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雑記  作者: 飯田橋 ネコ
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仕事のつきあい

 この業界(おんきょう)、入ってそれなりなんですけど、まぁいろんなタイプのヒトに出会えるワケでして、ネタを探して厭わない系な筆者としましては、好奇心の頭の皿が乾く(いとま)も与えられずに、全部拾おうとしては何も掴めないで涙目の日々を送っていたわけです。


 今年の10月。ふとした拍子に、文字を並べることに目覚めまして、ドコの誰に見せるともない電波的文章を書き連ねる習性を獲得しまして、その習性になかば操られているワケですが、数年前に文筆業で身を立てると言い捨てて職場放棄した元係長からは、“コレは分裂症気味のヒトが書いた文章に違いありませんね”などと切り捨てられ、まぁそのとおりよね……、と納得の日々です。


 職場にもいろいろなヒトがいます。人生嗅覚だけで生き残ってきた天才肌のボス。冷静理知を以って尊しと為す系の上司。経験値と腕と口先(まぁ全てにおいて)では勝てる気のしない同僚の面々。ホントに個性派揃いの委託の業者さん。そして独特の世界観を持ったさまざまなプランナー。貸しで入る千差万別な音響さんたち。


 また職場の機器の保守やメンテナンスや更新などを、十数年にわたって一緒にやってきた業者の方々もいらっしゃいます。トラブルや故障の際に、休日だろうが夜中だろうが携帯直電で一方的な早口コトバを浴びせ倒すことがデフォという、悲しい星のもとにスタートしがちな人間関係ですが、出自は同じ“音響業”。秋葉原の本来の使用方法(パーツ漁りとセンゴク探訪とオヤイデ巡礼)を昭和の御代から連綿と続けているステキな職人集団なワケです。……と思うけど違ってたらごめんなさいだけど多分違わない。


 職人にして宮仕えというなかなかに二律背反的な職場。飲み会でしか聞けない系のハナシは、さっきのアノ音の上げ方はなんなんだ! とか、いやーギリギリだったけどなんとかつき通せたわー(墓場まで持ってく的なヤツ)、とかで溢れかえっているかと思いきや、飼ってる猫の可愛さ自慢とか、近所の和菓子屋の新作が神ってた件とか、なんとかして喫煙する方法を考察してみるとか、まぁ、いろいろ。


 そんな職場に通うこと15年。おちこんだりすることもあるけど、まぁ息災でやってる筆者です。

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