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W・M・S (Warlock Magus System)  作者: 渡野さら
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第112話 始動2



大変お待たせ致しまして、申し訳有りませ~ん!!








翌日は朝早くから父さん(全能神)が顕現したと宮内が大騒ぎ。

これからは何時来ても良い様にと、更に普段から磨き上げて綺麗にし、

失礼の無い様にとサリーニャとマリアンヌが檄を飛ばしていた。

そこ迄騒がなくてもいいと思うんだがなぁ。

皆には仕えし主の父親。だもんな。そうなるのか。


今日から、朝は騎士団を扱く事にした。

王都の騎士団と警備隊は半数を雷帝宮に順番に混ぜる事にしたんだ。

増員したのも有るし、拠点的な意味と全ての配下の武人に統一した鍛錬をさせる意味も有る。


「デッカー、皆もおはよう」


「おはようございます、御当主様」

「「「「「「「「「「「「「「「「押忍!!」」」」」」」」」」」」」」」」


「朝から元気いいな~気合十分だな。よし、ヤルか!!」



先ずは俺が全員の”霊と魂”に接触し、揺さぶりを掛ける。

通常、人間は死ぬまで感知する事が無い。出来ない。

だからこうして存在を確認させて、自分の”霊魂”と向き合える切っ掛けを作る。

俺考案の瞑想をさせて、魂を燃やし霊力を高める訓練だな。

それが終わってからメルツェリン流の型を流してから乱取りだ。俺や上位者が団員達複数と行う。

皆がくたばった後に上位者全員が俺と行う。

ま、指導だからかなり手加減している。

こうやって上位者と交わるのは剣術や体術には有効だ。


終わったら治癒を掛けてやり朝食。

団員達は休憩の後、巡回と騎士としての鍛錬とに分かれる。

ウチは一日を三交代で回し、勤務すれば翌日休み。希望が有れば連休。

ざっくり言うとそんな感じかな?


魔法師団は朝七時に集合して全員で魔力循環。

そして朝食。休憩後に魔法実演の模擬戦。

評価を受けて昼食・昼寝で魔力を戻し自己鍛錬。

最後に魔石での魔力反復。

カトリーヌが纏めている内の教材部分が出来上がったら

座学の時間も追加するらしい。

実はクリスとイエネッタ、雷帝宮の宮廷魔術師には霊魔力循環を教えている。

だが師団員にはまだ早いらしく、個人判定の結果を見ながら上位者には。

って事らしい。魔力操作が達者になりかつ、魔法技能が高く無いと意味ないしな。


なのでカトリーヌは魔法学院のカリキュラムも作成している。

当然クリスとイエネッタが協力しているがね。


さて、商会と北部、街の視察、政務、街道の延伸、ストラーナに分裂するか。




~~~~~~~~~~




お久しぶりです。アーシャの実弟のセバスです。

え~っと、存在感薄いですけど、商会で頑張ってます。


僕の自慢!って訳では無いですけど、義兄上は凄いんです!!

今の商会のお仕事ってお酒の販売・輸送・学校運営の資金管理が主ですけど

それだけでも大忙しです!

新街道が完成して各地にお酒を輸送・販売してるんですけど

ラガービールがエール酒に代わって市場を独占状態になってるんです!

しかもシードルも若年層~女性に大人気で色んなお店からも注文殺到で

貴族の屋敷にも個別販売の依頼が来てるんです!


おまけに姉上からは本格的に婦人会のお店の準備を指示されて

ここの隣二つを店として準備に入りました。

一つは服や化粧品の女性のお店。もう一つは喫茶ですね。

ここの商品や内装、棚にテーブルセット。果ては食器や小瓶に至る迄

殆どの品の原案、試作をカトリーヌさんが行ってるんです!


しかもカトリーヌさんはボルドーでも活躍したし姉上達とオストラバ平定にも

騎士団率いてたんですよ。

王都近くに魔物が大量発生した時も、義兄上と殲滅。

ニルヴァーナ家の別荘も大部分を手掛けたらしいですし

この前のゴリアテを襲った災厄も、雷帝竜様と二人で倒したり。

すっごい女性ですよね?

大陸史上初の【大魔導】を授かった時なんて、王都大広場で授与式が有ったんですけど

国中?大陸中?から人が集まったって位、凄い観衆でした。

おまけに剣技も義兄上に迫る程らしくて、騎士団も任されてるらしいです!


姉上達も聖女の格が上がったし、義兄上なんて褒章が用意出来ないから

国を挙げて敬えって。本当に憧れと尊敬の存在です!

僕には真似出来ないですけど、お仕事頑張って一人前にならなくっちゃ。


そうそう。事務員さんも増員したんですけど、何故か皆さん僕に優しいって言うか

なんだろう。距離が近い気がするんですよね?

お昼は皆で行く事が多いんですけど、夕食や休日のお茶とか誘って来るし。

いえ、誘って欲しい?感じを出して来る?良く分かんないです。

母上も最近、「変な娘に用心しろ」とか言ってくるし。

女の人って何だか難しいです。僕には。


お店の出店に併せて支店も計画しているらしくて、更に忙しくなりそう~

今の僕には丁度いいかな?

あんまり余計な事、考えたくないので。


出番が増える様に頑張ります!!




