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工場ゲー厨、異世界抽象工業に生きる。  作者: ししゃも
1章 工業大革命前夜祭
6/20

6話 普通にやってることは環境破壊。

 発電量が足りなくなってきたね。


 電力、いっぱい欲しいよね。


「ということで、森を全部発電用に使いま〜す」

「どういうことでだよ」

「うるさい黙れ。発電がちょっと不足してきてるんだよ」


 というわけで、森を端の方から資源ノードにしていく。

 パウルも、不満げながら手伝ってくれているので、かなり素早く進んでいく。


 そうして、森は光り輝き、地響きを発生させながら、

 Sで見た様な形状のノードの集合体に変化していき、

 森は更地になった。


 森の匂いが消える。


 今後森で得られる、動物性タンパク質源が減るだろうね。

 割とどうでも良いけど。


「今更だけど、何やってんの! 森消えたけど!?」

「うるさい黙れ。そろそろ手が出るぞ」


 資源収集機を設置した。

 駆動音がやかましいので、後で消音アップグレードかなんか刺しておこう。

 睡眠の邪魔だ。


 とりあえずこの規模感なら、発展型木燃焼発電機8台位で足りるかな?

 多分発電量は1MWくらいはいくと思う。

 まあそこそこだね。

 そろそろ新しい発電手段を用意しても良いかもしれない。

 ちなみに発電機は親切なことに、ティアを上げる毎に資源消費量が2倍になり、発電量は4倍になるので、単なる場所圧縮ではないのだ。

 嬉しいよね。


「パウル、"今すぐ"発電機に木をぶち込むコード書いといてね〜」

「マジかよこいつ……、でも俺がついて行くことを選んだから、逃げられねえ」

「うるさい黙れ。口より手と頭を動かせ」


 パウルは死んだ魚の目をしながらも、コードを書いているのであった。


 そして1時間が経ち、燃料が搬入され始めた発電機構は、動き出した。

 こっちもうるさいので消音アップグレード刺しとこ。

 ちなみに収集機にはもう刺した。

 安眠のためだ。


 ちなみに総発電量は、1.024MWくらいになった。

 キリ良いね。

 ちなみに各機械の消費電力は、Gの様に32Wから1ティア毎に4倍になっていく感じになっている。

 そう考えると、木燃焼発電機の性能もなかなか高いね。

 発電が足りなくなったら発電機の数を半分にして1ティア上げるなり、資源収集機のティアを上げるなりしておこう。


 発電スパイク対策はどうしてるかって?

 無限ストレージの名前に、Universalって付いてるのを忘れたのかい?

 電力も貯められるから、そのまま電力のバッファとして使えるよ。


 ちなみに消音アップグレードはクエスト報酬でいっぱい貰ったものだ。

 嬉しいね。


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