第37話 どうしてこうなった?
なとか熟してます。
どうしてこうなった?
ダンカン、クリスティとの報告会兼飲み会??
が終わって屋敷に辻馬車で戻った。
「お帰りなさいませ、旦那様。早かったのですね?」
妻達に迎えられて、居間に入るとそんな話になったので事情を説明した。
「遂に異界の化け物が現れたのですね。此れから私達の試練が始まるのでしょうか」
「いや、直ぐに何かが有るとは思ってない。そんな感覚がしない」
で、ダンカンが酔い潰れ、クリスティも酔ったので家まで送って行ったのだが、裸になって抱き着いて来たので眠らせて、ベッドに運んで鍵を閉め、抜け出して帰った、と。
何故か怒られているんだが………どうしてこうなったんだ?
「旦那様。いいですか?クリスティさんが旦那様一途なのは冒険者達は誰でもしっている事実なんでのよ?すこ~し疎過ぎませんか?お酒の力を借りて迄、女がそこまで覚悟したのに眠らせて帰りましたって、それはあんまりにも可哀そうでは有りませんか?研修先でも女性を保護した旦那様はお優しくて自慢です!で・す・が・これは無いと思いますわよ?妻の立場としては誠実な旦那様で嬉しいのです。ただ、お相手を考えたら文句も有りません。そこは、火遊びでもお妾でも、どうぞ!と、申し上げます。ですわよね?ターニャさん、ソニアさん、ソフィアさん、はまだ早いわね」
「私もアーシャ様と同意見です!クリスティさんがお可哀そうです!」
《旦那様は優しいけど、今回のは可哀そうです!》
「私はまだですが、事情を聞くとダメとは少し…………」
「クリスティさんの熱い視線を思い出すと………可哀そうですわね」
「同じ事されたら泣いちゃうです」
「む、ぐ、しかし、君達が居るのに」しかしも案山子も御座いません!そのお気持ちは嬉しいのです!逆にホイホイ他所の女性に行っては行けません!相手を考えて下さいと申し上げているのです。クリスティさんなら、知らない仲ではありませんし、焦がれた期間も姿も知っております。私達の立場を考えて頂けるなら、文句無し!と言う事ですわ」
「あ、あ、わかった。明日あや」謝ってどうなさるのですか?旦那様がお誘いして、今日の遣り直しをしないと始まりませんわよ?ちゃんと、フォローしてくださいまし。勿論!私達にもですわよ?」
そうだったのか。反省だ。クリスティも言ってくれよ。
アーシャに怒られたじゃないか。甘えようと思ったのに。
「でも、旦那様が妻に正直なお方で安心していますわ。さ、お風呂で仲良く致しましょう?癒して差し上げますわ。皆さん宜しいですわね?」
「「「「「はい。あーしゃさま」」」」」
あれ?機嫌治ってる?ならいいか。たっぷり癒して貰おう。
身体を洗いながら屋敷の話とジェームズ達第一陣の出発を話していたのだが。
此処から先はR-18なので表現する訳には行かない。
素晴らしい。とだけ言っておこう。
「朝だな…………」
決まって起きる。眠る必要は無いが妻達と一緒だから寝る。
昨夜は夫婦の営みと言う、ベッドと言う名の戦場で激しい戦いが繰り広げられたが
俺は生き残ったのだ。
それはそれとして、ソフィアとカトリーヌは初めてだったのだが、良かったのか?
