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塩らしく
「ふぅ……これで邪魔者は消えたわね」
一時はどうなるかと思ったけれど、幸せになれそうで良かったわ。これはお互いにとってwin-winの結果ね。
奴は恋人と結婚して幸せな家庭を築き、私はイケメンハーレムを築く。
「ふふふ…………余韻浸るのはこれぐらいにしましょう」
この程度で余韻に浸っているようでは、私の夢はまだまだね。
「道が長いと改めて実感できた良い機会だったわ。だからこそ、私はこの場で足を止めている訳には行かない」
まだ見ぬイケメン達、私に許しを乞う姿……私の忠実なる僕になって……
「はっ!……危うく我を忘れる所だったわ……それにしても、ここは何処かしら?」
妄想に耽り過ぎて、道が分からなくなってしまったわ。
「はぁ……夢中になりすぎるのが私の欠点ね」
それ以外は完璧だけれど、その欠点が理由で悪口を叩かれたりした事もあったわ……
『成績優秀なのに、あんなくだらない夢を持っているなんて!』
『学園を裏から牛耳ってるそうよ』
などと悪口を叩いた人達は今どこにいるのかしら?
「あっ……またやってしまったわ。今度は何処に……!」




