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突然に

その頃 日本


「もうやだぁ遅刻しちゃうじゃん〜」

1人の可憐な女子大生が学校へと急いでいた。

彼女の名前はタリコ。都内の大学へ通う女子大生だ。

容姿もさることながら、勉学においても常にトップの成績をキープし、イケメンの彼氏もいる、いわゆるリア充の鑑のような大学生であった。


そんな彼女の日常に非日常が迷い込んだ。

「あーもう次の電車見おくっ きゃー!」

急いでいた彼女に黒塗りの長い長いリムジンが追突した。

「えぇ…いや立てるけどさぁ…」

さほど強く当たったわけではなく、立とうと思えば立てるほどの怪我だ。

運転手を呼び出そうとした時、向こうから降りてきた。


「アノ…スミマセン、大丈夫デスカ…」

「ノットJapanese!?」

日本人じゃない!?なんかアラブ系の人出てきた!

「コレ、チリョーヒ…」

チリョーヒ?ちりょうひ…あぁ、治療費ねって多くね!?!?何百万あんの!!

彼が差し出してきた「治療費」は札束50はあった。

「いや、あのでもこんなに…」

「ウチの王子がそのくらいは出したいと、アナタに貢ぎたいと仰っております」

「…王子?」

「yes!」

アラブ系…王子…!!!


「あのぉ…王子紹介してもらえませんか?」


タリコのリア充道が始まった。

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