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W・M・S (Warlock Magus System)  作者: 渡野さら
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第96話 ジャクオ島



ブクマ登録、有難う御座います!!感謝です!

 

 水着の試着です。

 なので女性全員で化粧室です。ここは広いし鏡張りなので見やすいかなと。

 旦那様や弟達には別に作った男性用のトランクスを渡しました。


「これがビキニタイプ。こっちがワンピタイプ。お好きな方を選んでくださいね。

 只、どちらも首の後ろと腰で結んでリボンにしてあるので緩めたり締めたり調整して下さい。」


「あら、カワイイわね?」

「リボンが胸にも着いてて可愛い!」

「あれ?内側って生地が違うの?」

「はい。ブラもそうなんですけど、水着の場合濡れるでしょ?すると透けるんです。だから内側に違う素材を使ったんですけど、

 パンティのもそうです。これ実は合成じゃない新素材なんですう。皆さんに試して欲しくて使ってみました。

 これは従来の綿とはちがうのです。これはアーシャ様が元々描いていた素材に近くて、これが使えるなら

 ソニアさんが考えてた不繊の生地に応用出来そうなのです。」


「それは素晴らしいわ!確りと確認しなきゃね?」

「ワンピもお腹がレースになってて少しお色気ね?」


 そのままキャッキャウフフしながら水着を着けたんです。やっぱりと言うか………

 アーシャ様とジェシカさん。マリアンヌさんがビキニで、その、ね?凄いんです!

 見慣れてますけど水着だと凄いんです!ゆっさゆっさと凄いんでしゅ!ここ大事ですぅ!

 それを見た旦那様が


 放心してました。




 と、まあ。皆で童心に返って浜の波打ち際で水掛け合戦です!


「きゃ!やったわね~?それっ!」

「いやん!ターニャさぁん!仕返しよ~」

「あ、あわ、ア~シャさ~ん!」


 ばっしゃ~ん


「私のブラが流れてく~」

「そ!そこ、ダメ!」

「っぷは!水魔法ではんげ……使えなかったんだわ」

「もう、こうなったら旦那様も巻き添えです!御覚悟!!」


「「「「「「「「「「それぇ~~」」」」」」」」」」


「天使の攻撃なら望む処!さあ!え、え、も、揉みくちゃだ~」



 などと楽しんでます。

 お母様軍団は………浜の日除けの下でチェアーにゆったり座ってシードル飲んでます。

 因みに。ウチの母さんも小さくなって、馴染んでます。


「和むわ~」

「いいですわ~」

「ノンビリですわ~」

「お。恐れ、多い、です。わ~」


 ガイアさんとアルテさんは、意地の張り合いで沖合まで泳いで競争?です。

 やっぱり仲良し「「良くないわよ~」」ここまで叫ばなくても………

 私はソニアさんと一緒に、ニース・ベルナーラ・フェルーナと大人しく砂遊びですね。

 ザガンとロブスは磯で何やら獲ってます。



「カトリーヌ。こんな平穏な日々を守りましょうね。この子達やお腹の子の為にも。」

「はい。わたし怖いの苦手ですけど、頑張ります………だから、ソニアさんも我慢しないで下さいね?悲しいですから。」

「ごめんね?もう、大丈夫だから。私も成長しないといけないしね。」

「あ、お姉ちゃん。砂のお城上手だ~!ベルナとフェルナも頑張ろうね?」

「あい、ねいしゃま」

「にーすお姉ちゃんも手伝ってー」

「うん、いいよ。一緒に作ろうね?あ、カニさん!」

「「あわわ!こわい~」」


「平和ね~」

「そうですね~」



「は~~死ぬかと思った。ん?カトリーヌ。ザガンとロブスは?」

「磯で何やら、あ、戻って来ましたよ?」


「兄者~!そこの磯は豊富です!沢山獲れます!素潜りで最高です!」

「サンゴも綺麗ですよ!一緒にどうですか!?姉ちゃん達も見たら?」

「む!そうか!いいなっ!行こう!今日は獲るぞ~~」



「ソニアさん。私達も近くに見に行ってみませんかぁ?」

「そうね。サンゴが見れるかしら?さ、皆行くわよ?」

「「あ~い」」

「水に潜るの久しぶりだね~」




 ドボン!ドボン!ドボン!


 三人が飛び込んで潜っていきます。

 底が見える程に海水が綺麗でサンゴや泳いでいる魚が見えます!

 サンゴやお魚が色取り取りで綺麗!


