第5章第10話 暗殺作戦準備。そこで出会った謎の騎士
8月11日午前11時
「あなたと二人で海外に出かけるのは久しぶりですね」
「オレはこの間一緒に行ったけど」
オレたちは飛行機に乗っている。
千秋と二人だけで。
何故二人かというと、これは3時間前の話になる。
回想
「昨日、私たちの家に他国の軍人がやってきました。幸い、駿が全て蹴散らしてくれたので問題はなかったのですが、今後もこのようなことが起きると思えば放ってはおけません」
「それで昨晩二人で考えたんだが、オレと千秋はその国の破壊のために数日間家を離れる」
アメリカとも軍事同盟を結んでいるしな。
その上、オレの会社は世界・・・ってか国連で唯一認められている暗殺組織だ。
本来、暗殺自体は悪いことなのだが、人間が生きていくうちに、確実に独裁者などが現れる。
そのような者を始末するために作られた組織と、亡き元社長・シンの遺言にあった。
ま、興味ないけど。
「お父様、健闘をお祈りします」
「お父さん行っちゃうの〜?」
「いってらっしゃい」
三人の娘に見送られながら、オレは家を発った。
・・・てかいきなりだけど生活できるかな?
翠香なんて料理がこの世のものじゃないし・・・。
ま、大丈夫と思っておこう。
回想終了
「で、あと何時間で着くんだ?」
「約15時間後です」
ひ、暇すぎる・・・。
15時間も何やってりゃいいんだ・・・。
「・・・寝るか」
「駿がそんなこと言うなんて久しぶりですわね」
そうなんだ・・・寝るとか言うの久々なんだな。
オレって結構真面目に仕事やってんのかな・・・。
その数分後、寝るかの意味を理解した。
15時間後
「やっと着いた・・・」
椎名財閥が権力を増したおかげで、前回のブレードバレー社壊滅作戦時よりも快適な環境が整っていた。
職員約200人を自由に使える。
しかも彼らはエリートで、ほとんどの作戦に対応している。
まさにエリート。
まさにエリート。
※大事なことなので二回言いました。
そこである人物に合った。
「おお、あなたが片瀬駿殿か?」
なんか怪しげなローブを纏った人がいた。
「・・・あんた誰?」
「我が名はアレク。アレク=シュバルツ=リッター。うちの家系は高貴な騎士なのである」
騎士とかそんなこと、どうでもいいわ。
「あーどうでもいいけど用件は?」
「あんた、うちの国の女王陛下に使えないか?」
・・・え、未だに王政のとこあったんだ。
しかもこいつどう見ても北欧人だよな・・・。
「・・・北欧にまだ王政のとこあんの?」
「ない」
えええええええええええええええ!?
「てかいきなりこんなことになってオレも読者も混乱していると思うんだけど」
「じゃあ、一から話そうか
駿は国を潰しにここに来た。
以前から君の剣の腕前を聞いていた僕の騎士団隊長は君を欲しがった。
で、僕が派遣されてきた。
以上」
は?
・・・・・・・・すいません、まだ理解できません。
「で、お前はどこの国出身なんだ?」
「エクトニア王国」
どこだよ・・・。
しらねぇ・・・。
「どこだよ」
「そりゃ知らないのも無理はない。この世界にないから」
・・・え?
「僕は異世界から来たんだ。で、来たら君に速攻で騎士の位を与えると陛下も言ってらっしゃる」
「・・・まあ、悪くはないけどそもそもオレってこの時代の人間じゃないんだ」
「ま、何でもいいけど考えといてよ」
・・・いや〜、また世界設定が面倒になった。と、作者は豪語している。
てかオレは、異世界に行ったらどうなるんだろう。
「こちらの世界に来てくれれば君を最高の待遇で迎えるよ」
・・・いずれ近い未来この世界は地球温暖化でボロボロになっていくことは見えている。
だが、ここでついて行ってしまったら未来が変わってしまう。
そもそもこの胡散臭い騎士についていく必要があるのか?
それにオレがこの世界を離れたら梨瀬、翠香、月読、琉那が存在しなくなってしまう・・・。
・・・ここで出したオレの結論は・・・。
「オレはついてはいかない。騎士とかいろいろ面倒だし、オレはこの生活に満足しるていんだ」
「そうか。だけどひとつ忠告しておく。作者はアナザーストーリーを作る場合は君を異世界に送り込む気でいる」
止めれ作者!
「それじゃ、僕は退散するよ。また、アナザーストーリーで会いましょう」
「ぜってぇ、アナザーストーリーでいかねぇからな!ひ○らし並に運命を変えてやる!!」
去っていくアレクを見送りながらオレは叫んだ。




