【番外編】らしさを出すために奮闘!
今回もまた、番外編です。
2020年10月23日、最新のイラストについて書かせてください。
前回の番外編と同じく、何を考えて描いたのか忘れないようにするため、ここにメモがわりに残させていただきます(>_<)
これまでとはテイストが変わり、ちょっと真面目な感じになると思いますので、読み飛ばしてもらっても大丈夫です!
今回のはイラスト交換企画で描かせていただいたイラストです。
早速紹介させてくださいー!
▼猫屋敷たまるさんのところのルークさん
毎度画像がぼやけるのはなぜだろう……
ぼやける場合は、みてみんから最大化で見てください( ̄▽ ̄;)
キャラデザインやどんなお話なのかについては、活動報告やコメントに描かせていただいているので割愛し、ここではその他のことについて書かせていただこうと思います。
まずは、構図!
信頼関係を表現したかったため、一人と一頭を向かい合うようにして、馬も寄り添うような形に配置しました。
表情をしっかり見せたかったので、カメラは寄り気味。
穏やかな人で人懐っこい笑顔という情報があったため、背景も自然豊かなところで日中の爽やかな時間帯にしようと決めました。
このイラストの主役は男性のつもりで描いています。
男性が引き立つように、視線が最初に行くようにするにはどうしたらいいかと考え、自分なりにいくつか工夫をしています。
でも、これはやり方が間違っていたら恥ずかしいので、何をしたか記載はしないでおきます。笑
最近は「こんなふうに描きたいな〜」という目標を決めてから描き始めているのですが、今回の目標は『派手ではないけどなんとなく華やかで、存在感のあるイラスト』でした。
貴族で騎手の男性がこの絵の主人公(本編の主人公は別にいます)なので、品が良くて、でも弱々しくなくて、静かな存在感があるように描きたかったんです。
まだまだ未熟でどうすればそうなるかはよくわからないのですが、自分なりにやってみたことが
①使う色を増やす(けど、うるさくしたくないから、色相の部分は絞り込む)
立ち絵ではいつも影二つで終了しているのですが、今回は光と影とで使う色数がちょっと多めです。
だけど、最後に加工したらせっかくつけた影が目立たなくなるという悲しい展開に……
②いつもよりはっきりした色を使う
いつもはビビリなもので、なかなか濃い色をのせられないのですが、今回は普段より濃い目の色をチョイスしました。
このぐらいの色味のほうが個人的には好みなので、普段使う色を変えていこうかなー、なんて思いました。
③木漏れ日加工
空間の演出になればいいなと思って入れてみました。
はっきり入れると画面全体が暗くなってしまうので、薄づきになってしまったのが悲しいです……(;´▽`A
ちなみに背景は素材ですが、馴染むように色味を調節して、距離感を出すためにぼかしています。
『派手ではないけどなんとなく華やかで、存在感のあるイラスト』に出来たかどうかは微妙なところですが、いまの自分にできる精一杯のことはしたつもり!
イラストまだまだ未熟で、いろいろ頑張らなきゃな私ですが、
爽やかさと穏やかさ。
品の良さと安定感。
一人と一頭の間の信頼感。
笑顔の裏の、隠れた情熱。
そんなこの男性らしさが少しでも伝わるように描けていたらいいな、と思います。