「凄い綺麗!サンゴがいっぱい!来て良かったわ~!皆も見える?」

「わわっ!お水きれい!あ、おさかな!」

「ねいしゃま、おさかな~」

「そうだね!凄いね~!姉ちゃん?海って凄い!私も潜っていい?」

「いいけど、ザガン達に着いてるのよ?」

「うん、わかった~」


 ドボン!


 ニースも潜って何やら獲っているのが見えます。上手になったのね。


「何か獲れるのかしら?」

「多分、貝の類です」

「にーすお姉ちゃんがんばれ~」

「ねいしゃま~」



 ザバッ

「お、姉ちゃん、デカいの取れたぞ」

「ソニア姉ちゃん、コレ焼いたら美味いぜ!大漁!」

「「しゅごい~」」


 ザバッ~

「姉ちゃん~巻貝いっぱい獲れたよ~」


「ほんとうね。後で焼いてあげるわね。」

「ありがとねロブス」


「あれ?旦那様は?」

「デカいの追って沖に行ったさ」

「スゲーデカいのだった」

「おっきいの、こわいよぉ。」

「戻ろうか………」



 浜に戻ると皆さん疲れたのか、日除けの下でぐったりしながらシードル飲んでます。

 はしゃぎ過ぎですってばぁ。



「ソニアさん、カトリーヌに子供達。どこ行ってたの?」

「磯で潜るの見てました。水が澄んでるから底まで見えてて綺麗なのです。」

「貝が獲れたので、おつまみに焼きますね。」


 私は前もって準備はしていたのだけど、風情も大切と思って竈を作って網焼きに。

 潮の香がとても良くて食欲が出て来ます。もっと獲れば良かったかな?

 すると、

 旦那様が海から上がって浜を歩いて来ます。何かを引き摺って。



「お~い、いいのが獲れた!これは美味いぞっ!」



 近くに来ると巨大なお魚!!旦那様より大きいのです!

 ………ちょっとこわいかも……


「こいつはグロと言って美味いぞ?煮ても焼いても生でも大丈夫なんだ。

 早速焼くか!カトリーヌ?捌いてくれるか?」

「えっ!ひゃわ!わ、かりま、した。じゃあ先ずは半身に。”装備”」


「「「「「「「「「「「「おおぉぉ!!」」」」」」」」」」」」


「ハッ!ブロック切りに。や!はっ!!鉄板出しますね。”解除”」


「うん、見事だ!おっ!準備いいな?うまそ~」

「「姉ちゃんスゲー!」」


 鉄板でジュ~っと音を出しながら焼けて行く身がとてもいい匂いで美味しそう!

 旦那様が喜ぶのも分かります。

 わたしは時空術から細長い包丁と調理ヘラを出して焼きながら切っていき食べ易く一口大に。

 子供達もいますし、王太后様もいるからお上品に。旦那様と弟達のは豪快にね?


 食材を出して、トマトとトウガラシとバジルを刻んで塩とオイルで整えながら絡めます。

「はい。」


 旦那様にはステーキ風にしてコショウ。


 おつまみ風に、生で薄くスライスしてお野菜と一緒にビネガーで。


「うん、美味い!久々だ!焼き加減もいいぞカトリーヌ!」

「このビネガーで〆た薄切りもお酒のつまみにいいわ!」

「こっちのピリ辛も!」

「お姉ちゃん。一口ステーキ欲しい。ベルナとフェルナが食べるって。」


「そう、ちょっと待ってね?………はい。お母様達はどうですかぁ?」

「十分よ、カトリーヌ。貴女も少しは食べなさいね?」

「美味しいわよカトリーヌさん。風情も有って、新鮮で楽しめるわ。」

「私も手伝うかい?」

「いいえ、私が遣りますので。カトリーヌさん?久々に一緒に。」

「あ、ジェシカさん。ごめんなさい。」

「いいの。妹みたいで構いたいの。」

「二人は仲がいいな?カトリーヌ、ジェシカ、ステーキ焼いてくれ!美味いっ!」

「「うふふふ。」」

「旦那様?お夕飯が入りませんよ?」

「いや、平気だ!これは奴等にも持って帰って食わせんとな!」

「兄者!これ最高です!」

「とうしゃま~おにく!」


 そんな感じで楽しくバーベキューパーティーです。

 少しベタ付く感じだわ。あ、岩場のシャワー!