いや、良い訳は無い。反省を生かすのだ。
今日は起きる迄ここだ。優しくソフィアとカトリーヌを抱いてやるのだ。
それが正解の筈だ!と、思いたい。
それで、俺の入れたアーリーモーニングティーを皆で飲む。そして風呂。完璧。
夜はクリスティもエスコートして、大切に扱う。完璧。
日中は仕事に勤しむのだ。
朝は商会、昼は屋敷で書類、その後学校で片付け。
クリスティも休みだから、自宅に迎えに行き、ドレスと宝飾品をプレゼントして、
高級ホテルで夕食と会話を楽しむ。そしてR-18。完璧。
「ぁ、ごとうしゅ、さまぁ。ありがとう、ございましゅ」
「おはよ、カトリーヌ。治癒は掛けて有るが大丈夫か?」
「は……ぃ。うれしさ、いっぱいで」
「まだ早い、居るから眠っていろ」
「ふぁい」
「はっ!あ、あの、おはようございます、旦那様。昨日は、えっと、嬉しかったです」
「うん。身体は辛くないか?治癒は掛けて有るからな?」
「あ、ありがとうございます。その、良いものですわね?」
「そうだね。お互いを感じるからな」
「御当主様、おはようございます。お茶をお入れします」
「いや、俺が煎れる」
全員のお茶を用意していると、次々に起きて皆でゆったりと寝起きのお茶とお喋りを楽しむ。
こういった時間も良い物だな。鍛錬ばかりもダメだ。何事も程良くだな。
一番攻撃を受けたアーシャは腰に力が入らず、風呂まで抱いて運び、治癒を掛けた。
朝食を食べながら、今日の予定を話ていた。
アーシャ、ターニャとソニア、ソフィアとカトリーヌは研究室で繊維と化粧品。
ジェシカは午前と屋敷までは一緒。後はアーシャに着いている。
俺はさっきの予定を話て、明後日は皆でデートの約束をした。
「「「「「「やぁったぁぁん!」」」」」」
彼女達が喜ぶなら俺も嬉しい。
執事のペルルにあれこれと相談と言う名のお願い事を何件かして、屋敷を出た。
商会へ行く為だ。横のジェシカはご機嫌で手を繋いで来る。
「「「「おはようございます!」」」」
引き抜いた事務員達だな。
新人にあれこれと教えている。助かる。
商業ギルドにも挨拶して、お礼しとかないとな。
「おはようございます!義兄上」
「おはようセバス」
セバスも慣れ始めて来た様だし良い事だな。アーシャも安心だ。
生産はボルドー任せなので、増産、品質、見学にもいかないと。
そうなると輸送だ。
ボルドー~王都。ボルドー~アルテンメルン。帰り荷も考えないとならないし
専門の輸送部門を作って、お抱えの警護班も欲しい。
期待したいのが、ケイティの父親だ。是非欲しい人材だな。
専門家なら、馬、馬具、荷車、御者、その他の手配と運用一切を任せられる。
屋敷に戻り、妻達と昼食。
最近は新しい料理に目覚めたのか、他国の料理もチラホラ出る様になった。
ま、美味しいなら何でも嬉しいがな。
女性はデザートやお茶の話等で盛り上がるみたいだ。
執務室で今回の研修の詳細報告書を纏める。
馬車~食材に至るまでだ。次回以降に生かせる。
子供達の行動も予測が立て易くなるしな。
後は俺所見の加点点数表だ。卒業時に大切な物だからな。
スフィアを取り出しジェームズに繋げる。
『御当主様、此方の旅程は順調で御座います。明日の午前には到着です』
「苦労を掛けるが頼む。何か有れば直ぐに教えてくれ。バハムートなら半日で往復出来る」
『それは頼もしいです!何も無い事を祈りますが』
「そうだな。当面は一日おきにでも連絡を取り合おう」
『畏まりました』
書類を終わらせて、ジェシカがお茶と焼き菓子を出してくれるので
2人でまったりと休憩する。静かで落ち着いた時間だ。
だが出なければ。立ち上がって部屋をでようとすると、ジェシカがもじもじしているので
抱き締めてキスをする。彼女はこういった触れ合いが好きだからだ。
学校へ行き、生徒達に貸し出した武器、防具を手入れしながらしまっていく。
これも、慣れたら生徒達にやらせないとな。身に付かない。
武器が使えなければ、最悪戦闘中に死んでしまう。
教員棟で書類を納めてからクリスティの部屋に向かう
俺がドアをノックして、直ぐに出て来たクリスティは、休日の町娘。と言った感じで
可愛らしいワンピース姿で髪の毛も適当に束ねた感じだった。
びっくりしたのか、茫然としている。
「あ、えっと、どう…………」
「うむ。昨日は済まんな。ちゃんと俺から誘うべきだと思ってな。いくぞ?」
