理想のオトナ像
高校の頃よく読んでました。SPA!と文藝春秋。それぞれの世代のオトナがどんなコト考えて生きてるのか、窺い知るにはちょっと偏ったラインナップですが、参考にはなりました。
バカはサイレンで泣く。ラジオの投稿番組そのまま誌面にした的なコーナーで楽しかったです。きっとこの投稿者は凄くアタマがいいのに使い方間違ってんだろうなぁ、なんて思ってました。
霞が関コンフィデンシャル。省庁の人事異動の様子が淡々と綴られてるこのコーナーを見ながら“政治家とか大臣とかただの飾り物なんだなぁ”なんて思ってました。
いつ頃のどのコーナーだったか忘れましたが、証券会社のディーラーの日常生活書いてた記事がありました。明け方に起床して世の中のありとあらゆる情報取り込んどいて臨む午前九時の前場開始。そこから瞬間的に何千万円単位の損失と利益を積み重ねながらトータルでプラス目指す“お仕事の時間”。後場の終わる午後三時とともに退社し、地元の銭湯でボケーっと湯船に浸かりながら市井にも身を浸してバランスとりつつ、上下ジャージに着替えて近場の安酒場で物静かに瓶ビール飲む午後七時とかいう生活に憧れを感じながらも“絶対ムリ”って思ってました。
今は午前六時半に起床して朝飯と弁当作りながらZipで情報取り込んで、それがほぼ役に立たない職場に保育園経由で向かい、数百〜千数百人のお客様のいらっしゃるトコで2時間〜3時間(場合によっては9時間)本番やったり、稽古やったり、機材修理したり、事務したりしております。
証券取引が高度に電子化され、コンマ何秒かの間に大量の取引が行われている今日此の頃。同じくコンマ何秒かのキッカケ相手に呻吟するコトも、今ではそれほど多くなくなりました筆者ですが、あのディーラー氏のような職域は今どうなっているんだろうなどと思いを馳せてる場合ではなく、子供の寝かしつけに際し如何に道連れにされないかについて日々模索しているワケでございます。
理想のオトナ。小学生の時に歴史で習った“戦時中、配給だけで生活してたら餓死した大学教授”。お上の云うことに絶対服従を貫ぬくという『清貧』を絵に描いたような生活が理想でしたので、“少子化対策”と“ワークライフバランスの改善”を軸に精進しておりますが、死んだらナニも残らないのでこうして文字書いてます。
……のか?




