第104話 災厄2
長期投稿停止でごめんなさいですっ!
まだまだ不定期ですが頑張って続けます。
では、続きです~
先ずはお母様と自室に戻り、アウリッヒにスフィアで報告です。
『どうされました?姉上。おや、母上も』
「実は。今し方、シリアお母様が皆に発表したのだけれど、”災厄”が来るそうなの”異形”と魔物を連れて。後、一時間半もすれば大陸の四か所に。
二か所は旦那様とアーシャさん、ガイアさんで対処。もう一か所は雷帝竜様が単独で。そして、もう一か所……港湾都市ゴリアテに。
カトリーヌさんが一人で。民の保護や異形の駆逐に騎士団と、守りにソニアさん、アウラさん、クリスティさん、ケイティさんレスティナさん、イエネッタさん、
お目付け役でアルテミスさんが向かうわ。戦いは数日の長丁場になるらしいから、間に合わなくても手配は掛けて頂戴。理解した?」
『……え、ええ。了解です、姉上。急いで宰相達と相談しますが、カトリーヌ殿は大丈夫なのですか?』
「苦しい戦いになると思うわ。邪神の僕の中でも上位種らしいから。雷帝竜様は目処が付けばカトリーヌさんに合流する手筈なの。」
『………分かりました。南方軍は駐留していますから直ぐに事に当たる筈ですが、此方で出来る事は行いましょう。
と言っても、戦いには間に合いませんから伝書の指示と戦闘後の復旧の支援でしょうか。国内にも警戒警報を出します。
それでは直ぐに協議します』
「はぁ……出来る事は有りませんが、心配です。カトリーヌさんは勿論の事、国民の被害が如何程になるのか……」
「今は手配を急がせて、被害の拡大を押さえる事が大事です。祈る事しか出来無いのがもどかしいわ。」
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虹の尖塔、各所では
「邪神の災厄が訪れるなんてっ!!」
「こちらには創世神様がいらっしゃいますわ!」
「そうですっ!御当主様と奥様方が守って下さるのです!」
「だが、被害に遭う町や村も有るだろうになぁ」
「他の国はやばいんじゃないか?」
「聖女様がお二人も居るのですから。」
「他国にゃいけねえだろ?」
「雷帝竜様とカトリーヌ様はお一人で戦うのだろ?心配だぜ」
「カトリーヌ様のお力を見たろ?必ず防いでくださる!」
「御当主様とアーシャ様・ガイア様は強いんだ!直ぐに倒して合流するさ!」
「奥様達は妊婦ですのに……無事だといいのですが。」
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「我等、この場に居る騎士団と軍はカトリーヌ様に着いてゴリアテで活動を行う!異形は我等が!
現地の軍が魔物を担当するだろう。そして、一人でも多く救うのだ!カトリーヌ様のお荷物にならぬ様
全員、死ぬ気で気張れ!霊力を高めろ!戦姫様と共に戦うのだ!」
「「「「「「「「「「「「「「押忍!!」」」」」」」」」」」」」」
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「お姉ちゃん。大丈夫かなぁ?」
「姉ちゃんが、戦うなんて。そんなの大丈夫かよ!」
「騒ぐな!姉ちゃんなら大丈夫だ。役目を果たす。祈って待つだけだ」
「そうだよ?カトリーヌは世界最強の女だって言ってたから。あんた達も信じて待つんだよ。」
「そうですよ?カトリーヌ奥様はこの世で最も強い女性です。御当主様以外に勝てる者など存在しませんから。」
「その通りです。お優しい奥様が、必ず平和を齎して下さいます。」
「雷帝竜様も、直ぐに合流される筈です。」
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コルンに飛んだメルとアーシャは
「首都とは厄介だな。犠牲が膨らむぞ」
「はい。冒険者や軍が動き始めた様ですが、既に危険な状況です。障壁が難しいですね。」
「ふむ、魔物が多いな。ヤツからは非常に強い霊力を感じる」
「はい、旦那様。カトリーヌが心配ですが、今は目の前に集中しましょう。」
「そうだな。ではもう少し近付いて、宣言しよう」
「はい。」
俺達は、人々が逃げ惑う中を反対に、”災厄”に向け歩き出す。
首都とは言え、まだ防壁には入っていない。が、後二キロ足らずで到達するだろう。
だが、万を超える魔物の群れの一部が街に入り始めている。このままでは、民は蹂躙されるだろうな。
だから、ここで足止めする。
「アーシャ?防壁上に飛ぼう。」
「はい。」
「よし、障壁を頼む。シルスで足止めして、”災厄”と対峙する」
「分かりました。」
「うむ。では、”銀弾”!」
小さなシルスが指先から飛んで行き、魔物の軍勢に着弾する!
