サポーターの上位互換
少し長いのと、残酷なところがあります。ご注意ください。
俺はいつも二人に教えられてばっかだけど、今日は二人に料理の作り方を教えることになった。
理由としては二人はリーンは教えてもらってるだけで何もしてくれないとのこと。
そこは俺もそうだなと思ったが、教えれるものはないな〜と思っていたら、
「料理教えてもらおうよ」
とシャインから言われて、ミーシャも確かに!となって教えることになった。
「じゃあ結構簡単な方のカレーから作るか」
「「はい!師匠!」」
「師匠はやめてくれ。もしこれからそう呼ぶなら俺も呼ぶぞ」
そういうと、シャインはうっそれは嫌と苦虫を潰したような顔をした。
そんだけ嫌なんだよ。
逆にミーシャは、それいいかもな〜止めをめっちゃ輝かせていた。
余計なこと言ったのかもしれない。
「じゃあまず材料を洗うところからだね。洗ったらじゃがいも、人参、玉ねぎ…はやっぱ抜きで、肉を切ってくよ」
「はいは〜い、質問です。なぜ玉ねぎはいいんですか」
「多分ミーシャは食べると体を壊すからね、なるべく体に優しくするために作りたいから」
本当の理由を言っただけなのだが、
「リーンがそこまで私のことを気にしてくれるなんて、嬉しすぎて涙が」
なんと大げさな。
「そんなオーバーリアクションいいよ」
「結構本気だよ」
えっ?!
「ま、まあいいや。とりあえず後はスパイスを何種類か入れて、何時間か煮るとできるよ。とりあえず切ろう」
話題を変えると、ミーシャは私怒ってますみたいに頬を膨らませてそっぽむいていた。
あとで甘えてやらないと。
「よし、切れたから材料と水をたくさんと油を少々入れてしばらく煮込むぞ」
「了解」
「水が少し足りないからシャイン、撮ってきてくれるか?」
「いいよ、えっと確かここら辺に……」
水が必要なのだが、シャインが冷蔵庫(土魔法で箱を作り、氷を一緒に入れてるだけの箱)の中を除いて固まっている。
「シャインどうしたの〜ってああっ!み、見ちゃだめ〜!」
ミーシャが急に余れはじめた。
「これは、相当やばいものを見てしまったわ。初めてかもしれない」
そんなにやばいものだったのか。
「なんだったんだ。それは」
「それは、「言っちゃだめー!!」だそうだから言わない」
「……一応聞くがミーシャが作ったのあれは?」
「う、うん」
「まじでなんなんだ?」
「あれはちょっとまずいわよ。っていうか私が許さないわよ、先駆けは」
「さ、先駆けじゃないし!ただ、いつもの御礼なでけでしぃ……」
何かぶつぶつ呟いていたが聞こえなかった。
「その、先駆けとはなんのことだ?」
「「リーンが知ってはいけないもの!」」
「お、おう。分かった。それで水を持ってきてくれないか?」
「あ!忘れてたよ、ごめん」
ったく、目的を忘れるほどなのかよ。
「リーン、暇すぎるよ〜」
ミーシャが背中に抱きついてくる。
火の番をしてるからあまり抱きつかれるのは危ないからやめてほしい。
「ほら、頭撫でてやるから我慢しろ。なでなで」
「ふわぁ〜きもっち〜」
どんだけ甘えたいんだよ。
でもそろそろミーシャの尻尾とかのケアをしないとすごいボサボサになってるな。
よし、しばらく何にもないからやってやるか。
「ミーシャ、ちょっとソファーに座っててくれないか?しっぽを梳かしてやるから」
「本当!?じゃあ待ってるね〜」
そう言って素直に言ってくれた。
俺は美容ツールを自分の部屋から持ってきた。
美容ツールと言っても俺以外の二人用だけどな。
サポーターの俺が美容しても意味ないし。
ツールもしっかり揃ってるわけではない。
「とりあえずまずはしっぽからやるか」
「あん!ちょっともうちょっっ!優しく扱って、よ、はあん!」
……エロい。
「少し黙ってくれ。気が散る」
「リーンがもっと優しくやらないからでしょう!」
「さっきはもうちょい強くやってとかいうのになんだよ、嫌ならやめるがどうする?」
「うっ、しょうがないわね、耐えるよ」
はあ、なんで上から目線なんだ。
「こんくらいでどうだ」
「うん、気持ちいい。このくらいだったら大丈夫」
その後は特に問題なくできた。
途中シャインも来て僕もやってとか言ってきて大変だったりしたが。
耳もやったが、とても優しくやった。
耳はとてもデリケートと聞いたので優しくやったら気持ち良かったのかそのまま俺の膝に倒れてきた。
