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片瀬の日々  作者: STORM
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第4章第4話 あーあ、なんで泣いたんだろ。にしても主人公補正ってのは非常に困るw

7月2日午前9時


「おい、片瀬駿。起きろ、社長命令だ」

お前が社長ってのが非常に気に食わない。

しかも昨日寝た・・・ってか今日寝たのが6時。

今9時。

3時間しか寝てねぇのにか?

少将は爆睡してるじゃねぇか。

いいや、シカトしよう。



「起きろ」

「・・・」

「起きやがれ」

「・・・」

「起きてるだろ」

「・・・」

「死ね」

「それはこっちのセリフだ!!」

あ、起きちまった。

「社長命令だ、また酒取ってこい」

「死ね!」

オレはシンの顎を殴りつけた。

バキィィィィィィィィィィィィィィィィィィィって音がしながらシンはベットに倒れこんだ。

「・・・」

ちょ、動かなくなったし。

「一応かわいそうだから聞いてやるけど、生きてるか?」

「う〜う〜」

何この唸り声。

てか・・・


オレはシンの顎を触る。


「あ〜、砕けたか?」

オレしらね。

無責任と思った奴いるか?

いても何もしないけど。


まあいいか、寝よう。

こいつは事故死ってことで。















同日正午


「駿先輩〜、起きてください〜、お客様ですよ〜」

ああ、あれからどのくらいたったか?

まあ、それなりに寝たし、起きるか。

オレはまだ覚醒しきっていない目を擦りながら体を起こした。

「はうあ!」

この子の胸の大きさを実感しました。

「何するんですか!ああ、もうお嫁にいけない・・・」

「お前があの位置にいるのが悪いんだろうが!」

まあ、中身は本当に小学生かもしれないが、この体を実感したオレには小学生には思えない。

「先輩のロリコン・・・」

「いや、年齢的にはそうでも体系的にはその辺の女の人よりは大人だろう」

本当に理解しているのだろうか?

しかもロリコンという言葉は結構傷つくぞ。

「まあ、いい。少将、客とは?」

「暁先輩ですよ」

ああ、暁か。

なんだろうな、また依頼か?

てかシンの息の根は止めたはず。

あ、顎砕いただけか・・・。

筆談ならまあ、依頼は出せるか。




「よお、暁」

オレはドアの前で待っていた暁に声をかける。

でも暁は何やら怪しげな行動をしながら虚ろな目でオレを見つめてきた。

「駿は胸が大きい方が好きやろか?」

いや、なんでそんな解釈になる?

「ウチの胸小さいけどそれでもええ?」

だからなんでそんな話になる?

「オレはそんな話はしたくない。てかなんでそんな話になる?」

「だってさっきサラの胸に顔埋めてたやん」

それは事故だw

「で、要件は?」

オレはもうシカトすることにしたw

「今からウチとデートせん?」

「ああ・・・昨日寝るの遅かったんだ、寝るよ。また明日な」

「ああ、そうやろか。駿はサラとあないなことやこないなかとするのか。た、確かにサラのはウチのよりおおきいからな・・・ひっく、駿のアホ〜!」

いや〜、暁怒らせちゃったよ。

泣きながら出て行ったし。


でも、オレには千秋がいるんだ。

湊の時は記憶を失っていたからしかたないとしてももうこれ以上他の女とは付き合う気はない。

ましてや血縁者の暁となんて・・・。



・・・ってかオレ主人公補正効きすぎじゃね?

せめて血縁者は止めようよ。


がしかし、そこで止めないのが作者である。

正直憎いわ。
















<はやて視点>


私がコーヒーを飲みながら読書していると、暁ちゃんがいきなりやってきて寝室に駆け込んでいった。

どうしたのかな?

この本ももうすぐ読み終えるし、読み終えたら覗いてみようか。








5分後


ふう、読み終えた。

「確か駿くんは速読術を体得していたわね」

あのスキルは本当にうらやましい。

あのセクハラ社長の書類を読むときなんか一苦労だからね。

それより暁ちゃんどうしたのかな?


私は寝室を覗いてみた。


すると暁ちゃんは涙で枕をびしょびしょにしていた。

よくこんなに泣けるもんだな・・・と思った。

「暁ちゃん、どうしたの?」

「ぐすっ、駿がぁ、駿がぁ」

目を真っ赤にした暁ちゃんは私に抱きついてきた。

「仕方無いわ、駿には彼女がいるもの」

それを聞いた暁ちゃんはより一層声をあげて泣き始めた。

よほど辛かったんだろう。

昔から話でしか聞かされていなかった兄にようやく会うことができて嬉しかったのに、いきなり冷たくされて。

ちなみに私は暁ちゃんには定期的に会いに行っていました♪

そもそも駿は暁ちゃんの存在を知らなかったくらいだし・・・。

私だって駿くんに冷たくされた時だってある。

でも・・・私の方が格が上よ☆

「暁ちゃん、泣かないで。駿はあなたのことを嫌ってはいないわ」

「はやてはええよ。駿は胸が大きいほうが好きなんや。はやてと違ってウチには胸がないから」

そんなことを・・・。

「駿くんはそんなことで人を判断しないわ。駿くんの彼女だってそりゃ、胸はあるけど特別大きいわけではないわ。・・・でもあなたよりはあるけど・・・」

「・・・ウチは駿に嫌われたんや。もう生きていけへん・・・・」

なんか本当に人生の終わりって顔をしている。

これは大変だな・・・駿くんをあとで呼んでみようか・・・。


ちなみにその日の夜はずっと暁ちゃんを慰めていたので寝不足になった。

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