9話
投稿するより早く執筆を行えている現在。追いつかれないように執筆頑張ります。
僕は、よく男女ってからかわれていた。まず、一人称が「僕」これはずっとだ。いつから使っているか、思い出せない。その他にも、男子と走り回ることが多かった。これは一二三兄妹の兄ポジと一緒に遊んでいたからな。アウトドア派だし、動きにくくて色々と気を使わないといけないスカートよりズボンを愛していた。正直、可愛いといわれるよりかっこいいといわれるほうが嬉しい。
さあ、僕は悩んでいる。THE冒険者な格好の僕が、とりあえず首元を隠すために入ったお店が思ったよりフリフリの女の子のためのお店なのだ。ガラス張りに、マネキンがコーデされているなんて異世界に無いから、服屋というだけで選んで入ったのだが……
僕は女なのだからこの店にいてもおかしくない暗示をかけながら、店内をめぐる。
首元を隠せればいいから、マフラーみたいのをイメージしていたけど、時期がおかしいし困っていると。
「お客さん何が、お探しで?」
と、声をかけてきたお姉さん。異世界基準な服(※翼の偏見です)に無理やりフリフリをつけた感じの人、ちょっと引く。目的はここまで来たから果たさねば。
「首元を隠せる、モノが欲しいです」
「それならこちらね」
と、案内してくる。案内された先には、チョーカーが。ちょっとチョーカーには偏見があるんだよな。異世界物のハーレム主人公が奴隷に首輪代わりの妥協でするイメージが。一応JKな僕は、おしゃれに興味ないからそういうことしか思い浮かばぬ。
「お客さんには、この落ち着いたのはどうですか」
と、商品アピール。目的の首すじが隠せるし、もうそのフリルと腸のワンポイントがあるのでいいや。その後、大銀貨一枚を渡しとりあえず装着。店員さんが、鏡を見せてくれるけど、結構似合っている。
結構道草食ってしまったが、宿屋へ戻るとリリアは読書していた。
「おかえり、依頼どうだった?」
「とりあえず、Eランクに昇格できたよ」
「ツバサったら討伐の依頼を達成したのね。こっちも、必要なものはそろったわ、勇者の情報は無し。ただ、近年魔物が増えているらしい」
「それって……」
魔物が増える理由は、魔王という災害しか僕は教わってない。それに圭太たちが消えたのは、召喚の中でも勇者召喚だと専門家のリリアが言う。圭太たちが心配だ。
「人間同士の戦争の道具にされてないだけ、まだいいのか?」
確かに人殺しの道具にされてないのはいいかもしれない。それでも道具扱いには変わりないと思う。先ほどまで、僕TUEEEなんてやっていたけど、本来僕も過剰な力をもって、この世界のために良い言い方では英雄。悪い言い方なら道具として……浮かれていた。改めて、死を間近に感じたの思い出した。このチョーカーだって可愛い、おしゃれのために買ったわけではないのだ。もしもだ、魔法で僕の首が斬られる。みたいなことを少しでも無くすために、自衛のために買ったのだ。そして、冒険者。保険なんてものなしで命の価値なんてほぼない。今日ゴブリンとの戦闘で死んでいた可能性だってあったんだ。気づいたら僕は泣いていたみたい。リリアが「ごめんね」って言いながら抱きしめてくる。謝ることないのに。ただ暖かい。その後、僕が落ち着くまでリリアは抱きしめてくれた。
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このあたりから、百合百合が始まり始めます。
次回は明日、ご期待を!