完全に膝枕状態で動けずにいる俺であった。
途中険しい顔をしていて寝相も悪そうだったので少し体を持ち上げて楽な姿勢にしてやった。
くすぐったかったのか、体を拗らせたせいで胸に手が入ってしまったが、幸か不幸か
すぐに体が反応して手を引っ込めれた。
体勢が楽になったのかわからないが寝顔普通になった。
ミーシャの寝顔はとてつもなく可愛かった。
その後俺はしばらく耳のケアを続けていたが、途中で起きたためやめた。
ミーシャが起きた後は、外に軽い運動しようとしたところある事件が起きた。
「うぅ…」
「大丈夫か?!おい!」
「あ、あなたは誰ですか…っ!」
落ち着け俺、森で誰かがものすごい顔をしていたから駆けつけてみると顔を真っ赤にした俺よりも小さい幼女が。
「今助けるからな!」
とにかく俺は目の前で倒れかけている子を全力で助けることにした。
少し恥ずかしいだろうが、お姫様抱っこで家の俺の部屋のベットに持っていって看病してやんないと命が危ないかもしれない。
「おっ、リーン。おかえ…り…どうしたのその子は?顔色ひどいけど」
「桶に水を入れてなるべくきれいなタオルもお願い!」
「わかったわ!」
本当、こういう時にシャインがいてくれると助かる。
回復魔法が得意な俺でも、一人じゃあきついからシャインがミーシャが怪我した時はなるべく一緒にやってくれる。
ミーシャは猪突猛進な性格なところもあるからよく怪我するからな。
その時は魔法はおれがかけることができるが、他にやる必要があることなどがある時はおれができないからシャインがいつもやってくれる。
「私も何か手伝うわ、リーン」
「そうか、じゃあその子の服を脱がせて呪いを受けられてるか見てくれ」
これを入った瞬間ミーシャは何入ってんだこいつみたいなことをしてきた。
頼む、呪いがあるかを確認したいだけなんだ、変態なんて思わないでくれ。
「あとで訳を聞かせてもらうけどいまはリーンが言った通りやるわ。でもそっち向いててね」
「ああ、わかった。あとだいたい呪いは背中にあるから脱がせたらうつ伏せにして寝かせてあげてくれ」
「了解。っよっと、少しくすぐったいかもしれないけど我慢してね」
「できたわ。でも呪いってどんなものかわからないわ」
「ありがとう、じゃあみるよ」
「えっ!ちょっと!」
「呪いがあれば魔法をかけないとダメなんだ。許してくれ」
そういい、振り返るとそこには痩せているわけでもなく、太っているわけでもない、ちょうど良すぎる体つきで白い背中がベッドの上にはあった。
「呪いは、ここにある。詠唱するぞ」
「わ、わかったわ」
「聖なる光よ、呪いをも消す光をその娘に与えよ。呪い消せし清光!」
そういうと、おれの掌から光が現れ、ベットに横たわっている女の子の背中に光が入っていき、呪いの象徴である黒い桜印は消えた。
「ふう、間に合って良かった」
「何が間に合って良かったよバカ!この変態!」
「ぐおっ!いって〜な!」
「急に振り向くなんとこの子がかわいそうでしょうが!」
「許せ!あれはしょうがないんだ、実際呪いを持っていたし結果オーライだろ!」
「許さないわ!魔法を唱える時じろじろ見てたくせに!このロリコン!」
「ロ、ロリコン……」
そう思われてたのか、今のは流石に心にグサッときた。
「……ちょっと一人にしてくれ」
「…あっ!ご、ごめん。そういう意味じゃないんだ今のは、だから行かないで!」
少し悲しいな。
おれは助けたのに、結果こう呼ばれるなんて。
おれはそのまま部屋を出ていき、一人で森に入っていくのであった。
__________
「リーン!リーンどこ!許して、リーン!本当にごめん、だから、戻ってきて。うぅ」
私が少し頭に血が昇りすぎてリーンに悪いことを言っちゃったんだ。
リーンが助けてくれた子は今はシャインがついてくれてる。
そこでシャインに探しにいきなさいと言われて探しているのだけれど、
「本当にどこ、リーン!」
見つからない。
もうあたりは真っ暗だけどまだ家には帰ってこない。
「おやおや、こんなところに可愛い子がいるじゃないか。ジェイ、こいつはどうだ。」
「こんな山中で猫耳をつけた子がいるなんて。よし、今日の報酬はこの小娘で決まりだ。帰ったら食うぞ」
ぼ、冒険者だわ。
「ふざけないで!ちょっと触らないで!」