直径五百メートル程が爆散して、土砂と魔物共が弾け飛ぶ!”災厄”は意にも介さないようだ。
「うわ!なんだ?」
「何が起こった!どうしたんだ!」
「魔法か?なんだ!?」
「魔物が弾けたぞ!どうした?」
防壁の外で待機している軍や冒険者達が騒いでいるが、ここらで言うか。
「者共聞け!俺は大陸最強の白金冒険者!【魔人のメル】、「妻で【聖女アーシャ】が」獲物を貰う!邪魔だから防壁に引っ込んでろ!!」
「なっ、なんと!」
「うわ!魔人だ!魔人が来たぞ!」
「あいつ白金クラスだぞ!最強だ!」
「聖女様も来た!スゲ~!!」
「本物のメルだぞ!勝てるぞ!」
「助かった~、魔人が来たぞ~!!」
「「「「「魔人のメルと聖女様が来た!!!」」」」」
「伝令~~!魔人と聖女が助っ人に来た!」
「ふふ。騒いでいるな?アーシャはここで障壁を」
「いえ、お傍に。障壁はどうとでもなりますから、二人で早く倒し、カトリーヌの傍で見届けたいのです。聖力を吸われても、手助けは出来る筈です。」
「うむ。バハムートとカトリーヌを助けねばな。だが、コイツも時間が掛かりそうだ。では、シルス!」
放ったシルスが”災厄”に直撃し、直径三キロ程が消し飛ぶ!
土砂と砂塵が舞い、クレーターに残ったのは災厄のみ。魔物は全て、微塵に吹き飛んだようだな。
これで、集中して相対出来る。街はアーシャの障壁で傷一つ無い。流石だな。
「流石アーシャだ。では行くよ?ヤツの眼前に飛ぶ。いいね?」
「はい、旦那様。」
”災厄”の前に飛んだ俺達は、睨み合っている。
ステータスを見ると、邪竜の倍は強そうだな。身体もバハムートクラスだし、〆て掛からないとな。
名はグノシス。蛇型の翼竜だな。
先程のシルスでも全くダメージが無い。手間が掛かりそうだな?
「仕掛けるぞ!アーシャ!」
「はい、”聖障壁”。”聖光矢”!」
ヤツの頭上から無数の光の矢が降り注ぐ!
それに合わせてソウルイーターで切り掛かる!
「ぬぅん!」
聖光矢は障壁で防いだようだが、俺の刃は障壁をすり抜け本体に届く!
グチャグチャグチュ
「ギュオォォォォ!!!」
ソウルイーターが胴体?を切り込みながら魂を喰らおうと肉を裂くが、グノシスも喰われまいと抵抗している。
まだこの段階では無理だな。弱らせてからだ。
すぐさま傷が再生されるが、アーシャの聖光によって、塞ぐ速度が遅くなる!
「土錬”泥沼”はっ!」
「”聖業火”」
泥沼で足止めをして、アーシャの聖なる青き業火が焼き尽くす!
すかさず切り掛かるも、前腕で防がれた。だがかなりの深手だな、休まず畳みかけて一刻も早く倒す!
カトリーヌとバハムートを助けるのだ!待っててくれ。
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フォルスに飛んだメルとガイアは……
「ふむ。街には近いが森の中とはな」
「戦っているのはここの領軍?とエルフかしら?」
「だな。堅そうだな?岩の様な竜か。ほう、耐久値も高いし力も有る。時間が掛かりそうだが、時短で倒したい」
「森の被害は私が再生させます。障壁も。気にせず思い切りやって下さい。カトリーヌとむ~とちゃんが気になります。」
「ならば魔物の軍勢を粗方処理するか?」
「はい。【大地母神の怒り:土津波】はっ!」
ガイアが唱えた瞬間に、高さ五十メートルの土砂が舞い上がり、全てを飲み込む津波と化して、魔物の大軍を飲み込んで行く!
森も一部、呑み込んでから収まると、地割れが起きて地面に埋まって全てが消えた。
だが、数分後に地響きと共に邪岩竜ベルキデスがけたたましい叫びと土砂と共に飛び出して来た!
「やはりそう来るよな。行くぞ、ガイア!」
「はい!あなた!【鉄剣山】【磁気嵐】【自動障壁】」
俺はソウルイーターを抜き放ち、ベルキデスに切り掛かった!
カキン!!
「硬い!だが舐めるなっ!真神闘気!!そらっ!」
新たな闘気を放ち渾身でソウルイーターを振り切り、ヤツの前足を一本切り飛ばす!
だが、再生が始まった!早いぞ!
