24話
遅れてすみません。
僕らは、まずこの町のギルドへ行く。依頼達成報告だ。ギルドに入ると受ける視線。まずは、女ということが確認され、次に格好で同業者と、ラストに僕たちはカラフルな髪色だが特徴的なワンポイントのアクセサリー代わりの金色の冒険者の証が。チョッカイかけられることもなく窓口へ行ける。
「依頼報告にかました」
「はい、えっと護衛依頼ですよね?証明書は?」
「これで」
淡々と処理されて報酬をいただく。
「この町の近くにある迷宮の出入りってどうなってる?」
「特に制限はございません」
「ありがと」
特に必要なものもないそうなので、とりあえずダンジョンへ向かう。ダンジョンに着くまでに数匹のゴブリンと戦闘を行ったがそれ以外めぼしいことはない。ダンジョンもただの洞窟のようなところで、そこまで広い通路でもなく出会うのもゴブリンばかり、気持ちちょい普通のゴブリンよりも強かったかな?程度。罠の心配もなく進んで行く。ちょっと開けた場所でゴブリンと上位種のホブゴブリンとの群れと戦闘。開けた場所だからベルが本領発揮する。僕ら基本援護に回る。
魔法をイメージで使えると知って、魔法の才を伸ばしたのがエリーゼ、刺すことに特化しているレイピアと電気を融合させたのだ。雷という概念は存在するが、食らったものはほぼ死んでしまう。それをイメージするのは、昔でもこの世界でできたものはいなかったようだ。
~回想~
「ツバサさん、トロールの時に使った魔法を伝授してくださいまし」
「ええと、最近リリアから魔法を教わって、何かエリーゼは使えるようになったの」
「ええ、色々な魔法の再現はできましたわ、ただツバサさんのが……」
「あれはしょうがないよ、異世界では日常にあふれるものだったけど」
「平和なのに、あんな危険なものが!?」
何か誤解を与えてしまったようだ。
「あと、翼さんって言われるのちょっとやだな。ベル見たく呼び捨てにしてよ」
「それでは、ツバサ。私は、エリーでお願いしますわ」
それから、雷とは何なのかの話が始まって、
「身近な現象だと、静電気ってものが」
冬場の乾燥したときに、よくある嫌いな現象をイメージしながら僕はエリーの手を、触る。
「ん、これも電気なのですね」
ぴりってしたとき、エリーがなめかわしい声を出す。ちょっと楽しくなってきた。
「そういえば、僕の世界には電気でマッサージする技術があって、ちょっと肩を実演ながらマッサージしてあげるよ」
重そうなものをぶら下げているエリーに嫉妬したわけじゃないんだからね。と、思いいながら、肩をもむ。
「ああん、ちょっと変な感覚ですわ。ちょ、そこは」
びりびりしながら、もんでいくとだんだん抵抗がなくなって、せっかくのねぎらいにベッドで全身フルコースのマッサージをしてあげた。反応が初心でちょっと楽しくてやりすぎてしまった。
「もう、お嫁にいけませんわ」
「いや、僕も女だから」
閑話休題
そのあと電気とはを、僕のイメージや科学知識をできるだけ教えて、エリーは電気の魔法を使えるようになったのである。たまにであるが、マッサージを僕はしてあげる仲になった出来事だ。ただ、マッサージで喘ぎ声をあげるせいで変な噂が立ってることは僕はまだ知らない。
次話の投稿は、おそらく水曜日になります。