「うるさい小娘だなぁ、あと一個だけどつけるかこの奴隷拘束具を」
そう言って私の首に強引につけてきた。
「何よこれ!ちょっと外しなさいよ!」
『黙れ』
男がそういうと、私の口は勝手に閉じた。
しかも開けれない。
「やっと黙ったな、でもまだ暴れるか。『止まれ』。どうせならこの山中で犯しちゃうか?」
「お!それもいいっすね。ここならバレないし、そうしましょう」
「もちろんおれが最初な」
そう言って動けない私の服を脱がそうとしてきた。
怖い、怖い怖い怖いこわい。
自分のせいでリーンを追い出してそれで探しにいったら知らない男に捕まり、犯されて、さらに猫耳という珍しい姿な奴隷なため貴族に買われてまた遊ばれるのだと想像してしまった。
「お、震えてるぜ、どうせなら話せるようにしてやろう。『黙るな』」
やっと話せるようになった。
「や、やめてください。ぐすっ」
「やめろだと?ははは、面白い。こんな可愛い子見つけてやめるなんて馬鹿か?」
ダメだ。
私汚されちゃう。
「お!白いパンツか、いいね〜。次は上を」
リーン、お願い。
助けて。
__________
「そろそろ戻るか、ってなんか声するな」
心が落ち着いたので戻ろうと思ったのだが、声がするのでちょっといってみることにする。
「なんか盛り上がってるな、しかもミーシャの声もするし」
友達を見つけて楽しんでるのだろう。
バレないように見てみると、そこにはミーシャが涙を流しながら拘束されていて、しかもスカートの中を覗かれていた。
「……許さない。絶対、コロス」
「ヒャハハ、助けを呼ぼうとしてもこんな山に人、があっ!」
一番ミーシャに触れているやつをとりあえず最初にやった。
「て、敵襲!みんな、早くこい!」
そう、他の男がいると、何十人もきた。
「ふん、俺たち『闇の撲滅者』を舐めんじゃねぇ!」
そう言っておれを殴ろうとするが、遅い。
ミーシャはなぜこんな奴に捕まったんだ。
「ぐっ!こいつ、強いぞ」
「どけ、おれに任せろ」
「「頼みますよお頭!」」
どうやらこいつが頭みたいだな。
「ふふふ、おれを怒らせたがさいぐぉっ」
「うるせぇ、早くこいよ」
「こ、このガキぃ!覚醒せよ!」
そうかしらのやつが言うとどんどん黒い光が集まり、男は巨大化していった。
「ふふふ、俺は格闘家でな、喧嘩が好きなんだ。そして強いやつにはこうやって覚醒して倒してるんだよ、おらぁ!くらえ横の拳を!」
や、やばい!
っと思ったが拳が。
軽い。
「っと、弱いな」
「な、なんだと?おれの一撃がぁぁ!こんなガキに、ガキにいい!」
「実はおれ、めっちゃ怒ってるんだよね。おれの好きなやつを勝手に奴隷にしてるし、おれの師匠である人を普通に拘束してて。手加減しないけどいいよね」
「ま、待て。女は返すから許してくれ」
「返すからだと?彼女が受けた恐ろしさ、不快感をそのままにはできないな。一撃で決めてやる。炎よ、そして雷の精霊よ。愚か者を燃やし尽くす炎をと、跡をなくすほどの雷を全てをここに集え!同時上級魔法、暗黒の炎と雷の矢の嵐!」
おれはサポーターだ。
しかし、最弱職と言われていて全く研究をしていないため知らない人が多いが、魔法師よりも強力な魔法と魔法師よりも多い魔力を仲間がピンチの時に覚醒して使えるサポーターの上位互換、『覚醒サポーター』だ。
「待て!ひ、退けぇ!」
「だ、ダメですお頭、体が動きません!」
「お、お前!サポーターじゃないのか!このままだったらこの女も巻き込むぞ!」
どうやら頭は俺がサポーターってわかったらしいが、やっぱり本当のことについて知らないな。
「しょうがないからお前らに特別に教えよう。おれは覚醒サポーターという魔法師よりも場合によれば強い職だ。そしてサポーターの魔法は仲間には絶対に当たらないということが起きる。この場合、日のダメージは入ってしまうがおれが身代わりとして守るから無意味だ。では、さようなら。」
そういい、ミーシャのそばに行き、上空にある魔法は全て地面に当たり、悪い奴らは全て死に、捕まっていた奴らは無傷で立っていた。
おれは自分で放った炎の魔法を自分に当ててしまうことになったが、ミーシャを守れた。
その後は、ミーシャの奴隷具を外し、魔力が足りなくなったため、膝枕させてもらってそのまま少し寝ることにした。
なるべくこのようなのはあまり描かないようにします。
評価等お願いします。




