人間 魔物
ロゼ「人間って嫌い 人間だったときも ハーフってだけでイジメられて
今は マモノってイジメられる 今のロゼは、イジメてた子達も大人の人間も…」
仄暗い魔力がロゼからもれでる
八郎がそっとロゼの目線にまで頭をさげ優しくロゼの頭をなでながら
八郎「でも ロゼちゃん アオさんアカルさん白さんは、人間だよ、そしてロゼちゃんの事を凄い大事にしてるし 家族みたいだ!!人間やマモノなんて関係ないよ 嫌な目で見てくる人は、気にしないで 新しい家族をまず大事にしよう」
ロゼ「? ハチロウも新しい家族だよ 弟ね」
八郎「いいの?ありがとうロゼ姉さんって コラコラ お兄さんにしてくれい」
ロゼ「仕方ないですね〜」
八郎「ハッハ よしっ行こう アオ兄の所へ〜」
ロゼ「おお〜」
走りだす八郎の背中に跳びつくロゼ
その背中で聴こえない声でつぶやく
ロゼ「…たぶん二人は、こっちに来てくれるよ八郎」
八郎「ん?何か言った?」
ロゼ「ゴーゴーハチロウ!!」
アオ「こんなもんか」
アカル「だね」
食料や装備を改造した車両に乗せ終えて一息つく二人そこえ
妊婦さん「アオくんアカルちゃんご苦労さま ハイお茶」
アオ「ありがとうございます」
アカル「ありがとう ミサキさん」
この妊婦さんは、ミサキ 黒鬼の部屋からアオイとガブが助けだした女性である。
アオ「ミサキさん 身重なんだからゆっくりしててください」
アカル「そうですよ~体に障りますよ」
ミサキ「大丈夫大丈夫 体動かしてたほうが気が紛れるし 他の人達は、ほら…」
ミサキさんは、もと大人の映像作品の女優さんで、他の救出した人達から嫌な目で見られている。ミサキさんは、とてつもなく良い人で 他の女性や子供達に黒鬼が手を出さないように自ら身体を差し出したにも関わらず偏見の目で見られている。お腹の子供もきっとゴブリン共の子供だから追い出せとまで言う人がいる始末である。
ガブが言うには、ゴブリン共の子供なら1日2日で産まれてくるし 白のサーチでも悪意は 感じないらしい。
そんな偏見のなかでも優しく明るいミサキにアカル ロゼ 八郎 なんとアオイまで、慕っている。
アオイ「アイツら手伝いもしないくせに」
ミサキ「ま〜ま〜怒るな怒るな なれてるから私は、大丈夫よ 私には、君達いるし」
明るい笑顔を見せるミサキ
ミサキ「それに私には 昨日白さんが言ってくれた言葉があるから」
アカル「ミサキさん」
昨晩の会議中
白「…そんなわけで 新宿を目指していろいろ 明日から準備を始めようと思います 他に意見などがあれば挙手でお願いいたします」
サッ 手を上げる女性
白「はい スズキさん」
スズキさん「皆さんが助けられて言いづらいようなんで私が言いますが外にいるモンスター見たいな人達とそのモンスターを妊娠してる人と一緒に行動するのは…ちょっと…子供達もいるし それにその人は、自ら身体売ったわけだね〜皆さんもそう思わない?」
無言で頷く人がチラホラ
アオイ「あんたらな〜うぷ」
激怒するアオイの口を塞ぐガブ
ガブ「そうさの〜外の二人やワシが怖いのは、わかる その妊婦の人間の腹の子は、調べたが悪い気は、発しておらんから大丈夫じゃ むしろ助けてもらってその態度のおぬしらの方がモンスターのような悪意を感じるがの」
スズキさん「なっ失礼な モンスターのクセに」
ブチっ ガブと月夜にだけわかる音
自分が言われても怒らないクセに他人のためにとキレる お人好し
ガブ「あっ」
白太郎「申し訳ない ガブがいなければ救出作戦上手くいっていなかった
アカルちゃんが皆さんを助けるために必死に走らなければ、貴方方にも気付いていなかった。アオイくんの強さがなければ、ゴブリンがここに溢れていたし、自分の姿をなくしても正義に動いた八郎くん、イジメられた恐怖の学校におもむき親をなくした悲しみのなかにいるのに力をかしてくれたロゼちゃん そして目の前に立つだけで魂を握り潰されるような恐怖を与える黒鬼に勇気と優しさで 身体をはって
命をはって 貴方方や子供達を守ったミサキさん この子達は、自分のためじゃない あんたら他人のために命をかけたんだ あんたらも見ただろ?傷だらけのあの子達をこれ以上あの子たちが傷けられていいはずがない」
怒りで魔力がほとばしる
異変を感じて八郎とロゼも入ってくる
スズキさんたち「ヒィィィ」
ガブ「落ち着けい 白太郎!!ワシらのために怒ってくれてありがとうな
ワシらは おぬしの想いおぬしの優しさがあれば充分じゃ コヤツらのためでなくアカルの白太郎の優しさに力を貸したんじゃ」
頷く アオイ ロゼ 八郎
白「ガブ」
ガブ「白太郎 人間は、全員がわかり会える訳じゃない 希望がないわけではないが無理強いしては、いかん なれば怖ければお互いに近づかなければよい 傷つけあわなければよい それでよいか?スズキ?怖がるものには、近づかん」
スズキ「はいっ…」
ガブ「されど この子達を傷つけるならワシは、魔物も人間も関係ないから気をつけろ」
無言で頷くスズキさんたち
白「すいませんが今日は、ゆっくり休み 明日から協力のほどお願いいたします」




