作品書いたら、感想欲しいよね……
感想が欲しい。
これは全作者共通の切実な願いだと思います。
大体の作者は趣味で作品を書いている以上は楽しんで書いてはいますが、「これ…… 本当に面白いのか……」という疑心暗鬼に苛まれているのが常です。
だから、ブクマのボタン一つ押してもらえるだけで作品を肯定されている実感が得られますし、「面白かった」という感想が一つあると作品を書く時の気力が当社比十倍くらい違います。
ブクマをください。感想をください。できたら読んだよと報告してください。
さて……
面白い作品を書くためとはいえ、泣き叫んで読者に負担ばかり強いるワケにも参りません。
こちらからも、何らかの形で「感想を送りたくなるようなアプローチ」が必要になってきます。
そもそも感想を貰うために必要なことってなんでしょう?
大きく分けて三つ。
一つは閲覧数を増やすことで、もう一つはファンを獲得する事。
そして最後は感想を送る機会を用意です。
一つ目は単純に試行回数の問題で、沢山読んでもらえれば比例して感想を貰える機会も増えるという考え方。二つ目は施行する質の問題で、より熱心なファンを獲得することができれば感想を貰える確率そのものが高まるという考え方です。
この辺りは非常に分かりやすい所ですが、最後の「感想を送る機会を用意」とはなんでしょうか。
自分が感想を送る立場だとして、物語の途中で感想を送るでしょうか?
おそらく物語が完結したタイミングが一番多いのではないでしょうか。
つまり、最初の感想を貰うためには物語を区切りが良いところ…… 或いは、完結までもっていかなくてはなりません。
モチベーションを維持するという意味でも最初は長編ではなく一話完結型の物語を書いてみると良いでしょう。
またこの方法では最初の一回で感想を贈るのをやめてしまう可能性もあるので、継続して感想を送ってもらう工夫の必要があります。
具体的には返信です。
そもそも、感想を送るという行為は読者にとって何かとハードルが高いものです。
勇気を出して送ってくれたら素直に喜びましょう。そうすると、向こうも「感想を送って良いんだ」と理解して送ってきやすくなります。
また、普段から宣伝するときに「感想が欲しい」というのも大切でしょう。
では、ここまで聴講ありがとうございました。
早速ですが感想ください。