「させません!【地母神の光】!」
ガイアの放った光に依って、再生が遅くなる。
この隙に更に切り掛かり、手傷を。と、思ったが障壁に阻まれ威力が半減してしまった。
だが、障壁を抜けたのはデカい!
このまま勢いに乗って、畳掛けたいものだ。
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モルコリにぶっ飛んだバハムートは
時速、一万五千キロでぶっ飛んだまま。だと、地上が衝撃波で壊滅するので速度を落とし、自由落下で高度三万メートルから目標目掛けて突っ込む!
地上では、水竜ヲルトがモルコリの西部にあるアマゾの街を喰らおうと、破壊し、人を呑み、暴れ回っていた。
その胴体に障壁を突き破りながらバハムートが突っ込む!!!
街はクレーターと、砂塵、衝撃波、激しい地震に覆われて、大穴が開いていた。
数分後、ボロボロのバハムートが、水竜ヲルトの上半身を咥えて這い出てきた。
既にヲルトは生命活動を停止しており、街は消滅、バハムートも全身傷だらけで満身創痍だった。
{我も他もどうでも良い。カトリーヌ様の助力に行くのが最優先事項で有り、最短で倒す必要が有った。悪く思うな人間共よ。カトリーヌ様、今向かいます}
バハムートは水竜ヲルトの死骸を咥えたまま、ノロノロと飛び上がりゴリアテの街を目指して体液を撒き散らしながら飛んで行った。
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「っ !!」
む~とちゃんが”災厄”を倒した!?
凄い!!本当に瞬殺しちゃったんだ!でも………む~とちゃんの生命活動が低下してる。
こっちに向かってるんだろうけど、心配だよ~。
早く助けてあげたいけど目の前の”ヒュドラ”。体力も魔力も霊力も高過ぎて、中々削れないの。
じれったいけれど焦っちゃダメ。
冷静に平静に、淡々と。僅かな隙も命取りになりかねないから落ち着いて。
攻撃は剣も魔法も通っているんだから、このまま。このままだよ私。
まだ開始から一時間。今の調子だとペース的に七十時間位掛かりそう。
街の被害も気になるけど、目の前に集中しなきゃ!
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あれから五時間。む~とちゃんも近づいたし、私に変わり無し。
着実に削れてるしヒュドラにも反撃させて無い。いけるわ。
「えっ!」
旦那様とアーシャ様が災厄を倒したの?凄く早い!
あ、そのままフォルスで合流して倒すんだね。
よーし、わたしも頑張らなきゃ。
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あっ、む~とちゃんが見えた!!
全身ボロボロだよぉ………ぐす。早く治してあげたいよぉ。
あれ?咥えてる?もしかして倒した”災厄”かな?律儀だなぁ。
遠くで皆が騒いでる声が聞こえる。む~とちゃんが来たからだね?
うん。隙を見て治癒を掛けちゃお。
{む~とちゃん!大丈夫なのっ?心配だよぉ}
{ぐぅ。平気だ。直ぐに助勢するぞ}
{ううん、ちょっとだけ隙を作れる?そしたら治癒を掛けるから}
{む、、分かった。待っておれ}
む~とちゃんは少し離れた場所に着地したの。ここと街の間に。
倒した”災厄”を口から放して体勢を整えたと思ったら、口を開けて吠えたの。
瞬間!上空からとんでもない電圧の雷撃が”ヒュドラ”を襲ったの!
わたしはすかさず
「【現世ノ癒】」
瞬時にむ~とちゃんの怪我が治り全快に!
良かった、上手く出来て。
よ~し!これで心配は無くなったし、後はコイツを倒すだけ!
{我も加勢する。長丁場だからペースを落とせ}
「うん。む~とちゃんも無理しちゃダメだよ?心配したんだからぁ。それ~!」
「ギュオ~ン!!」
長期間の停止、誠にすみません<m(__)m>
仕事等で体調が崩れまして、お恥ずかしい限りです。
元々が余り良くは無いのですが…
ですが頑張りますですわ。
お読み頂いていた読者の皆様にはご迷惑をお掛けしました。
停止中にも限らず評価・ブクマを頂き感謝です。
最近、春の兆しが見えてきましたが、まだまだ朝晩は寒いですね?
コロナの猛威も有りますし、お体は大事になさって下さいね?
先日、フラフラで帰宅し買い物に。と、近所の商店街へ向かったのですが
風が吹いて「さむっ」っと。
あれ?やけに足がスースーするわね?
もしや・・・スカート穿いてないんかい。あちし。
恐る恐る下半身を見たら・・・穿いてました(笑)
穿いて無かったら事件でしたよ。
パンツとタイツのおばさん現る!ゴシップ誌の小さな見出しですか。
事件起こさなくて良かった~




