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片瀬の日々  作者: STORM
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第4章第5話 砂漠に佇む謎の遺跡と5本の妖刀

7月5日午前8時


「片瀬駿、起きろ、社長命令だ」

シンはあの後わずか一日で顎の骨を完全修復した。

こいつ人間じゃねぇ・・・。

「はいはい、今起きますよ」

「まあいい。今回は本格的な任務だ」

今回は・・・って・・・。

「内容は、先日サハラ砂漠で発見された謎の遺跡を探索してくること。これがメンバーだ」

オレはシンからメンバーが書かれた紙を手渡される。


・オレ

・はやて姉

・少将

・暁


以上



「今回はまともな仕事だから受けてやる。で、探索してくるだけか?」

「もちろん、宝を持ってこい」

全てこいつの取り分だったらぶっ殺すが、まあその程度なら許してやろう。


「出発は今日の午後1時だ、解散!」

解散ってひとりしかいねぇだろ・

まあいいや。

オレは身だしなみを整えると食堂へ向かった。
















同日午後1時


庭には二羽鶏がいる・・・。

じゃなくて、庭には二機飛行機がある。

「ひとつは修理中だ。だからこいつでみんなで乗って行け・・・3人のりだから狭いけど」

こいつ使えねぇな。

「操縦は私に任せて」

まあ、はやて姉になら任せられるか・・・。

それにひとり程度多くたって問題はない。






と、思ったがやはりひとりの定員オーバーはきつかった。

なんてったってオレの腕に少将の豊満な胸が押しつけられているからだ。

もはや理性との戦いになっている。

「あー、先輩また胸触った〜。もうお嫁にいけない・・・」

「触ってねぇよ!?」

お前そのセリフ好きだな・・・。

もうこのやりとりは30回目だぞ?


「暁、狭くないか?」

オレは狭いので暁に狭くないか声をかけるとそっぽを向いてしまった。

・・・オレなんかしたか?

「どうせウチには駿を喜ばせることなんてできへんから」

少し目が潤んでいた。

泣いてんのか?

てか、妬いてんのか?

オレには千秋がいるってのに・・・って暁は知らないか。

「ウチの体じゃどうせ駿は満足せんし・・・」

少し甘い言葉でもかけてやるか。

「暁・・・そんなことはないよ」

「・・・そんなこと言っても無駄や」

怒ってるな〜。

あ、この間の誘い断ったので怒ってるのか。

へぇ・・・。

「ま、そう思うならそう思えばいいさ。あと最近危ない単語が連発してるから自重しろよ」


まあ、最後のセリフは作者宛だ。

作者は気まぐれでその時の雰囲気を変えるから困るがな。

シリアスにしたり・・・コメディにしたり・・・なんかエロくしたり。

まあ、裏話はこの程度にしておこうか。















で、現在


「やっぱり戦闘機は速いわね」

戦闘機なんかに乗ってたのかよ!?

「で、ここがその遺跡なんだろ?」

かなり凄い技術で作られてるような・・・。

「入ってみましょう」

オレたちは遺跡に中に足を踏み入れた。







「ここって・・・」

「情報通りだわ。ここは昔からあったものではないわ。この遺跡は、数千年後からこの遺跡だけ飛ばされたようね」

は?

「ここ、できたのが西暦4000年を超えているわ」

「ありえねぇだろ、そんなの」

「できるわ。次元魔法を使えばね。次元を歪ませ、時を狂わせ、そしてこの時代(とき)に飛ばされた」

魔法なんて・・・。

「はやて姉魔法なんて信じてんのかよ」

「え、駿は魔法使えるんやないの?」

暁が横やりを入れてきた。

オレが魔法?

使える訳ないじゃん。

「いや、駿は魔法を使えるわ。私は使っているところを見たことがあるわ」

無理だろ。

どこのゲームかって。

「・・・駿くん、今年の4月から数カ月、記憶が削げ落ちているところがない?」

・・・確かに4月からはよく覚えていない。

記憶にあるのは千秋と轟騎と飛行機に乗って・・・墜落したところあたりからだな。

「その削げ落ちている部分で魔法を覚えたのよ」

「ま、まさか・・・」

そんな・・・ありえない・・・。

「・・・試しにこれを読んでみなさい」

「えーと、なになに?」

オレはそこに書かれた呪文のようなものを唱えた。

するとひとりの女性が現れた。

「主、久しぶりだな」

「だ、誰?」

「彼女はダークヴァルキュリアのリア。あなたの召喚霊よ」

マ、マジかよ!?