「え、でも。わ」
「構わん、鍵だけで良い」
クリスティの手を取り、キンブリーが待つ我が家の高価な馬車に乗る。
「あ、あの、メル様?どう………」
「もう着く。心配するな」
おろおろしている彼女を抱き寄せ落ち着かせる。
漸く力が抜けてもたれ掛かって来た。
クリスティの甘い体臭が漂い、確かに昨日は良く無いと反省。
マダムの店に着きクリスティの手を取って下ろしながら店内に連れて入る。
「ニルヴァーナ伯爵様、ようこそお待ちしておりました」
「うむ。注文通りに頼む」
「承りました。あ、お嬢様、此方へ」
「え?え?あ、メルさ………」
30分後、綺麗に化粧を施し、着飾ったクリスティの手を引いてやる。
背も高く、20代半ば、大人の雰囲気でこういった感じのドレスが似合うな。
「マダム、いつも良い仕事だ。流石だな」
「有難う御座います。クリスティ様はスタイルが宜しいので、ドレスも宝石もスタイリッシュに」
「うむ。礼を言う」
「あの?メル様?え?」
次は高級レストランだ。
何時もとは違う佇まいは古い古城の様な雰囲気有る店だ。
「えっと、どう、な」
「クリスティ。入るぞ」
彼女の手を取り店内に入ると
「お待ち致しておりましたニルヴァーナ卿。どうぞこちらです」
「コースは任せる」
「あの………メル様?いったい……」
「ん?昨日の詫びだ。お前もこの方が喜ぶと思ってな」
「そ、それは、そうです、けど。驚いてて」
「そうか。女に恥を搔かせたのだ。これ位はする」
「~~~恥ずかしいのです………」
「まあ、今は食事を楽しもう」
「はぁい!」
食事をゆったりと済ませ、彼女はデザートにも満足したようだ。
ワインを飲みながらぽつぽつと話す彼女に頷きながら会話を楽しんだ。
店を出て馬車で向かった先は、昔住んでいた屋敷だ。
ここは手放さず改装をして、維持管理にも人を入れて有る。
「「「「お帰りなさいませ、御当主様」」」」
「ああ、今日からこのクリスティを頼む。警護も確りとな」
クリスティの部屋に連れて行き抱き寄せる。
「あの、これは………?」
「俺と関係を持つとはこうなるんだ。済まんがな。今日からここに住むんだ。
世話もメイドが面倒を見るし、警備も付く。必ず馬車を使え。いいな?」
「え?はい。あの…………」
「妻達公認の妾だ。俺も数年で侯爵になる。今迄通りの生活は出来ないと思え。教員は良いがな」
「う、嬉しいです。でも、戸惑ってて、どうしたら」
「どうもしなくて良い。ここにも通うから放置はしない。安心しろ」
「はい…………お任せします」
「う、朝か。もう一度治癒を掛けておくか」
「ぁ………メル、さま。おはようございます。余り、見られると、その、恥ずかしいので……」
「素晴らしかったぞクリスティ。大丈夫か?」
「はい………もう帰られるのですか?」
「いや、朝食は一緒に」
「では、こしてても、いいでしょうか」
「ああ、お前の好きにしていい」
2人で朝食を取り、今日部屋の引っ越しを配下が行う手筈を教えた。
部屋の中は女性のメイドだから安心の筈だ。
なるべく週に一度は時間を作る約束をした。
まあ、学校でも会うのだから、そこまで心配要らないがな。
ただ、昨日迄思って無かっただけに、どうしてこうなったのか…………
で、商会に行く。
するとジェシカが待っていた。
「おはようございます。寂しかったの……」
「む、すまん。霊波で繋げば良かったか」
「はい。して欲しかったの」
「どうした?少し甘えたい様だな?戻る前に甘味の喫茶でも行くか?」
「嬉しいです………寂しくって」
「すまんすまん。後でな?」
「御当主様、ラベルが出来上がりました」
「中々良いな!セバス?コレを義父上に。今後はこれを貼って貰おう」
「はい!シードル、洒落たラベルです!美味しいし、爆売れ間違い無しですね!」
「ああ、頑張ろう」
商会に皆で昼食を何時ものレストランで食べた後
ジェシカと約束通りに喫茶に行き、機嫌を回復させてケーキやお菓子を購入してお土産に。
彼女達の研究を見ておきたかったのと
時間が有ればカトリーヌの鍛錬も少しづつしておきたい。
キツキツですがどうにか……
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感想・ご意見・誤字報告等有りましたら
お願い致します。
さら