~~~~~~~~~~




「これでいいのね?」


「ああ、すまんな。抜いた木は順次それで処理してくれ。本来なら商人ギルドと材木商、樵を呼ぶのだが今期は時間が無い」


「「分かりました。」」


「じゃ、集めましょうか、カトリーヌちゃん。」

「はい。でもこれって本来、反りを出すのに寝かすんですよね?どうしよう。」

「そこは森林を司る私が居るから大丈夫よ。」

「あ!そですね。じゃあ、余地に集めちゃいます……ゴーレムさん、お願いね?百本づつね~」

「有る程度集めるまで、少し待ちましょう?」

「はい。”休憩室”出します~よいしょっと。」




「はい、どうぞ。」

「ありがと。便利で助かるわねぇ。」

「アルテさんはまだ神様だから、何でも出来るんじゃないですかぁ?」

「そうだけど、極力使わないの。地上で過ごすにはね。シリア様もそうでしょ?」

「あ、そうですね。そっかぁ~でも昨日は驚きました!天照様が顕現されるんですもん。」

「そうねぇ。カトリーヌはお会いした事が有るのでしょう?」

「はい。皆さんにはナイショです。遥か遥か過去と未来です。天照様にお世話になったんです。」

「そうなのね。私達が研究室ラボに入る前なのよね?」

「そです。あの時間軸の八十年前と、世界が消えた直後ですね。」

「凄い存在だったわね。正に”神”だったわ。」

「はい。あ、結構山になってます!はや~い。」

「じゃ、始めましょうか。」



アルテとカトリーヌが始めたようだ。

アルテが聖神の力で丸太と角に削いでいる。

カトリーヌが魔法でそれらを平板や通常の角材に切っている。

早いな?直ぐに終わりそうだな?流石だな二人共。



「ここの余地に材木置き場を作りましょう。雨や雪を凌いだ方が良いでしょうからね。」

「そですね。じゃあ、ゴーレムさん達はどんどん運んで下さ~い。横に作業小屋を作っておきます。」

「そう言えば仮宿舎が必要なのよねぇ。どこに建てるのかしら?」

「ここって商業区ですから後に宿としても再利用出来るし、ここでいいと思いますけど。」

「そうね、そうしましょ。ならば基礎から~それっ!上に木くずを置いて…再生!」


「はわわ~あっという間に出来ちゃいました!凄いです~」

「何棟か建てるから、カトリーヌちゃんは最低限の設備をお願いね?」

「ふぁい~!厨房から始めるのです~」




~~~~~~~~~~




俺達は新都予定地を分裂で方位、距離、、貴族街と商業区。住宅街=外周の大きさを測り

紙に正確に記入を行っていく。

そうすると想いの他、大きくなってしまった。直径で二十キロだ!

いや、後々を考えると、これでも小さいのか?

しかし東はウチの領土ギリギリなんだよ。一旦これで行くか。



「良し。ここ迄の記入はいいかい?」


「「「「はい、旦那様。」」」」


「ならカトリーヌとアルテの場所に戻ろう。外周の大防壁もこれで決まったな。

では行くよ?」




「おお!早速やってるなぁ。流石だ。頼まなくても先に手を入れてくれたか」


「「あ、旦那様」メル?」


「流石アルテね~仕事が早いじゃない。カティもお疲れ様。」

「皆さんも。測量は終わりですかぁ?早いです。」

「ああ、午後から大防壁を先に作ってしまおうかと思っている」

「じゃあ、仮宿舎を私達で整えますね。」

「ガイアとアルテミスは俺と頼む。昼はどうするのだ?」

「厨房と食堂は整えたので、此方で用意しましょうかぁ?」

「そうしましょ?カトリーヌ。私達で。食材はあるの?」

「はい、ターニャさん。大丈夫です。」

「では頼むね。」



ターニャ、カトリーヌ、が早速昼食の準備に掛かって、ジェシカはお茶を淹れてくれる。

まさかこんなに早く仮宿舎が解決するとは思わなかったな。

場所も商業区内だし、二期か三期で宿に改装すれば良いのか。



「はい、旦那様お待たせしました。」

「済まないターニャ。では、頂こう。妻達に感謝を。」

「「「「「「旦那様と創世神様・全能神様に感謝を。」」」」」」


「このビーフシチューは美味いが、良く短時間でできたね?味も俺好みだ」

「カトリーヌが事前に仕込んでくれていましたので、助かりました。」

「こんな事もあろうかと、です。味付けはやっぱりターニャさんが上手ですね。」

「ふふ、流石ね?まぁ、昔は良くソニアさんと二人でやってたから慣れね。旦那様に喜んで貰う為に。」


「ああ、そうだったね?懐かしいな。一緒になる前も良く来ては三人でな。

正直助かっていたよ。ソニアが一人になるし話せなかったから。」


「まだギルドのお仕事していた頃ですか?」

「ええ。旦那様が居ない時もソニアさんと二人で。やっぱり心配もあったしね。」

「お二人が仲も良いのはそんな経緯もあったのですね。」


「助かってたよ。看板受付嬢で忙しかっただろうにな。

知ってたかい?ターニャに群がる連中が多くてな。毎日何人も玉砕していた」

「へ~~ターニャさん、モテモテだったんですね~美人ですもんね!」

「まぁ、我が妻達は皆が美人だ。自慢では有るな」

「「「「「「嬉しいです!」」」」」」



食後、軽く食休めをしてから、カトリーヌがターニャ達を伴ってアルテンへ飛んだ。

俺はガイア・アルテと外周の大防壁を建てて回る。

約七十キロ、幅が六メートル、高さが十五メートルで、三,五キロ毎に監視塔を建てる。

高さは二十メートルにして防壁と塔内部に詰め所と宿舎、階段を作っておく。

街は通常警備隊の持ち分だが、ここは軍の管理にして、

門の通行や巡回警備を警備隊にするつもりだ。

この警備隊は軍の所属部隊に組み込む。



「やはり手間が掛かるな。三人掛かりでも三日四日掛かりそうだな?」

「そうね、あなた。でも確り手を加えないと。」

「被害が怖いわね。大型魔獣でも突破されない様にしないとね。」

「ああ。武力無き者が大半なんだ。守ってやらねば領主と言えぬ」

「そうね、頑張りましょう。」