「あ、皆さん。其処の岩場に飲用も出来る水が沸き出てて、シャワー替わりになるのです。

 ベタ付くから流して来ますけど、どうしますか?子供達も流した方がいいと思うので。」


「じゃあ、交代で行きましょう?先ずは子供達から。」

「はい。アウラさんとフェンディさんと私で連れて行きましょう?」

「「そうですね。」行くわよ~」




「ふぅ~サッパリした後に飲むワインも最高ね?」

「カトリーヌは良くこのビーチを見つけたわね?」

「ええ。カトリーヌちゃんに感謝しなくちゃ。」


「エイミィちゃん、日焼けは大丈夫?少し赤いよ?【治癒】どう?」

「ありがと~ちょっとヒリヒリしたから心配だったの。」


「旦那様とザガンとロブスは元気ね。海がお好きなのねぇ。」

「子供の頃に居たトウシュウ国の孤児院は海が近くて長閑な場所だったの。嬉しいんじゃないかしら?」

「あそこも懐かしいわねガイア。」

「そうね。貴女はお色気神道女でしたけど。メルを谷間に挟んでたの、知ってますから!」

「貴女だって変態ショタ神道女だったじゃない!おっぱい吸わせてたでしょ!」

「むき~!私は嫁確定だからいいんですぅ!」

「お二人共そのへんで。折角のバカンスですよ?」

「「ふぁ~い」」


「旦那様とカトリーヌには感謝ですわね。」

「そうねアーシャ。二人共頑張ってたわよ?暑いから皆を呼びたいって。」

「うぅ~ないしょですぅ、お母様!はじゅかしぃ。」





「いや~今日は半日だが楽しかったな!」

「兄者!明日は森に入りましょう!」

「いいね兄ちゃん!行こうよ!」

「狩りが出来るかもな、行くか!」



 屋敷に帰って、使用人達に戦利品を渡して驚かせた後は、お風呂に入ってゆったり。

 軽めの夕食を摂って、談話室で寛いでいます。

 旦那様はすっかり童心に帰ってザガン、ロブスと遊ぶ計画です。

 まあ、その為の別荘なんですけどね。

 私はこっそりとアーシャ様に”例のモノ”を渡して二人でにやり。



 夜は旦那様とベッドに横になって、潮の音を聞きながらお話です。


「皆が喜んで良かったな?カトリーヌ」

「はい。頑張りました。旦那様も弟達と遊んでくれて嬉しいです。」

「うむ。野生に親しんでいて俺に近いからな。趣味が合うのだ」

「年が近いから、セバスさんやバルデロさんも御一緒させたいですね。」

「来週の”虹の尖塔”には呼ぼう。バルデロは近いしな。ソフィアも喜ぶ」

「………だんなさま。大好きです。ずっと、お傍に居ます。」

「俺もだ。離さんから安心しろ」

「はぃ。」



 疲れも有って、二人で朝までぐっすりでした。凄く満たされた気持ちで。


 当然と言うか、翌日アーシャ様にこっそりときいたのですが、朝まで、初めての猛獣だったらしくて………

 寝不足のアーシャ様も御満悦でした!これは頑張らないとです!




 朝は旦那様と鍛錬です。赤ちゃんがお腹に居るので霊魔術循環と霊力操作ですけど。

 ザガンとロブスも一緒に出て来たので、旦那様が木剣を振らせてます。大丈夫かな?

 ニースはフェルーナとベルナーラの三人で寝たみたいで、まだ夢の中かな。

 この時間に起きて来るのって、ジェシカさんとマリアンヌさん、母さん位なんです。

 なので三人は庭のテーブルでお茶してます。私達を眺めながら。


「………カトリーヌがねぇ。まあ、不思議な子だったけど、まさかねぇ。」

「凄いのですよ?こやって、シュシュ!って。旦那様以外では地上最強って!」

「そうですわね。カトリーヌ様はコツコツと積み上げて行く天才なのかも知れません。」


「「おはようございます。」」

「あ、エイミィちゃんとサリーニャさん。」

「私もお仲間に入れて下さいませ。」

「カトリーヌちゃ~ん。私も鍛錬するよ~」

「うん!はい、ショートソード。」


「エイミィちゃんは綺麗な構えですね。」

「はい。エイミィ様は聖騎士の魅せる剣技ですから美しい型で、御当主様とカトリーヌ様は

 相手に何もさせずに多数を倒す殲滅殺法ですから、素早く躊躇無く一撃で。」

「凄い事ですよね。分かっていても真似出来ないと、デッカーが嘆いてましたもの。

 あの邪竜も三日有れば倒せると旦那様が仰ってましたね。」



 鍛錬が終わって朝のお風呂です。アーシャ様、ソニアさん、ターニャさん、ソフィアさんが入ってたので

 合流してお喋りしながらお湯に浸かったり、サウナに入ってシードル飲んだり、マッサージ室で身体を冷やしたり。

 とにかくのんびりと朝の時間を過ごします。これも幸せだけど、旦那様在っての事ですもんね。

 サウナはエリダ様や王太后様、シリアお母様も合流で女の時間です。凄く楽しい!

