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エターナル・ストーリーズ  作者: 燐鏡 剣斗
Chapter7 「Rest Ordinary」
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79話目 「休息の一コマ『大人智恵&パール』」

どーも、作者です。


次回更新は大人蒼汰とアルスの一コマにしようと思ったのですが…

バレンタインデーが近いですよね?

ということで、少し勝手なのですが

番外編としてバレンタインデーの一日を描きたいと思います。

更新日時は、バレンタインデーの当日に。

それと、次回更新してから少しだけ間が開いてしまいます。申し訳ありません。


では、どーぞ。

お次のペアはというと、大人智恵とパールだ。

冷静沈着、というイメージを完全に身にまとってはいるが心根はやりは昔と変わっておらず、むしろ優しさに拍車がかかったかのような人物に成長している大人智恵。

こちらも冷静沈着、チームの指示役としてチームを引っ張っていく役割を果たしており、チーム内のメンバーからも一目置かれているパール。

今回はこの2人を見て行こう…


「智恵殿はどうしてそんなに強くなろうと思ったのだ?私にとっては現在のあなたでも十分強いと感じたが…」

大人智恵が放った魔力の弾をパールは剣で受け流すようにそらし、避ける。

しかし、大人智恵は手を止めることなく魔力の弾を次々とパールや飛ばしていく。

だが、そこに殺意は存在せずただ単にパールへと魔力の弾を飛ばすだけだった。


「そうですね…私は今回の事件で自分の不甲斐なさを痛感した、からでしょうかね」

左手に魔力増幅のための魔導書をもって詠唱を続けながら会話する大人智恵。

この魔導書は特別製で、悠斗が今後の戦闘で必要になるだろうということで固有能力を使用し作成した。

「不甲斐なさ?」


大量に飛んでくる魔力の弾を剣でそらしたり、体をひねって回避したり、剣ではじいたり。パールは反撃せず、ただ回避することに集中していた。

「今回の事件で、昔の私は思ったんです。」

確かに私は悠斗を恨んでいた。でも、悠斗は私を許してくれた。

「それでも、私は悠斗の力になれてなかった。悠斗が死にかけて苦しんでいるときに何もできなかった。その無力さに嫌気が差しました。」

だからこそ、今よりずっと強くなって悠斗の、チームの助けになる。そう決めた。


「ふむ…智恵殿なりに、思うところがあったのだな…」

パールは魔力の弾の最後の一発を剣ではじき飛ばした。

「ふう。助かったぞ、智恵殿。私の特訓に付き合ってもらってすまなかったな。」

「いえいえ。こちらも魔力の貯蔵量の確認にもなりましたし。」

大人智恵は魔導書をインベントリにしまい、パールのほうへと歩いていく。


「うーむ…こう言っては何だが、集合時間までまだまだあるようだし、お茶でもどうかね?近場においしいケーキの店があってな。」

「ふふっ、意外ですね、パールさんがケーキを食べるなんて。」

「そ、そうか?よくチームのメンバーに女子っぽいとは言われるのだが、好きなものは好きなのでな…」

「いえいえ、好きなことはいいことだと思いますよ?変でもないですし。」

「そういってもらえると少し気が楽ですな…では、行きましょうか」


後にパールは、いい特訓になった一日だったと語っていた。

次回更新は2月14日です。

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