↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/77

お前が言うか?

「そう。密偵は見事に逆賊の討伐を果たしたのですね」


残念だわ。彼等はもっと強いと思ってましたのに。

私のお気に入りとは言え、ただの密偵に負けてしまうのにどうして占領なんて事をしたのかしら?それは密偵からの報告では分かっているけれど、無能とは言え一つの群れを率いるボスがその判断を下すかしら?一度も負けてないから自分こそが最強だとでも思ったの?世の中を見渡して見なさい。この世界には貴方以上に強い者なんて沢山いるのよ?強い者を知らずに自分が最強だと驕る事のアホらしさを知りなさい!


はあ……八つ当りなのは準々承知してるわ。


私が勝手に期待して、勝手に裏切られた。


その憤りを心の中で吐いてるだけ。


誰も聞くものなんていないのに釈明してるのは私の心を落ち着けるため。


だけれど、それでも私の気持ちは落ち着かない。


世界を知らずに自分が最強だと驕る者がいる事は知ってはいる。


だけれど、理解できない。


小さな世界で最強?それにどんな意味があるの?広い世界でも通じると思うのは自分勝手だけど、それに巻き込まれる者達の思いを考えなさいよ!!


占領された街人達は日々の平穏を一時とは言え失い、貴方の部下は貴方と共に殺害された。


その件でもし貴方が異議を申し立てるなら私はこう返すでしょう。


『国に反逆の意思を見せた者を生かす筈がない』


と、愚鈍な貴方が仲間の死なんて気にする事はあり得ませんか。


まったく、今回は時間の無駄よ。


私の楽しみを奪われた挙げ句、杜撰な計画で奪われた生命。


本当に、くだらない計画よ。―

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。