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無敵のガーデナー 〜花を美少女に変える魔法でハーレム作ります【悲報】煩悩が消えて美少女たちは変態で俺は魔王と呼ばれています〜  作者: 余儀ノ理人


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㉖イガグリ爆弾

「ふん。思い知ったか、むっつロリめ。もう来るんじゃないぞ」

 シーラが勝ち誇った顔で、トイレへと向かうナナキを見送った。絶対に敵に回したくない能力だ。


「やはり呪いを解くのは無理そうですね」

「だよな~ダンジョン潜るにしても、この国の精鋭部隊が三日持たないって厳しいし」

 珍しくエミリーと意見が合った。


「本当にそうか? ダンジョンなぞ単なる閉鎖空間における魔力生態系の縮図に過ぎぬ。私の超高密度演算があれば、罠のアルゴリズムなど一瞬で看破できるし。魔物の解析もお手の物。むしろ、未知の植物サンプルを採集できる絶好の機会ではないか? マスターよ行かない理由はないぞ」

「プーちゃんの言う通りだよ主様。私もめっちゃ出かけたい。ダンジョン行こうよ、ダンジョンっ」

 プータスとシーラは乗り気だ。怖いもの知らずなのか、それとも彼女たちの魔力をもってすれば本当に楽勝なのか……。

 そうだ、もう一人頼りになる美少女が居るんだった。


「ニチコも呼んで作戦会議を開こう」

 その意見に否定的な顔をするのはエミリーだけだったので、俺はセンニチコウの花に魔力を送り込んだ。


「ダンジョンか……ゴブリンは居るんだろうな? あいつらのしつこさといったら右に出るものは居ないからな。集団で襲ってくるし、くっ想像するだけでも身の毛がよだつぞ」

 ニチコよ、ゴブリンの恐ろしさを解いているようだが、顔が赤くなって体をモジモジさせているぞ……ん?

「ニチコはなんでゴブリンのことを知っているんだ?」

 そもそもこの世界にゴブリンは存在するのか?

「知っているさ。私はダンジョン内でも咲けるからな」

 ほ~ん、それってもしかして。

「君らは、花だったときに見聞きしたことを記憶しているのか?」

 それじゃなきゃ辻褄が合わない。

「当然だろ。私たちをなんだと思っている」

「私も白亜紀からの記憶の件は、言ったはずだが?」

「私もガンツ爺さんの優しい水やりのことを覚えているわ」

 そうなんだ、そりゃ凄い知識の泉だな。

「ちなみに、花が咲いているときの記憶しかないぞ」


「想像していたよりも驚異的な能力ですね……」

 エミリーがごくりと喉を鳴らした。

 確かに、色々と凄いことができそうではあるな……興味ないけど。俺はこの子たちとハーレムが作れたらそれでいい。


「もしかして、この3人を連れて行けばダンジョン潜れるんじゃないか?」

 ハーレムのためには、この呪いを解かねばならない。だとしたら幻の花を食べるべきだ。


「無理ですよ。知識だけでどうにかなるような所じゃありません」

「知識だけではあるまいて。シクラメンの内臓破壊魔法。センニチコウの絶対防御。我の思考とイガグリ爆弾。それらをもってすれば容易いことよ」

 プータスはエミリーを見上げて鼻を鳴らした。

 でも、シーラの下痢魔法とニチコのドМ魔法は分かったけど……。

「プータス、イガグリ爆弾ってなんだ? 初めて聞いたぞ」

「ん? 言わなかったか? 我の頭の飾りは無限に排出可能な爆弾だ。今ここで起動させてみせようか?」

「待て待て、俺の部屋で爆弾はダメだろ」

「私が受けてみよう」

「ニチコはすぐそう言う」

「かわいいーこれ爆弾なんだー」

「ちょっやめれシーラ」

 じゃれあう花たちに、なんだかイケそうな気がしてきた。


「無理ですってば、無茶なことはせずに他の方法を考えましょう」

「エミリーちゃん。大丈夫だよ、私が守ってあげるから。ね?」

「シーラがそう言うのなら……」

 エミリー、意外と簡単に落ちたな。

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