番外編 「同盟」
どーも、作者です。
時間設定のミス、本当に申し訳ありませんでした!
久しぶりにログインして確認したら7時設定になっていました。
本当に申し訳ありませんでした。
もう少しだけ、7時設定にさせていただくことになると思いますが
ご了承下さい。
では、どーぞ。
「それにしても俺達がシステムの穴を見逃すとはなぁ」
アルスとともにナイトオブラウンドテーブルに行き、
ヒーリングズ広場で合ったという話をして、その帰り悠斗は愚痴っていた。
広場で死んだと思っていたアルスを見かけ、ソフトクリームを落としてしまうほど
驚いた2人。
「あ、アルス!お前死んだんじゃないのか?!」
「た、確かにギルドに君の体が横たわっていたのを見たのに・・・」
2人はギルドの円卓にアルスが横になっていたのを確かに見た。
「そうだな、確かに一回私は死んだ。というよりも、行動不能になったが正しいな。」
まるで当たり前かのように話すアルス。
だが、アルスの体には傷一つなくまるで何事もなかったかのようだ。
「行動不能だぁ?お前何言ってんだ」
悠斗のその言葉を聞いてアルスは不思議そうに首を傾げる。
「何も不思議なことではあるまい。ここはゲームの世界だぞ?」
「あっ!」
蒼汰が思い出したかのように声を上げる。
だが、そこまで聞いても悠斗はまだ分かっていなかった。
「ますます意味が分からん。」
不思議そうにアルスの体を見ている悠斗に、蒼汰は近づき
「つまりね、僕達はまだ感じてなかったけどこの世界はゲームなんだよ。」
「ますます分かんねぇよ。ゲームの世界だからなんだってんだ?」
「簡単に言うとこのゲームの世界には死がないだろ?」
「まぁ、概念的にはあるが体験することはないな。」
「アルスは死んだんじゃなく、行動不能になってリスポーンしたんだよ」
「・・・!」
そう言われればそういうことになる。今まで全く気にもとめなかったが
よくよく考えて見ればこの世界に死は無い。
体力が0になれば待っているのは行動不能という状態だ。
そして行動不能になっても何度でもリスポーンができる。
対象のペナルティを払うことにはなるが。
「うわ・・・つまり俺達は勝手にアルスが死んだと思って勝手にキレてたってことか」
「そういうことになるね・・・」
アルスに聞こえないよう小声でしゃべる2人。
それを不思議そうに眺めるアルス。
一気に恥ずかしさがこみ上げてきた悠斗と蒼汰。
数時間前に勝手にキレた挙句、アルスの敵だの絶対に許さないだの
恥ずかしい言葉を並べまくった2人。
追い打ちを掛けるようにギルドでアルスの弔い。
悠斗と蒼汰の顔は恥ずかしさで赤くなっていた。
「なぁ、蒼汰。今すぐ走りだしてどこか穴に潜りたいと思うのは俺だけか」
「奇遇だね、僕もだ」
結局2人はアルスと共にギルドへ向かったのだが。
そして時は戻る。
アルスをギルドへ送り、悠斗達は自分たちのギルドへ帰っている最中だった。
「なんだかんだで同盟も組んだし、また合うことになるだろきっと。」
「エリスちゃんも元気になったもんねぇ~」
「おま、そういう趣味かよ」
「えっ?!いやいやいや違うよ!誤解だよ!」
「怪しいな・・・」
そんな会話をしていると、悠斗達はある一行を見かける。
「ん?ありゃ、人間じゃねーな」
「吸血鬼・・・だけじゃないねいろいろいるね」
変な5人組が街を歩いていた。
「吸血鬼に人間と吸血鬼のハーフか?それにサキュバス・・・」
「エンジェルに・・・悪魔?」
「いや本当に何だあの集団変ってレベルじゃねぇぞ」
「まぁ、どの種族も人を『魅了』することには長けてるね」
「俺人外は得意じゃないんだよなぁ・・・というか女に興味ない」
「えっ、悠斗ってそういう趣味・・・」
「いやちげーよ。あとこの流れさっきやったろ!」
そんなことを言っている2人を、5人組の1人は見ていた。
ずっと、ずーっと蒼汰を見続けていた。
次回更新は5月10日です。




