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エターナル・ストーリーズ  作者: 燐鏡 剣斗
Chapter7 「Rest Ordinary」
88/96

85話目 「休息の終わりと唐突な事態」

どーも、作者です。


たいへんお待たせいたしました、もう私が言えるのは謝罪の言葉しかありません。

3ヶ月という長い期間の更新停止、本当に申し訳ありませんでした。

時すでに84話目の時点でそろそろ終わりにしようと思って話をたたみ始めたのですが、

そこからの更新停止という愚行…本当に申し訳ありませんでした!

先程も申し上げましたとおり、この「エターナル・ストーリーズ」も終盤となりました。

とはいえ、この「エターナル・ストーリーズ」のキャラは次回作にも出演予定となっています。

ですので、キャラに愛着を持ってくださった方がいるのでしたら、次回作も愛してくださると幸いです。


物語の結末へと向かい始めた「エターナル・ストーリーズ」、最後までどうかお付き合いください。

では、どーぞ。

「さて、それぞれ充実した休日を…おくれてない奴もいるか」

大人悠斗は若干呆れたように言った。

なぜならば、揃った顔ぶれの中に嬉しそうな顔をしている奴もいれば怒っている奴も居るからだ。

「ま、当然だよな…アレだけのことをしたしな」

大人悠斗は千代と大人千代にしたことを思い出していた。

「まー緊急事態だったんだ、多めに…やめろそんな睨むな」

千代と大人千代は怒りの眼差しを大人悠斗に向けていた。


「悪かったって。そんなことよりだな、転送装置が…」

と、そこまで言った瞬間、突然地響きが起こる。

「うぉっと、なんだ!?」

大人悠斗はとっさにギルドの表へと出て行く。

「悠斗!」

大人千代もそれに付いていく形でギルドを後にする。


しかし、地響きが止む様子はない。

「うわわわっ」

「きゃあっ」

「おっと」

「くっ」

各々が各自の場所でうまくバランスをとりながら身を守っている。


「でかいな…」

悠斗は地響きを感じながらそう思っていた。

というよりも、ゲームの中の世界で被害が出るかもしれない地響きが、

街に直接来るということは今までなかった。

「何事もなければいいんだけどなぁ」


だが、その悠斗の予感は大きく外れた。

「お前ら、今すぐログアウトしろ!」

慌てた様子で大人悠斗がギルドの中へ戻ってくる。

「えっ?」

全員がその場で固まる。

「いいから早く!」

大人悠斗の言葉に急かされ、各々がログアウトを始める。


「未来組はこっちだ!」

大人悠斗がインベントリから転送装置を取り出し、展開する。

「ほら、早く!」

未来組も大人悠斗に急かされて急いで転送装置の中へと入って行く。

悠斗もそれを見てログアウトしようとするが、大人悠斗に止められる。

「お前さんはまだログアウトできねぇ、悪いが少し待っててくれ!」

悠斗はメニューを開き、ログアウトしようとしたが出来なかった。

システムがログアウトすることを拒んでいた。


未来組が大人悠斗を除いて全員が帰還した後、大人悠斗は転送装置の展開をとき、しまう。

「よし、これでこの世界には俺とおまえしか居ない。」

「えっ!?」

「ここに来る前に、手荒だが全員が強制ログアウトするようにシステムをいじらせてもらったんだ」

大人悠斗は平然と言う。だが、それは普通はできない。


「とにかく、お前さんは俺についてこい!」

そう言うと大人悠斗はギルドの外へとでて、広場の方へ走っていく。

「ちょ、待てって!」

悠斗は慌てて大人悠斗の後を追いかけていく。


広場に着いた大人悠斗。以前地響きは鳴り止まない。

「これでいいのか?」

「あぁ、上出来っちゃ上出来。助かるよ。」

「いきなりこんなところまで連れて来て何の用だよ…つかなんで俺だけログアウトできない…って」

若干息を切らして後から追いついてきた悠斗。広場の噴水の上に立っている人物を見て驚く。

「お前そんな所で何してんだ咲夜」

噴水の上で2人揃って咲夜が立っていた。

「しかもペアで登場とは…珍しいな」


「悠斗君、とりあえずゲームクリアおめでとー!」

「は?」

「だから、ゲームクリアだよ!君はこのエターナル・オンラインをクリアしたんだ!」

「あ?」

「君ってそんなに鈍かったかなー?言葉の意味のままだよ!」


「このゲームにクリアなんてあるのかよ」

「あるあるある!君が持ってる刀身が虹色に輝く剣がその証拠さ!」

「虹色に?…あぁ、これか」

悠斗は思い出したかのように剣を取り出す。

刀身は虹色に輝いていたが、抜いた時よりも輝いているように見えた。

「これがゲームクリアの証だ?何言ってんだよ」


「申し訳ない、妹が説明不足で…私から詳しい説明をさせていただきます。」

そういうと、片方の咲夜が噴水の上から降りる。

「あぁ、ホントわかりづらいな…んで、咲夜…わかりづらいな、夜刀でいいか?」

「私の名前をご存知でしたか。」

「あたりめーだ、仮にもマスターの称号もらってるわけだしな、知らないことのほうが少ないぜ」

「そうですか…」

「んで?説明って?というかこの地響き収まんねぇのか?だんだんと揺れが強まってる気がするが」

「この地響きとゲームクリアには深い関係があります。そこの点も手短にお話します。」


そういうと、夜刀は説明を始めた。

次回更新は8月25日の予定です。

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