綺麗な綺麗なお星様でしたとさ
「何を言っている?」
落ち込んでる私を気を使う事もしないムキル。
なんでこんな所に私は閉じ込められているのかしら?私はとても優秀で真面目で国を堕落させようとしか考えてない善良な貴族令嬢の筈よ?
「貴様が善良な貴族である筈がない!!それに国を堕落させるだと!?そんな事は私の命に代えてもさせん!!!」
あら。私の心の声が聞こえていたみたい。ムキルは怒った表情で私に剣を振り上げて襲って来ると言う蛮行をして来る……なんて怖い事をするのかしら!!
「なんてね……音速を越えし私の速さを持ってすればムキルの攻撃は余りにも遅い!!!」
こんな幼稚な攻撃に最強のスキルを使うまでも無く勝ててしまうわ。ふふふふ……ムキルを倒したら私はここを脱出して、この国全てに爆弾を仕掛けるの!そしてボタンをポチっと押せばこ「ぐぎゃ!!!」
「誰が遅いと言った?私は本気を出していなかっただけだ。さあ、観念しろ」
「くくく……ふふふふ!!!」
速さだけには一番(ランリットを思い出す)……ランリットの次に早いと自負するこの私が、本気を出してなかったと見抜けないなんて……思わず笑ってしまったわ。しかし……私はここで降参なんてしない。私は私の夢の為に、ここから脱出する!!!
「っ!!?な、なんだ!お前から感じる恐怖は!!!」
「恐怖?なんの事か分からないけど、私はここから脱出させていただくわ」
必殺技を2つ同時発動を成功させるしか、脱出の手掛りは得られない。失敗した時の反動が怖いけど、このままでは恐ろしい未来になってしまう!そんな未来になるくらいなら反動なんて気にしてられない!!
「二連必殺奥義次元の果てを目指す足!!!」
この二連奥義は2つの奥義、必殺技を重ね合わせる事により発動する謎の技!この技は失敗した時、体が筋肉痛になると言う恐ろしいデメリットがあるけど、その代わりに成功した時は恐ろしい技を放てる!!さあ!私の強運さん!!成功させてちょうだい!!
「な、何もッ!?!?!?」
よっしゃああぁぁアアアア!!!成功した!!この技が成功した私を止められる者は誰一人としていない!!!!
『ゴホッ……ええ~~かくして、私を殴ったマルナは遥か彼方……遠いお星様へとなったのでした。お星になって消えろ』




