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♥ 第2の人生を謳歌する 2


 Aランクになると護衛の依頼を請け負えるようになって、Sランクになると国からの依頼を請け負えるようになるみたいです。


 ランクが上がるに連れて、請け負う依頼の難易度と報酬額が上がるようになっているみたいです。


 トゥヱはどうか分かりませんけれど、ワタシはSランクの冒険者になるつもりはありません。


 ワタシは怪物モンスターを倒せる程、強くなれそうにありませんし…。


 でも…出来るなら、Dランクの冒険者にはなりたいと思います。


 ワタシがトゥヱと選んだのは、森の中や草原に生えている薬草,花などの採取関連の依頼書です。


 こういう依頼は、報酬額が少ないので請け負う新米冒険者は少ないようです。


 怪物モンスターに注意を払いながら採取をしないといけないので、森の入り口辺りでしか採取をする事が出来ないのが現状だそうです。


 ワタシにはトゥヱがてくれるお蔭で、森の中や奥へ入って採取をする事が出来ます。


 トゥヱにはほんとうに感謝しかありません。


 トゥヱには助けてもらってばかりですし、なにか御礼がしたいです…。






トゥヱ

「 トレス、依頼を正式に請け負ったぞ。

  昼食ランチを済ませたら、草原へ行くぞ 」


トメリロレンス

「 分かったわ。

  草原ではなにを採取すればいのかしら? 」


トゥヱ

「 食事をしながら話そう 」


トメリロレンス

「 そうね。

  外食なんて殿方とのデート以来だわ 」











──*──*──*── 平原


 ワタシはトゥヱと一緒に平原に生えている草や花を採取しています。


 似ている草や花があって、ワタシには区別が付かないのでトゥヱにお願いをして、採取し易いようにしてもらいました。


 光の色のお蔭で依頼品の採取がはかどります。


 トゥヱのシモベさん達が、背負い籠を持ってワタシの周りに待機してくれているので、採取に集中出来てがたいです。


 冒険者ギルドで初めて受け取った報酬が依頼書に書かれている報酬額よりも多かったゆうはトゥヱから教えてもらいました。


 依頼書に書かれている報酬額とは別に、冒険者ギルドが買い取ってくれた分の金額も入っていたようです。


 依頼書よりも多く採取した分を冒険者ギルドに買い取ってもらえるのは嬉しいです。


 採取のし甲斐があります。


 日暮れまで草原での採取を続けたワタシは、トゥヱと冒険者ギルドへ向かいました。











──*──*──*── 宿屋街


──*──*──*── 宿屋


──*──*──*── 宿泊室


 冒険者ギルドで採取した依頼品の入った背負い籠と依頼書を渡したあと、冒険者ギルドを出て《 飲食街 》へ向かいました。


 飲食店で夕食ディナーを済ませたら、《 宿屋街 》へ向かう前に《 ギルド街 》へ寄り、冒険者ギルドで報酬を受け取りました。


 冒険者ギルドを出たら《 商店街 》へ寄り、トゥヱがキャンプ用品を買い始めました。


 までも≪ 街 ≫に滞在をして暮らすつもりはないので、旅をするのに必要となるキャンプ用品を買い揃える為です。


 ワタシはキャンプをした事がないですけど、冒険者になると野宿をする事が当たり前になるそうです。


 キャンプ用品を揃える事に関してもワタシはトゥヱに任せる事にしました。


 なにに使うのか、どうやって使うのか分からない事を聞くと、トゥヱは丁寧に品物の名前と使い方を教えてくれます。


 トゥヱが紳士に見えます。


 トゥヱは物知りで、お店の店員さんと話が弾んでしまうぐらいでした。


 ひととおりキャンプ用品を買い揃えたトゥヱとお店を出たら、《 商店街 》を出て《 宿屋街 》へ向かいました。


 《 宿屋街 》へ着いたら宿泊している宿屋へ戻って、食堂でトゥヱが食べる夜食サパーを作って貰いました。


 宿泊室へ入ったワタシとトゥヱは、夜食サパーをテーブルの上に置いて、買い揃えたキャンプ用品を室内に広げています。


 初めて見るキャンプ用品の事をトゥヱが丁寧に教えてくれます。


 足りない物リストを書く為に、キャンプ用品のチェックを兼ねているみたいです。


 キャンプ用品のチェックが終わると、今日きょうの報酬額を数える事になりました。


 外食で支払った料金もキャンプ用品の買い揃に支払った料金もトゥヱのポケットマネーだったのです。


 勿論、ワタシの為に買ってくれた冒険者の衣服類もトゥヱのポケットマネーから出されています。


 トゥヱ……出逢った時からワンコだったのに、どうしてお金を持っているのかしら……。


 冒険者ギルドから受け取った報酬袋は2袋です。


 大陸で使われている貨幣は5種類あります。


 黄銅貨幣,銅貨幣,銀貨幣,金貨幣,白金貨幣です。


 黄銅貨幣貨100枚で銅貨幣1枚,銅貨幣100枚で銀貨幣1枚,銀貨幣100枚で金貨幣1枚,金貨幣100枚で白金貨幣1枚の価値があります。


 平民にく使われる貨幣は黄銅貨幣,銅貨幣,銀貨幣です。


 金貨幣,白金貨幣はおもに商人,貴族,王族に使われています。


 国によっては大陸貨幣の他に自国内でのみ使える通貨を作り、使っている国もあります。


 自国内のみで使える通貨は硬貨ではなく、紙幣らしいです。


 ワタシの故郷の国でも、自国内でのみ使える紙幣がありました。


 他国の紙幣を自国の紙幣に両替する事は出来ないようになっています。


 自国の紙幣を他国で使うには、大陸貨幣へ両替する必要があります。


 ワタシは両替をしてもらった事はありませんけど…。


 1度でいので、紙幣を貨幣に両替する所を見てみたいと思います。


 トゥヱが報酬袋の紐をほどいて中身を見せてくれます。


 2つの内、1つの報酬袋の中には3つの布袋が入っていました。


トメリロレンス

「 …………どういう事かしら? 」


トゥヱ

「 これは貨幣を分けて入れてある。

  貨幣袋にはスタンプが押されている 」


トメリロレンス

「 スタンプ?

  あぁっ、ほんとうね!

  色が違うスタンプが押されているわ 」


トゥヱ

「 どの貨幣が入っているのか分かるようにスタンプが押されている。

  報酬袋に入っている貨幣袋は、銅貨幣,銀貨幣,金貨幣だ 」


トメリロレンス

「 金貨も入っているの?

  採取をしたのは茸,木の実,薬草,草,花なのに金貨を貰えるの? 」


トゥヱ

「 量が多いだけでなく、状態もかったからだ。

  傷んでいては売り物にならない。

  受付嬢が背負い籠を裏へ下げるのは、依頼品の品質をチェックする為だ。

  品質をチェックするプロが冒険者ギルドにはるが時間が掛かる為、ぐに報酬を用意出来ない 」


トメリロレンス

「 そうなのね。

  トゥヱは冒険者ギルドに詳しいのね 」


トゥヱ

われは頼りになるからな。

  このまま硬貨を貯め続ければ、家も買えるぞ 」


トメリロレンス

「 家?

  トゥヱは家を買いたいの? 」

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