23話
忙しくて、投稿空きました。
トレント探しをしていたら、なかなか見つからなくてそこらにある木がすべて顔のあるトレントに見えてしまう。
【シミュラクラ現象】点が三つあると顔に見えちゃう現象。
そもそも、トレントはなぜ木の姿をしている?獲物を捕るために擬態しているのでは?「休」って漢字は木と人から成り立った漢字だ。なら休もうではないか。
「そろそろ、お腹空いてきたし休まない?」と僕は提案する。
ベル以外は、みんな了承してくれた。ベルは、ヒノキの棒を拾った小学生のように新品の斧を振り回したいようだ。
「じゃあ、ベルはご飯抜きでよろしいのでしょうか?では、いただきましょう」
エリーゼが上手いくらいに煽る。
ピクニック気分で、ご飯を広げていく。さあ、食べようとした瞬間。蔦が伸びてくる。
蔦がエリーゼを縛り上げ、お見せできないよ!みたいな状況になる。
「ひぃ、早く助けてください」
とりあえず助けるためにと、風の刃をリリアが飛ばす。
蔦を伸ばしてきた木に対して、木相手だから炎と思ったがやめた。素材採取も今回の仕事だ。森の中だからとかいうけど、こんな湿気のある森で炎を放っても燃え移らないでしょう。
ベルは特攻してトレントを斬る。まるで木こりだ。こんな、木を倒すための恰好をしている人がいたら、そりゃなかなか会えないわけだ。
結構森の奥に来てしまったが、ここで同じように休憩ムードを出すたびにトレントが出てくる。出てくる。結構木の密がたかかった森が木漏れ日があふれるくらいに討伐できた。解体は無いから楽だし、取ったらとった分だけ報酬が出るからって一日頑張った。
ギルドへの依頼報告。討伐量は、数十体。ベルとリリアが主に討伐したと勘違いしてくれて、リリアも金タグへ昇格した。討伐代は、トレント1に対して大金貨1枚。素材になり正確な討伐数がわからないから、重さで大金貨30枚。1200万レンとの大金を得られた。
お金の使い道はほとんど、装備品で消える。とりあえず、最低限の備品をそろえて、タイミングよく出た護衛依頼を受ける。
翌朝、約束の北門へ行くと積み荷を詰めている商人さんがいる。
「えっと、護衛依頼をうけてきたのですけど」
「依頼のほう受けてくれてありがとうございます。4日でサトネットまでの護衛。金貨5枚と食事が報酬でよろしいですか」
なんも問題ないから、代表してベルが了承する。別に危険な場所も通らないし、金額もこんなもんだろ?下手したら馬車乗っているだけでお金貰えちゃう。移動目的じゃないと護衛受ける人が全くいなくなってしまう世知辛いのが護衛依頼だ。ウィンウィンな状態にするのが一番難しいのでは?って僕は思った。
実際この護衛依頼は、ゴブリン数引き倒すだけで終わったのであった。
着いた町の近くには、小さい迷宮があるから、少し楽しみだ。
ブクマありがとうです。更新頻度が落ちます。本当に申し訳ない。




