人達用の寮を作り一旦そこに入ってもらう。

③ 少し離れた所に王都から来た人達用に一時的に住める団地の様なのを作る。

 此処までは2日有れば良いだろう。

④ 領都の北側に行き王太子の管轄していた王領から来た人達の住む所と畑の整備。仮名で北街

⑤ 領都の南側に行き第2王子の管轄していた王領から来た人達の住む所と畑の整備。仮名で南街

 此処は各1週間有れば出来るかな?

⑥ 領都に戻り壁の建設や道等の整備。

 領都内をどの様に整備するかは文官達やセレガに決めておいてもらう。


「一応初期の計画になるがこの様に進めるが変更が有れば終了してから順次行って行くつもりだ。

 北街と南街は先に出発をして街の中心になる所を決めておいて欲しい。そしてどの様にしたいのかを考えて、各代官が纏めておいてくれ」


 話が決まったので北街と南街は出発の準備に入り、僕は役所の西側に行き、離宮を載せる基礎を作る。

「さて、始めるか」と言ってマジックバッグから基礎の図面を出してから、それを見てイメージを固めて「はっ!!」と言って魔法を発動させる。

 直ぐに土属性魔法で基礎が出来上がり、その上にマジックバッグから出した離宮を載せて、基礎、地面と一体化させる。

「離宮は終わり。母上、離宮の方はお願いします」

「分かったわ。こっちの事は気にしないでいいからね」

「はい」

「兄上兄上、私も「はっ」って言って魔法を使いたい」

 ミラージュが可愛い事を言って来た。

「それじゃぁ今晩から訓練を始めようか」

「やったー」

 ミラージュが凄く喜んで、母上に報告をしている。


 今度は役所の北側に行き、寮の建設に来た。

取り敢えず5階建て2DKの団地を4つと1kを6つで足りるかな?

 前世で一時住んでいた県営団地を思いだしてからイメージをしてから魔法を発動させる。

 地面に手を当てて「はっ!!」と言うと、1棟ずつ順番に地面から生えて来る感じで光ながら出来て来る。

(結構魔力を使うな)

 15分程で10棟が建った。

(魔力の残りが40%だから倉庫と食堂を作っておくか)

 寮の横に倉庫を3棟、寮と役所の間に食堂と厨房を作って今日は終了とした。

(此処迄で残り25%、どうにか今日の分は出来た)

「お~い、寮が出来たから順次入って使ってくれ」

 文官達が中心になって入居させて行った。

 厨房はコック達が調理道具を出して使える様にしていた。

 倉庫の1つは軍部と警備の方で荷物を入れていた。

 これで1日目の作業は終わった。

 夕方前に終わったのでミラージュを呼んで魔法の訓練を始め様としたら軍部や文官達の子供まで集まって来たので一緒に教える事にした。

 集まったのはミラージュを入れて16人だった。

「最初にお腹に魔力を集める事から始めます。集まって来るとお腹がポカポカ暖かくなって来ます。

 もし分からないなら言って下さい」


 暫くやったが全員分からない様で手を繋ぎ、僕の魔力を通して魔力がどう言う物かわかってもらう様にしてから、またお腹に集める事をしてもらった。


 全員が出来る様になったら瞬時に集める様にしてもらい、出来る様になったら手足に魔力の移動をやってもらっています。

 皆真剣にやっており、ミラージュは「面白い面白い」と言っています。

「これを1週間やって瞬時の動かせる様にして下さい。今日は此処迄です。ちゃんと家に帰ってもやってね」

 そう言って今日の訓練を終えた。


 子供達の訓練を終えた後にミラージュと一緒に食堂に行き、飲み物をもらって休んでいると軍部の頭になっているロスアックが来た。

「殿下、面白そうな事をしてましたね」

「ミラージュに教えようとしたら集まってきたからついでにだよ」

「所で殿下は呪文を使わないのに魔法を使ってますよね。どうやっているのですか?」

「全部頭の中で想像、イメージでやっているよ。

 例えば[ライトボール]の呪文だとこの大きさで、この光量になる」

 その場で手のひらを手に向けて発動させる。

「これを小さくて、光量を抑えるとこうなる」

 手のひらの[ライトボール]が小さく、暗くなった。

「この様に頭で想像、イメージでやると大概のは瞬時に発動するよ。特に無属性は呪文が無いものが多いからね。それに呪文よりも早く発動する」

「その様な方法があるのですね。何処で教わったのですか?」

「気がついたら使えていた。魔法は誰にも教わっていないよ」

「何ですかそれは。でも瞬時に魔法が発動するのは良いですね。軍部でも取り入れたいのですが」

「構わないよ。それじゃ両手を前に出して、僕と手を繋いて僕から魔力を流してちょっと確認するね」

 ロスアックと手を繋ぎ、魔力を流すと引っかかりがあった。

「手を離すよ。だいぶ引っかかりがあるね。先ずこの引っかかりを無くすことから始めよう。自分で手を繋いで魔力を回してごらん。判るはずだよ」

 ロスアックは自分で手を繋ぎ魔力を流すと何かを感じていた。

「わかった様だね、毎日2時間程やれば1週間位でスムーズになると思うよ。それが終わったら魔力量の増加と魔法の落とし込みだね。取り敢えずは此処迄やってから次に行こうか」

「分かりました。先ず数人でやってからにします」

「それは任せるよ」

「ありがとうございます」と言って食堂を出て行った。

 ミラージュはロスアックの真似をして両手を繋いで魔力を循環させて遊んでいた。

 あ〜癒される。



ご覧いただきありがとうございます。

お星様、リアクションをしていただいた方々に感謝を。

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