「あの事故で記憶を失っていたのだな」

リアがオレの額に手をのせる。

「まったく、中途半端に記憶を覚醒させおって」

う・・・頭が・・・。


「・・・魔法・・・召喚魔法・・・」

「そうだ。お前はそのレアスキルによってわらわを召喚した」

「記憶が・・・完全に戻った。・・・まあいい。今は任務を全うしよう。リア、詳しくはそれからだ」


てか、今思い出したけどアメリカで記憶を引き出した時にはやて姉が普通に魔法使ってたな。












遺跡に入ってから大分経った。

いろんなものがある。

シン曰く、状況を報告してくれればいいので、ここにあるものは好きなだけ持ち帰っていいそうだ。

そこでオレはこんなものを見つけた。


「・・・妖刀シロガネ、妖刀オロチ、妖刀ハヤブサ、妖刀イザナギ、妖刀コクヨウ・・・」

五本の妖刀と書かれた刀を見つけた。

明らかに日本製だ。

白い刀身のシロガネ、紅い刀身のオロチ、蒼い刀身のハヤブサ、翠の刀身のイザナギ、黒い刀身のコクヨウ。

オレはその刀たちが無性に欲しくなった。

こいつらは、オレが使いたい。

振りたい。

手にしたい。

「シンは取ってもいいっていったよな・・・」

オレはそっと刀を手に取る。

「・・・美しい」

オレは純粋にそう思った。

刀の横には鞘が置いてあったのでそれに入れて、三本を腰に差し、二本を背に差した。

前から使ってた刀とは・・・おさらばかな・・・。

つっても差ほど愛着もなかったし。

ただ、これでガルツを斬ったんだよな・・・罅もはいっちまってるけど、一応記念に取っておくか。


「えーっと、他にはないか。はやて姉たちと合流しようか」

オレははやて姉の元に向かった。















「あ、駿来たで」

「おう、遅れた」

既にみんな集まっていた。

「みんな何かしら持ってきているようね。暁は籠手、駿は刀、サラは銃ね」

ちなみにはやて姉は超大きな鎌であった。

しかもどこからか手に入れたのか黒くて少し破れたような服も身に纏っている。

なんかリアルに死神っぽい。

だが、魔砲が主体のはやて姉に鎌は必要なのであろうか。


「それで、早速だけど今見つけた業物でを振るいましょうか」

え?


はやて姉が言った瞬間、大量の兵士が入ってきた。

「ここは立ち入り禁止令が出ていたはずだ!」

「ウチらはシンの言いつけできたんや、文句は言わんといて」

「まあ、どかないなら撃ち殺しますけど」

お、将軍らしい発言を初めてした。

「しかたない。全員殺せ!」

しかたねぇのは貴様らだ!

オレは妖刀イザナギと妖刀ハヤブサを抜く。


「斬る、二刀奥義・百花繚乱!」


この技は4代目が作った二刀流の奥義だ。

血を花に見立てて散らす豪快な技である。

使えたものは歴代で14人。

難易度は差ほど高くはない奥義だ。


「それだけやない、ウチも!第二ノ型・ヘイト・バスター!」

いや、ヘイトってw

こいつらに恨みでもあんの!?


「じゃあ、わたしも。死にさらせぇぇぇぇぇぇ!」

うわっ、少将怖いわ。

普通にガトリング乱射して高笑いしてるよ・・・。

時々手榴弾投げてるし。

5時間聞かされた戦闘スタイルの比じゃねぇ。


「止めは私かな、(フル)(ダークネス)(バースト)!」

でた、サイバー流。

しかも今回は裏サイバー流。



全員の攻撃の嵐で兵士は全員息絶えたとさ、めでたしめでたし。


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