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ミーシャの心と新たな仲間(二人)

 今私は膝にリーンの頭をのっけて休んでいる。

 私は私が追い出したリーンを探しに森をさまよっていたのだけれども、途中で盗賊か奴隷商人の奴らに襲われてどうしようもできなかった。

 そして助けを呼んだ。

 当然くるわけがないと分かっていたが、とにかく助けを呼んだ。

 男は私の下着を見て楽しんでいた。

 とにかく私は汚されそうで怖かった。

 そんなところにリーンが森からきて、どんどん敵を倒していった。

 私はとても驚いた。

 なぜなら、サポーターであるリーンがとんでもなく強い盗賊男に敵わないと思っていたからだ。

 朝に特訓をして多少は強くなったが流石に勝てるわけないのだ。

 「それなのに、覚醒サポーターって何よ。なんで教えてくれなかったのよ、リーン」

 私とリーンは契約していて、それで私が危険に遭っていたため覚醒したんだと思うけど、黙ってたなんてひどい。

 でも、

 「かっこいいな、リーンは。まるで白馬の王子様だったわ」

 味方がピンチの時に助けに来るなんて、そう思っちゃうよね。

 もっと好きになっちゃう。

 「…好き?…」

 確かに前一目惚れをして好きになったが、その時はあまり分かっていなかったが今になってわかる。

 好きだ。

 今まで生きていて美味しい料理を食べたことがなかったから前は一目惚れしたと言ったが、今は助けられて確実にわかる。

 「…!す、好き?!これが、恋?」

 考えれば考えるほど恥ずかしくなる。

 多分今顔を真っ赤にしてると思う。

 「…リーン」

 リーンの名前を呼ぶだけで胸のあたりがキュッとする。

 「助けてくれて、ありがとう。大好き、リーン」

 !!!

 何言ってるの私、どうしてこんなことを急に言うのよ!

 リーンが起きる前にどうにかしないといけないのにどんどん恥ずかしくて顔が真っ赤になっていくわ。

 「……素直に起きたら伝えるべきなのかなぁ。でも、まだいっか」

 とりあえず、本当の気持ちをリーンには伝えないことにした。

__________


 「っん、ここどこだ。ってミーシャ」


 「お、起きた?よかった。もう、リーンのばか。心配したじゃない。」


 「ごめん。でもミーシャが捕まっててそれを俺が助けたから俺が心配される必要あるか?」


 「あるわよ!私と契約してるの忘れたの?」


 「覚えてるよ、でも俺がいなくても生きていけるだろ」


 「ご主人様が消えても生きようとするバカがどこにいるのよ。それより、覚醒サポーターってやつなの、リーンは」

 やっぱり聞くか。

 「そうだよ、あとでシャインにも話さないといけないからしばらく黙っててね」


 「分かったけど、あの子はそうするの?」

 そうなんだよなー。

 お母さんがいるだろうけど、どうして呪いなんて持ってたんだ?

 あとここがどこなのかわかるのかなぁ。

 「わからないから後で聞いてみようか。それと、奴隷として多分連れてこられた人もまだいると思うからそっちの方もやらないとね」


 「分かったわ。じゃあまず連れてこられた人たちを見てあげましょ」


 「ああ、それが一番いいと思う。とりあえず呪い持ちとなしで分けて、そこからもし種族が違うのもいたら分けておいて。俺は見ないでいるから」

 もうああやって呼ばれるのは嫌だ。

 どうせ子供もいるだろうから。

 「了解。背中に黒い桜印があれば呪いだよね」


 「そうそう」


 「じゃあ少し待っててね」

 そう言ってミーシャは向こうに行った。

 さてと、俺は休憩でもするか。

_______


 「できたよ、リーン」

 お、おわったらしいな。

 「よし、今行く」

 そこにはミーシャと、いろんな歳の女性と女子がいた。

 男はいない。

 「全員呪いはなかった。多分呪いは主人を逆らった時に首についてるやつが発動して呪いが付与されるんだと思う」


 「そうだと俺も思う。ってよーく見たらドラゴンもいるじゃん。相当闇の撲滅者は力を持ってたんだな。ドラゴンなんて普通捕まえられないのに」


 「どうする、この人たち」


 「人族の人たちは街に返してあげよう。彼女たちは帰る場所があるから。でもドラゴンたちは」


 「帰る場所がないかもしれないから話して見ないとわからないでしょ。確かに、ドラゴンが捕まるのはあるが、大抵は油断をしていたか、親の虐待でさまよっていて人族に助けてもらおうとしたかでしょ。大人だったら自立できるかもしれないけどここにいるのはすべて女の子。まだ子供で竜人族は男だったら強いが、女だったらあまり強くないわ。油断してた可能性があるから聞いた方がいいわね」

 どうやら俺と考えてたのは同じだったらしい。

 「よし、一人一人聞こう」

_________


 「……この二人だね。しかも一人はどの竜にも勝てるほどの力をもつ伝説のバハムート、もう一人は炎属性の攻撃はバハムートに勝てて、竜対抗戦の時惜しくも二位だったブラックドラゴン。伝説の竜が二人もいるとは」


 「友達に竜がいて前聞いたんだけどどうやらバハムートとブラックドラゴンは両方次の対抗戦で負けないように強い子孫を残そうとして、それで少しでも出来が悪いと家を勘当されるらしいよ。多分この子たちもそうだと思う」

 家がないとなると、このパーティーに入れてあげた方がいいのかな。

 「……一応聞くけど、まさかうちに来てもいいとか言わないよね」


 「…いや、ちょうど言おうとしてたけど、ダメ?」


 「……リーンがしっかり料理をして、贔屓もしないならいいよ」


 「誓うからいい?」


 「うん」


 「じゃあ、もう一度聞くようでもうしわけないけど家はないんだよね?」


 「はい」


 「うん」


 「じゃあうちくる?」


 「「えっ!いいんですか?(いいの)」」


 「いいよ、困ってたら助けるのがサポーターだし」


 「「さ、サポーター?!」」


 「あの強さでサポーターですか?!」


 「そ、そうだけど」


 「弟子にしてください!ボク、強くなりたいんです!」


 「うーん、あれは仲間がピンチだったら覚醒して強くなってるだけであまり普段は強くないよ。それでもいいの?」


 「大丈夫です!家事もしますのでお願いします!」


 「私もお願い!」


 「ああ、いいよ。これからよろしく」


 「「はい!」」

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