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一石二鳥よ

「うあ~~」

「だあ~~」

「なぅ~~」

「い~~?」

「かあ~~」

……


「行ってきます」


私を見送る子供達、毎日見送りされるというのも案外悪くないわね。

でも、今日はまた戦争に行く事になってしまったから、この子達とは離ればなれになってしまうわ。

それはとても悲しい。私からしか食糧を受け取れない彼等は生きていけない!ああ!それが悲しいと言わずしてなんと言えば良いの!?


「ふふ、楽しみ」


私が戻って来たとき、あの子達はどんな姿を見せてくれるのかしら?私に必死に食糧を求めるのかしら?私の一番になる事で食糧を得やすようにするのかしら?自分から狩りに行くのもあるかも知れないわね。

でも、あの子達に考える思考なんて無いから無理だとは思うのだけど。


「着いたわね」


思考に耽り過ぎたわ。いつもなら長いと感じる道のりもあの子達の事を考えるだけであっと言う間、これが俗に言う一石二鳥と言うものね。


「さて、入りましょうか」

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