 お肌にいいオイルやクリームも研究しなきゃね?



 朝食は皆で。海鮮サラダにピザ。フルーツヨーグルト。

 今日の予定を話し合っているのだけど、旦那様達は森に入りたいみたい。

 このジャクオ島は魔物が出ないみたいで安全だからいいとは思うけど………

 私も行こうかな?今日は其々、屋敷でノンビリ班とビーチでノンビリ班に分かれるみたいだし。

 勿論、旦那様は霊分で分かれるんです。



 な訳で森の探索班メンバーは、旦那様とザガン、ロブス。私とジェシカさん。アルテミスさん。


「じゃ、出発だ」

「「おおー!」」

「あんまり張り切らないでよ?」


「兄者がいるから平気だ!」

「それを言うならアルテは森林の神だがな」

「ええ。ここは原生で、いい森ね?野生動物もそのまま。水も綺麗だわ。」

「そんな事まで分かるのですね。」

「森や林も一つの生き物だから。全てに息吹が有るの。」

「冒険者をやっていると、その辺も詳しくなるのだ。大自然の力は大きいのでな。侮れん」

「あ、兄者!何か動いてます!」

「兎だが、子供だ。見逃そう。ん?水の匂いがする。行ってみよう」


 十分程歩いて、森の中を進むと綺麗な泉が。

 直径十メートルかな?周りを青い芝と花が囲んでて綺麗で静かな空気。


「これは、凄い泉だな………」

「水の透明度が………底が深くて見えない位に透き通ってます。」

「神秘的ですね。心が穏やかになります。」

「ええ。こんな自然を守りたいわぁ。」

「「スゲー!」」


「あっ、リス。こっち見てますよ?旦那様。」

「そうだな。なんだろう?」

「「あ、行っちゃう!」」




「また止まって見てる………呼んでるの?」

「そのようね。行ってみましょ?」


 着いて歩く事二十分。小川の流れる少し開けた場所に出たの。

 山の麓に位置してて、森の切れ目。



「あのリスさん何だったのかしら?」


「アルテさん、川が光ってる。あれってまさか………」

「そうね、砂金よ。」

「まさか金山か!?」

「「ええっ!」」

「凄いですよ!」

「調べてからだが、財政が潤うかも知れん!」


「……………でも、自然が壊れちゃいます。」

「優しい娘ね、カトリーヌは。メル?」

「旦那様。自然は………」

「うむ。開発はする。だが、規制と管理を俺達が行う。自然を壊す訳にはいかんからな」

「「さっすが兄者!!」」

「そうか?後日調査して判断しよう。人の生活も大事だが、戻せない物も有るからな」

「そうね、賛成よ。」

「旦那様の御決断を尊敬致しますわ。」

「一日でも長く、この姿を、世界を。残したいです。」

「ああ。そう、したいな」


 とは言え、やっぱりキラキラしてるので皆で川に入り砂金を取りました。

 偶に塊も出たりして、金山は確実な様ですね。

 ジェシカさん、アルテさんとキャイキャイしちゃいましたん!


 なのでお昼は山鳥を落として山菜を摘み、ジャガイモでシチューに。

 パンとワインを出して冒険者風にワイワイ楽しみました。

 大自然の中で、調達した食材で食事を楽しむ。自然に感謝ですね!


 食事の後は水着を出して川遊びです。

 浅い場所でチャプチャプしたり、深い場所で飛び込んだり、お魚も獲ったり。

 弟達は旦那様の真似をしたがるようで、すっかり懐いちゃって。

 木の枝で槍に削って魚を突いたり、砂金が混じってる不思議な石を見つけたり

 ムートちゃんも一緒に戯れたりして楽しそう。

 良かった。畑の事ばかりなんて、まだ早いし可哀想だもんね。でもザガンは来年成人だから

 畑持ちは嫁を取るのが普通だし………何が正解なんだろ。

 まぁ、遣りたい事が見つかれば、その時考えればいいよね?

 でも、ザガンは好きな娘とか居るのかしら………






季節の変わり目ですが、如何おすごしですか?

体調管理に気をつけてくださいね?


お話も変わり目。と、行きたいですが

少しずつです。


お読み下さる皆様に感謝して、頑張って進めますね!


さら

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