~~~~~~~~~~




私達は【重力転移】で領主館の前に飛んだの。

ここに代官の執務室があるから。

屋敷に入りながら騎士団に声を掛けてジェームズに会いに行くの。



「な!奥様方!どうされましたか!?代官様で?」


「ええ。急でごめんなさいね。あ、このまま執務室に向かうわ。」

「は。いえ。では先導致します」




『代官様!ターニャ奥様・カトリーヌ奥様・ソフィア奥様・ジェシカ奥様をお連れしました!』


「ああ……何!!直ぐにお通ししなさい!」



「ごめんなさいね?ジェームズ。いつもご苦労様。旦那様も感謝していますよ。」

「いえ、家臣ならば当然の事ですから。それで、急ぎの用で御座いますか?」


「ええ。新都ストラーナの会議は参加したので承知でしょう?それで、初期の初期を今、旦那様と行っているのね。

流石に時短させないとならないから。それで仮宿舎を整備中なのだけれど寝具~備品・厨房器具迄を取り急ぎ

手配して欲しいのよ。取り敢えずの物は今から持って行くとして。お願い出来るかしら?当然それ以後に関しては

旦那様がお仕事の割り振りをなさるでしょうから。購入品に関しては近くのこことナーフェルに頼るでしょうね。

あ、都合が良ければジェームズも顔を出す?話も早いでしょ?」


「はい!是非に!では問屋に赴いて急ぎの品だけ。後は商人ギルドに発注しますので」



そんな訳でジェームズと馬車で寝具の問屋に。

ここで寝具を有るだけ。段取りして貰う間にカーテンとタオル、食器を適当に集めて

寝具も時空術に収めてから仮宿舎に戻ったんです。

すると旦那様も感知で把握したみたいで、直ぐに三人で戻って来ました。



「お疲れ様で御座います、御当主様。ガイア様・アルテミス様も」

「うん。ジェームズもお疲れ様。慌ただしくて済まないな。仮宿舎を纏めないと

皆が作業にも入れないだろう?それで急ぎな」


「はい。取り敢えずの物はギルドに発注を掛けましたので明日・明後日中には。

今後はどう、動きましょう」


「うむ。各地から監督と職人を集める。調理や洗濯などの世話人もだな。

基礎は俺が作るから、上屋を任せようと思う。勿論内装、設備もだな。

それから、ここにもウチの屋敷が必要だ。春の開校時に領主の館が無いのは不味い。

これも基礎と大壁は俺達でやるが後はジェームズに任せたい。図面は……

カトリーヌ?任せていいか?」


「はい旦那様。」


「有難う御座います。必ず御注文通りを春迄に」


「無理を言って済まないな。後、学校以外は各ギルドの支店と教会

最低限の商店だが、これも商店は各領地から出店希望を募って出して欲しい。

場所は商業区内だが、皆で相談してくれ。目先はこんな所だな」


「分かりました」



私達とお茶と雑談した後、ジェームズを送って旦那様達は続きを

私達は時空術から出した物を各部屋に運んで有る物で整えて。

今日はそこ迄で終わりですね。







長らくの更新停止を、心苦しく思っております。

お読み頂いている皆様には、誠に申し訳有りません。

停止中にもブクマ登録もいただいていたり、感謝しか御座いませんです。


前にも後書きで書きましたが、大切なHDがぶっ飛んでしまい、仕事も執筆も

蓄積データが消失、余波でPCもクラッシュ。

茫然自失でありました。

おまけにコロナに依る自粛生活・仕事消失と体調不良のトリプルパンチ。。。

死にそうです。


ですが、何とか復活し、また少しづつ更新して参りますので

死にそうなあたしを見守って下さいませ。


本編も下書きを進めておりますが、過去や未来のお話や

全く別の新話もプロット進めたりです。


これからも頑張りますので、応援宜しくお願い致します!!


さら

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