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片瀬の日々  作者: STORM
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第6章第7話 まさかの同業者。お前とはもう・・・共に歩めない。



「うおるあああああああああ、暁何やってんだよ!!」


現在、暁を回収しに民家にたどり着いたところです。


「駿!?なんでここにいるんや!?そないなことはやてかr「とりあえず黙ってろ!帰るぞ!」

こっちはこんな奴のためにはるばる日本からやってきたことが非常に腹立たしいんだ!

ったく、学校欠席二日だからな。

こんなことは学校行くよりも面倒だ。

「とりあえずロンドンまで戻る。後ろに乗れ」

オレはバイクに乗り、その後ろに暁が乗る。


・・・背中に感じるはずものが・・・ない・・・。

暁胸がない!!

全然ない!!

いやあ、ぺったんこ!

見事なまでに貧乳。

「何考えてんだオレ・・・」

バカすぎる・・・。

千秋を後ろに乗せてぇ・・・。

まあいい。

もう帰ろう・・・。



ロンドンまで2時間、しんどいな・・・。













<骸視点>


「骸よ、こんなところで会えるとはな」

「・・・お前か。駿に連れてこられてな。それで何してるんだ、お前は」

「こいつの整備さ」

俺につきだされる大型の銃。

そうだな、こいつの銃は特注だったな。

わざわざこんなところまで来ないと整備できないんだな。

「お前も学校生活に浸ってないでまた銃を握れよ」

「悪いが、オレはもう少しこのままでいたいんだ。駿ともう少し。せっかくの旧友だ。あいつとは何事もなく平穏に暮らしたい」

「ふ、ここで一つ言わせてもらうが。それは恐らく叶わない。片瀬駿、こいつは国際的に凶悪な殺し屋の一人だ。さらに、片瀬家の直系の者は全員殺し屋だ。それも国際的な、その上例の社のモンだ」

な、バカな!?

あの社は女しかいないはず!?


「つい先日入った男の剣士。それが奴だ。奴は並の人間じゃない」


・・・駿・・・お前・・・。

「分かったなら銃を取れ。お前の相棒をな」

駿・・・連れてきたのは仕事のためだったのか・・・。


「・・・骸?」

・・・この声・・・駿?


「どうしたんだ、空港にいなかったのか?」

「・・・俺のモノは?」

「ほら、こんなか入ってるさ」

俺の方にカバンが投げ出された。

準備がいいじゃねぇか。

「骸、何やってんだ!?なんで銃なんか!?」

「デス・ワン・セカンドMk2。この銃の名前さ。これに撃たれた者は1秒で死を迎える。全てこいつから聞いたよ。駿、お前は・・・殺し屋なんだってな。奇遇だな、俺も高校に入るまで殺し屋やってたんだよ・・・」

ははは、まさか駿が殺し屋とはね。

しかも対抗勢力のあの社とはね・・・。

駿にも困ったものだ・・・。

こんなことしてなきゃ、殺さずに済んだのによ・・・。


「まあ、一応殺し屋やってるけどさ。たぶんお前じゃ勝てないよ、オレに」

随分調子に乗ってんじゃねぇか・・・いくら駿でも・・・俺に喧嘩売る真似は許さねぇぜ・・・。


「確かに骸じゃ勝てねぇよ。お前の弾丸はこいつには一切通用しない」

「何故だ」

「こいつは、放たれる弾丸を全て斬り裂く。その現場を目撃したからな。一発も逃さなかった」

こいつ・・・。

何時の間にこんな・・・。










<駿視点>


まさか骸が殺し屋とはな・・・。

今までそんな素振りは一切見せなかったのによ。


「骸、帰るぞ。つばさが待ってる」

骸は答えない。

俯いたまま。

「俺は殺し屋だ。普通の人間とは一緒にいられない。お前みたいな世界公認の殺し屋じゃないからな」

「・・・オレだって好きで人殺してねぇよ」

「別にどうだっていい。お前がこっちの世界の人間だったとはな。こっちの世界に生きる者は誰だろうがみんな標的だ。次会う時には味方ではないってことを覚えておけ」


そう言って骸は立ち去った。

一度オレを鋭い眼で睨みつけてから。



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